[竹下雅敏氏]2つのイルミナティについて(解説)

竹下雅敏氏からの情報です。
昨日の解説記事では、イルミナティに表と裏があること、そしてその理由などを簡単に説明しましたが、今回はベンジャミン・フルフォード氏の著作から一部を紹介し、続きを読む以降をさらに解説を加えて行こうと思います。
(竹下雅敏)
出典:
「図解 世界闇の支配者」ベンジャミン・フルフォード 扶桑社

p4-5


「闇の支配者」の中核を成す「イルミナティ」は、表の歴史では、1776年にドイツ南部でアダム・ヴァイスハウプトが創設したとされている。
 しかし、それとは別に、「裏の歴史」で存在するイルミナティがある。
「裏の」イルミナティの使者、レオ・ザガミ氏によると、彼らは古代アトランティスを起源にしているという。
 また、イルミナティの研究家、フリッツ・スプリングマイヤーは、闇の支配者の一角のロスチャイルド家が、神に背き自らの力を誇るべくバベルの塔を建設したニムロデの末裔だと指摘している。

 さらに、私が入手した最新情報によると、冒頭で触れた「表の」イルミナティは、ドイツ系プロテスタントの一派やトゥーレ協会の反血統主義派と共闘。MJ12という組織を中心に「真のイルミナティ」を自称し、彼らが「オールド・ワールド・オーダー」と位置づける血統支配派の打倒を目指しているのだ。

【竹下氏による解説】

『フルフォード氏の指摘の通り、イルミナティはアダム・ヴァイスハウプトが創設した表のイルミナティとそれとは別に裏のイルミナティがあるのです。昨日の私の解説ではこの表のイルミナティが闇の同胞団(ブラック・ロッジ)、裏のイルミナティが白色同胞団(ホワイト・ロッジ)に霊導される別の組織であることを説明しました。したがってこの2つのイルミナティは、地上の支配権を得るために激しく争い合っている関係にあります。しかし実態はイスラエルのモサドがパレスチナのハマスを巧妙にコントロールしているように、裏のイルミナティが表のイルミナティを巧妙にコントロールしています。表のイルミナティと裏のイルミナティが対立し争っていることは、カレイド・スコープさんのホームページのバナーにバーバリアン・イルミナティという項目があります。そこを開いていくつかの記事に目を通していただければすぐにわかります。
 さて、フルフォード氏の情報では、MJ12という組織を中心にいくつかの実力主義派イルミナティが共闘し、血筋による支配を目指している血統主義派のイルミナティと内部分裂を起こしているような表現になっています。裏のイルミナティでは会員の中で支配層と言える高い位階に上れるのは、フリッツ・スプリングマイヤーの指摘する13の血統の血筋の者に限られます。MJ12は裏のイルミナティに属する組織ですが、こうした血統主義に反発し表のイルミナティと共闘して支配権を奪おうとしていると考えられます。表のイルミナティは大きく分けて、3つのグループに分かれ、バーバリアン・イルミナティ、グノーシス派イルミナティ、トゥーレ協会となります。同様に裏のイルミナティも3つの派閥に分かれており、私はこの3つをヘルメス派、ニムロデ派、イエス派と名付けています。この名称は裏のイルミナティを霊導するマイトレーヤの側近の覚者たちの3つのグループに対応させた名称です。こうして裏のイルミナティが3つの派閥に分かれ、表のイルミナティをまとめて1つと考えると、全体でイルミナティは4つあるように思えます。これが7月27日の時事ブログで取り上げたレジャンバルド神父の解説にあるピラミッドの4つの面です。動画の5分3秒以降の説明に、イルミナティが4つの面を持ち、CFR、円卓会議、シナルキを中心とする3つの組織とイルミナティという公式の名称を持って活動している組織があると言っています。先の3つの組織が裏のイルミナティの3派閥に相当し、それぞれ順にニムロデ派、ヘルメス派、イエス派となります。最後のイルミナティが表のイルミナティなのです。レジャンバルド神父もこれを全体として1つのイルミナティの4つの面として誤解してしまっているため、その本質が見えなくなっています。陰謀の研究家のほとんどの人が同様の誤りを犯すため、4つの側面を持つ1つのイルミナティと戦っているのが、キリスト教のイエスを中心とする光の天使たちであるとか、あるいはキリスト・マイトレーヤを中心とする覚者たちであると錯覚してしまうのです。実はそうではなく、まさに彼らが頼っている中枢メンバーこそが、陰謀の本質だということです。』

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