注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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辺野古反対派に国際平和賞「不撓不屈」闘争を称賛
引用元)
共同通信 17/11/25
【バルセロナ共同】ドイツ・ベルリンに本部を置く国際平和団体「国際平和ビューロー」(IPB)は24日、スペイン・バルセロナで今年のショーン・マクブライド平和賞の授賞式を行い、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する政党や団体でつくる「オール沖縄会議」に授与した。同会議の高里鈴代共同代表(77)がメダルを受け取った。
(以下略)
(以下略)
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山城博治氏の「翁長さん弾が1発残っとるがよ」か
引用元)
植草一秀の『知られざる真実』 17/11/28
(前略)
翁長雄志知事は、「辺野古に基地を造らせない」ことを公約に掲げて知事に選出された。
(中略)
しかし、翁長雄志知事の下で、辺野古米軍基地建設は着実に進行している。
翁長雄志氏は公約を守ることができていない。
相手が米国であるから、「辺野古に基地を造らせない」公約を実現することは難しい。
このことは誰もが理解する。
しかし、このことだけをもって翁長知事は免責にはならない。
(中略)
統一候補に押し立てられた翁長雄志氏は、最後まで、埋め立て承認の撤回と取り消しを公約に明記しなかった。
翁長雄志氏を統一候補に押し立てた「オール沖縄」の人々は、この点で妥協した。
(中略) 私の懸念は、翁長氏が知事に選出された場合、埋め立て承認撤回や取り消しが迅速に行われず、結果として、辺野古における米軍基地建設が進行してしまうことだった。
そして、その現実がいま広がっている。
辺野古基地建設阻止運動の先頭に立ってこられた沖縄平和運動センターの山城博治議長が11月10日の定期総会あいさつでこう述べた。
「これまで知事を正面から批判したことはないが、今回の件(奥港の使用許可ー引用者)を受け、覚悟を決めて翁長県政と向き合う必要が出てくる」
「あらゆる手法で建設を阻止すると知事はこれまで主張してきた。それは一体何だったのか。これでは工事を止めることはできない」
(11月11日付琉球新報)
(以下略)
翁長雄志知事は、「辺野古に基地を造らせない」ことを公約に掲げて知事に選出された。
(中略)
しかし、翁長雄志知事の下で、辺野古米軍基地建設は着実に進行している。
翁長雄志氏は公約を守ることができていない。
相手が米国であるから、「辺野古に基地を造らせない」公約を実現することは難しい。
このことは誰もが理解する。
しかし、このことだけをもって翁長知事は免責にはならない。
(中略)
統一候補に押し立てられた翁長雄志氏は、最後まで、埋め立て承認の撤回と取り消しを公約に明記しなかった。
翁長雄志氏を統一候補に押し立てた「オール沖縄」の人々は、この点で妥協した。
(中略) 私の懸念は、翁長氏が知事に選出された場合、埋め立て承認撤回や取り消しが迅速に行われず、結果として、辺野古における米軍基地建設が進行してしまうことだった。
そして、その現実がいま広がっている。
辺野古基地建設阻止運動の先頭に立ってこられた沖縄平和運動センターの山城博治議長が11月10日の定期総会あいさつでこう述べた。
「これまで知事を正面から批判したことはないが、今回の件(奥港の使用許可ー引用者)を受け、覚悟を決めて翁長県政と向き合う必要が出てくる」
「あらゆる手法で建設を阻止すると知事はこれまで主張してきた。それは一体何だったのか。これでは工事を止めることはできない」
(11月11日付琉球新報)
(以下略)
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配信元)
辺野古新基地:護岸建設続く 大型コンクリートブロック設置 https://t.co/fbXUZ2xulC #普天間移設問題・辺野古新基地 #okinawa #沖縄
— 沖縄タイムス (@theokinawatimes) 2017年11月28日
辺野古・新護岸着工3週間 防止膜内 海水濁る https://t.co/pycQ6yTIXS
— 琉球新報 (@ryukyushimpo) 2017年11月27日
米艦載機、岩国に移駐 厚木の騒音対策でジェット3部隊:朝日新聞デジタル https://t.co/oWzRcVoBm9
— 朝日新聞社会部 (@Asahi_Shakai) 2017年11月28日
14日には、防衛省が、沖縄県の行政指導を無視する形で石材の海上搬入を始めました。
植草氏が、オール沖縄の抱える難しさを指摘しています。
沖縄県の翁長知事は、2014年「辺野古に基地を造らせない」ことを公約にして、オール沖縄の統一候補になりました。その時、彼が最後まで「埋め立て承認の撤回と取り消しを公約に明記しなかった」ことを「オール沖縄」の人々が妥協した、そのことが今、基地建設の進行となって現れているのではないか、と問うています。当時は、多くの沖縄県民の民意を汲む候補を立てるための選択だったのかもしれません。しかし、山城博治氏は、「このままでは工事を止められない」「覚悟を決めて翁長県政と向き合う必要が出てくる」と述べたそうです。
これまで安倍首相に対決姿勢を見せた翁長知事、2018年の知事選までに沖縄県民の、不撓不屈の覚悟を見せて欲しい。そして、本土の者は、もはや沖縄の問題だけでない現状を認識しなければ。