「アフリカホームタウン計画」をめぐる外務省の虚偽説明が発覚 / 日本の移民政策推進の黒幕とその政策に大きな影響を与えた人物

竹下雅敏氏からの情報です。
 昨日の記事で、国連関連機関である国際移住機関(IOM)エイミー・ポープ事務局長は、バイデン政権時の移民問題担当上級顧問で、世界経済フォーラム(WEF)のメンバーであることをお伝えしました。
 一つ目のツイート動画でエイミー・ポープ事務局長は、“横浜は…長年にわたり多くの移民の玄関口となって来ました。第9回アフリカ開発会議(TICAD9)に参列できることを光栄に思います。本会議は、日本およびアフリカ大陸各国との連携強化に向けた重要な場です。…現在370万人以上の移民が日本を故郷と呼び、これは人口の約3%に相当し、その数は増え続けています。…このパートナーシップを次の段階へと進め、共にさらなる成果を上げることを楽しみにしております。”と話しています。
  国際協力機構(JICA/ジャイカ)の「アフリカホームタウン計画」に関して、外務省は「移民の受け入れ促進や特別な査証の発給が行われるといった情報はいずれも事実ではない」と説明していますが、エイミー・ポープ事務局長の言葉は外務省の説明が嘘であることを意味していると思います。
 さて、冒頭の動画の9分42秒のところをご覧ください。移民政策推進の黒幕は、元東京入国管理局長の坂中英徳氏(10分28秒)だと言っています。
 “自民党にもアプローチして外国人活躍推進議員連盟が出来て、彼はこれを自慢げに話している…。坂中英徳さんは法務省出身のキャリアで、名古屋・東京で入国管理局長を歴任している。退任後に移民政策研究所を設立した(10分46秒)”と説明しています。
 ツイートにあるように、始まりは2005年12月13日に設立された「外国人材交流推進議員連盟」です。2013年5月22日に小池百合子が会長に就任し「自民党国際人材議員連盟」に名称を変更、顧問は石破茂でした。現在の「外国人活躍推進議員連盟」の会長は、自民党衆議院議員の田中和德氏です。
 坂中英徳氏のフェイスブックへの投稿の中に、スタンフォード大学名誉教授のテリー・マクドゥーガル氏への言及があります。投稿記事の内容から、日本の移民政策に大きな影響を与えた人物だと推測できます。
 私は、テリー・マクドゥーガル名誉教授はCIA工作員の可能性があり、2023年10月に亡くなった坂中英徳氏は大韓民国国家情報院の工作員だったと見ています。ちなみに坂中英徳氏は朝鮮・清州市の生まれでした。
 “続きはこちらから”をご覧ください。坂中英徳氏は河野太郎と対談をしています。国際協力機構(JICA)の田中明彦理事長は、河野太郎と共に三極委員会のメンバーであり、「USAIDの代わりをJICAが担うべき」と発言していたサントリーホールディングス会長の新浪剛史氏は三極委員会のアジア太平洋委員会議長です。
 黒幕は「三極委員会」だと見て良いでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【日本の窮状】日本とアフリカ ホームタウン構想 移民政策の黒幕を暴く
配信元)
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配信元)

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日本スタイルの移民政策は成功する
引用元)
日本は古来、「和をもって貴しとする」(十七条憲法)を基本とする国柄であった。飛鳥の時代(6世紀末から8世紀初めまで)、縄文時代から居住していた人々、朝鮮半島や中国大陸から新たに移住してきた人々、南方地域から海を渡ってきた人々など様々な民族が日本列島に住んでいたと考えられる。

飛鳥時代から、その1200年後の平成時代まで、日本列島に住む人々は、大量の異民族の流入も外敵の侵入も受けなかった幸運にも恵まれて、民族の融和を旨とする「和の精神」を発展させてきたのだと思う。天祐と言うべき歴史の恩沢を受けて、現代の日本人の心に異なる民族を「いてき」とみなす観念はない。外国人に対する恐怖心や排外的な感情も希薄である。

日本人には多様な価値観や存在を受け入れる「寛容」の遺伝子が脈々と受け継がれ、日本社会には「共生」や「人の和」を創り出す豊かな精神的風土が育まれてきた。たとえば宗教を見ても、神道、仏教、キリスト教などが仲良く共存している。

2007年7月、日本政治学が専門で在日歴が長いテリー・E・マクドゥガルスタンフォード大学教授(当時)と会い、日本の移民政策のあり方をテーマに突っ込んだ議論をした。ライフワークの「日本移民政策史」(仮題)を執筆中の碩学から、「日本人には寛容の心があり、日本には和の精神で外国人をもてなす良き伝統があるから、坂中さんが提唱する日本スタイルの移民政策は成功をおさめるだろう」との激励の言葉をいただいた。ちなみに、同教授は私の全著作を読破した知日家の代表格である。

1975年の坂中論文以来の移民政策ウォッチャーから評価され、私の目指す移民政策の方向性は間違っていないと自信を得た。

八百万の神々を受け入れる寛容の心がある日本人なら、気概を持って事に当たれば、世界の頂点を極める日本型移民国家を樹立できるだろう。


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