竹下雅敏氏からの情報です。
私たちが沖縄の実情を軽んじ、真摯に向き合わなかったツケが、今かえってきているとつくづく感じます。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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もし~だったら?
転載元より抜粋)
マスコミに載らない海外記事 13/2/21
本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」 (「戦後再発見」双書)
前泊 博盛 (編著)
出版社:創元社
核心となる地位協定から、この属国の支配構造を説明してくれている。素晴らしい必読書だが、内容は恐ろしい。TPPもこの文脈で見ると、驚くほど良くわかる。
65ページ
167-168ぺージ (太字加工は当方によるもの)
53ページ TPPを彷彿させる秘密主義 都合が悪いから秘密にする。
55ページ
形だけの相互防衛条約の日米安保条約(176ページ)は岸信介によるものだ。
そして今、この二人の、孫二人が日本のトップ。この顔ぶれからすれば、おのずと秘密TPP協定の性格、推測できるだろう。
フィリピン、イラクでは、米軍は常時駐留していない。交渉し撤退させた。
イラクの地位協定はまともなため、米軍はい続けられなくなった。
イラクの交渉担当者は、交渉前に訪日し、5日間地位協定を勉強して帰ったという。
筆者は、213ページでこう言っている。
本書⑤⑥で解説されているオスプレイ、「岩国でも低空訓練というニュース」。今起きているのは日本の沖縄化。もし本土のマスコミが、沖縄の実情を忠実に報道していたなら、そういう結果にはならなかったろう。安保村広報部は植民地化促進部門。
首都圏にある「横田ラプコン」という米軍の支配空域。福生にある横田基地が管理している。属国状態を放置して、宗主国ネオコンの本拠で「尖閣」を叫んだ売国政治家のインチキさ。大本営広報部、決して下記事実には触れない。
71ページ
72ページ (太字加工は当方によるもの)
前泊 博盛 (編著)
出版社:創元社
核心となる地位協定から、この属国の支配構造を説明してくれている。素晴らしい必読書だが、内容は恐ろしい。TPPもこの文脈で見ると、驚くほど良くわかる。
65ページ
「戦後日本」とはそもそも安保推進派がつくった国なので、「安保村」とは日本そのものであり、その言論統制は大手マスコミを中心に、ほぼ日本全土におよんでいます。
167-168ぺージ (太字加工は当方によるもの)
結局TPPとは、いままで安全保障の分野だけに限られていた、そうした「アメリカとの条約が国内の法体系よりも上位にある」という構造を、経済関係全体に適用しようという試みなのです。
中略
さも対等に協議しているようなふりをしながら、実際には密室でアメリカ側がすべていいように決めてしまう。そうなることは火をみるよりもあきらかです。
中略
さも対等に協議しているようなふりをしながら、実際には密室でアメリカ側がすべていいように決めてしまう。そうなることは火をみるよりもあきらかです。
53ページ TPPを彷彿させる秘密主義 都合が悪いから秘密にする。
サンフランシスコ講和条約は豪華なオペラハウスで、48ヶ国の代表との間で華々しく調印されたのに対し、日米安保条約はどこで、いつ結ぶのか最後待て教えてもらえなかった。あまりにアメリカにとって有利な特権を認める条約であること、逆に日本にとって売国的な条約であることが、アメリカ側にはよくわかっていたのです。
55ページ
吉田はだれに聞かれても、安保条約は「交渉中」として国会でまともに議論させませんでした。中略
先に引用した著書の中で三浦陽一教授は、こうした国際社会への復帰というきわめて重大な局面において、「国会や世論のチェック機能にたよることを自分から拒否した吉田内閣は、アメリカ依存の秘密外交の坂道を転がっていった」と書いています。というのも吉田外交の国会軽視、世論無視は、それだけですまつなかったからです。安保条約という密約の裏に、さらにもうひとつの密約があった。それが日米行政協定だったのです。
先に引用した著書の中で三浦陽一教授は、こうした国際社会への復帰というきわめて重大な局面において、「国会や世論のチェック機能にたよることを自分から拒否した吉田内閣は、アメリカ依存の秘密外交の坂道を転がっていった」と書いています。というのも吉田外交の国会軽視、世論無視は、それだけですまつなかったからです。安保条約という密約の裏に、さらにもうひとつの密約があった。それが日米行政協定だったのです。
形だけの相互防衛条約の日米安保条約(176ページ)は岸信介によるものだ。
そして今、この二人の、孫二人が日本のトップ。この顔ぶれからすれば、おのずと秘密TPP協定の性格、推測できるだろう。
フィリピン、イラクでは、米軍は常時駐留していない。交渉し撤退させた。
イラクの地位協定はまともなため、米軍はい続けられなくなった。
イラクの交渉担当者は、交渉前に訪日し、5日間地位協定を勉強して帰ったという。
筆者は、213ページでこう言っている。
今度は、日本政府がイラクにいって、地位協定と外国軍の撤退について勉強をしてきたらどうでしょうか。
本書⑤⑥で解説されているオスプレイ、「岩国でも低空訓練というニュース」。今起きているのは日本の沖縄化。もし本土のマスコミが、沖縄の実情を忠実に報道していたなら、そういう結果にはならなかったろう。安保村広報部は植民地化促進部門。
首都圏にある「横田ラプコン」という米軍の支配空域。福生にある横田基地が管理している。属国状態を放置して、宗主国ネオコンの本拠で「尖閣」を叫んだ売国政治家のインチキさ。大本営広報部、決して下記事実には触れない。
71ページ
日本の首都である東京は、こうした巨大な外国軍の支配空域によって上空を制圧されています。
72ページ (太字加工は当方によるもの)
こうした世界的に見てきわめて異常な状態にある首都東京の知事が、そのことも解決できないうちに、なぜかはるか遠くの東京都とはなんの関係もないような小さな無人島(尖閣島)の件で「愛国心」をあおって自分の政治的立場を強化する。私たちはそうしたことのおかしさに、すぐに気づくことができるようになる必要があります。本当の愛国者なら、すでに自国が現実に支配(実効支配)している無人島について問題を提起するよりも、まず首都圏全域の上空に広がる外国軍の支配空域について返還交渉を片づけることのほうが、もちろん優先順位が高いはずだからです。
これからは首相であれ、東京都や沖縄であれ、そうした異常な状況の解消に努力する人でなければ当選しない。そのような投票行動が日本人の常識になって欲しいと思います。
これからは首相であれ、東京都や沖縄であれ、そうした異常な状況の解消に努力する人でなければ当選しない。そのような投票行動が日本人の常識になって欲しいと思います。