注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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米連邦議会下院は3日、野党・共和党のトップであるケヴィン・マッカーシー議長の解任動議を賛成多数で可決した。解任動議は共和党の強硬右派によって提出された。下院議長の解任動議が可決されたのは米国史上初めて。
下院で3日に行われた採決の結果、マッカーシー氏の解任には216人が賛成し、10人が反対票を投じた。
マッカーシー氏の解任を求める動議を提出したのはマット・ゲーツ議員(共和党)で、マッカーシー氏が「シャットダウン(政府閉鎖)」を避けるために民主党と妥協し、45日間にわたって政府への資金提供を継続する予算案(いわゆる「つなぎ予算」)を成立させたことに不満を抱いていた。ゲーツ氏はまた、マッカーシー氏がウクライナへの資金提供を目的としてジョー・バイデン大統領と「秘密協定」に合意した疑いがあると非難した。
共和党保守強硬派と民主党の少数派が団結し、マッカーシー氏の解任に賛成した。
下院議長の解任動議が可決されるのは米国史上初めて。
マッカーシー氏は今年1月、5日間に及ぶ15回もの採決を経て議長に選出された。
マッカーシーを解任したのはフロリダ州のマット・ゲーツと言われている。この人の功績と言われている。 https://t.co/CjV3lUunn8
— アーロン大塚 (@AaronOtsuka) October 3, 2023
※全文はツイッターをクリックしてご覧ください【速報】マッカーシーの下院議長解任後、誰が次の議長か?
— 及川幸久 YUKI OIKAWA💎 (@oikawa_yukihisa) October 4, 2023
FOXのハニティによると、共和党がすでにトランプにコンタクトを始めている。
合衆国憲法では、下院議長が現職下院議員でなければならないという規定はない。… https://t.co/2QcN7M8mE5
トロイ・ニールズ下院議員がドナルド・トランプを下院議長に指名
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) October 4, 2023
ー>米連邦下院議長は、現職の下院議員でなくてもなることができるhttps://t.co/oO6s3BDYoi
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及川幸久氏は「合衆国憲法では、下院議長が現職下院議員でなければならないという規定はない。」とツイートしています。そこでトロイ・ニールズ下院議員は、次の議長にドナルド・トランプを指名したということです。
藤原直哉氏は9月27日のツイートで、“トランプ氏、いまから5カ月以内にバイデンを負かせて国を取り戻すと言っている。…ということは来年2月までに今のサイクルとは違う選挙があるということか。すごい発言である”と言っています。
トランプ支持者にすれば、“トランプを下院議長にして、バイデンとカマラ・ハリスを排除すれば、下院議長のトランプが大統領になる”というシナリオを夢想しているのかも知れません。ただ、米大統領の弾劾は上院の3分の2以上の賛成が必要です。
『キム・レポート2023.8.25』の中でキンバリーさんは、“この起訴ショーはすべて…お膳立てだったのです。この裁判で現政権に関する膨大な情報開示が行われ、今月末にはトランプ大統領が誕生するはずでした。それが計画でした。しかし、お金は来ませんでしたし、もちろんトランプも来ませんでした。けれども、彼らの中では、これは依然として彼らの映画であり…このすべてを設定することで良い仕事をしたように感じています”と言っていました。
“続きはこちらから”のツイートをご覧ください。キンバリーさんは『キム・レポート2023.9.11-①-』の中で、「トランプが工作員の中のヒーローだった理由」を説明しています。それはキンバリーさんが予算に資金を提供したことで、工作員たちにお金が回るようになったからだということです。“彼らは満足しました。しかし、だからこそトランプは工作員たちの間でヒーローだったのです、なぜなら彼らはトランプがやったと思っているからです”とキンバリーさんは言っています。
しかし今後、キンバリーさんは予算に資金を提供することは絶対にありません。それはアメリカをはじめとして、金融システムが崩壊することを意味しているのです。