[The Voice of Russia]ウクライナ首相:ウクライナはロシア産ガスを拒否できない  / 流血の事態の早期停止で一致

竹下雅敏氏からの情報です。
 以前に伝えていますが、ポロシェンコ大統領もヤツェニュク首相も現在ナサニエル陣営に寝返っています。それでこのような記事の報道となるのです。ただし、アメリカが傭兵などを用いて介入することを素直に止めるとも思えません。ですからしばらくそういった綱引きがあると思いますが、大勢に影響は無いでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ウクライナ首相:ウクライナはロシア産ガスを拒否できない
転載元より抜粋)
© Photo: RIA Novosti/ Александр Мазуркевич

© Photo: RIA Novosti/ Александр Мазуркевич


ウクライナのヤツェニュク首相は、ウクライナはロシア産ガスを拒否することはできないとの声明を表した。

ヤツェニュク氏は、国営第一チャンネルの放送で、「私はポピュリズム的な声明を表すこともできるが、それは嘘となる。私たちはロシア産ガスを拒否することはできない」と語った。

ヤツェニュク氏によると、冬を乗り越えるためには、ウクライナはさらに70億立方メートルのガスを追加購入する必要があるという。

またヤツェニュク氏は、ロシアとの関係正常化を支持する意向を表し、「私はウクライナとロシアの関係が正常化することを強く望んでいる。私は、ロシア国民もそれを望んでいると信じている」と述べた。

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プーチン・ポロシェンコ ウクライナの流血の事態の早期停止で一致
転載元より抜粋)
© Photo: AP/ Alexander Zemlianichenko

© Photo: AP/ Alexander Zemlianichenko


プーチン大統領とウクライナのポロシェンコ次期大統領は、ウクライナ南部・東部で続く流血の事態を一日も早く終わらせ、双方が戦闘行動を止める事で意見の一致を見た。

これは6日、ペスコフ大統領報道官が伝えたもの。
また報道官は「軍事行動は、ウクライナ軍の側からも、又ウクライナの連邦化を信奉する人々の側からも止めなければならない。プーチン大統領とポロシェンコ次期大統領は、状況を調整できるのは政治的平和的手段以外にはない点を確認した。」

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自国民弾圧のため外国人傭兵を招くキエフ当局
転載元より抜粋)
© Photo: academi.com

© Photo: academi.com


ロシアは、ウクライナでの武力作戦に外国人傭兵が加わるのを阻止するよう米国に求めている。

 ロシア外務省のセルゲイ・リャプコフ外務次官は「ウクライナでは、米国も含めた外国の民間会社の雇兵が活動しており、彼らはウクライナ軍側について、兵士を訓練・指揮したり同国南部・東部地域での軍事行動に直接参加している」と指摘し「このテーマは、ロ米交渉の議題として残されるだろう」と強調した。

 欧米の政治家達は、日々ロシアに対し、ウクライナの内政に干渉しないよう求めているが、自分達はどうかというと、この国に傭兵が派遣されている事実には目をつぶっている。今から3週間ほど前、ドイツの新聞「シュピーゲル」は、ウクライナ南部・東部での対義勇兵作戦に、米国の軍事警備会社「Academi(以前はBlackwaterという名前で有名だった)」が約400名の雇兵を送り込んでいる事実をすっぱ抜いた。新聞によれば、彼らがウクライナにいるという情報は、米国からしかるべき情報を受け取り、ドイツの連邦諜報局(BND)も確認した。


 ウクライナ市民の間で一体どれくらい外国人雇兵のせいで犠牲者が出ているのか、今は誰も口に出さないだろう。彼らは一方で極秘裏にウクライナに存在し、他方ではキエフ当局の招きにより活動しているからだ。地元の、ウクライナの軍人や治安諸機関の兵士らは、自国市民に銃口を向けるのをしばしば拒否しているが、雇兵の場合、そうした民族的人間的な躊躇はない。彼らが殺害する人々は、まさに彼らにとって外人であり、おまけに彼らはそれで報酬を得ているのだ。

 今週ウクライナのトゥルチノフ大統領代行は、ドネツク州スラヴャンスク郊外の 軍の陣地を視察したところを確認された。その際彼は、ポーランドの民間軍事組織の指導者ヂヴリスキ氏やウクライナのものではない制服を着た他の人々を伴っていた。視察の様子を写したビデオや写真は、インターネットで見る事ができる。キエフ当局は、自分達の国民と戦うため、NATO加盟諸国の市民の助けを借りている事を、もはや隠していないのだ。

 ロシア政府は、こうした状況を見逃すことはできない。リャプコフ外務次官は、次のように強調した―

「この件は、ロ米対話において持ち出されてきたし、これからも持ち出されるだろう。ロシアは米行政府に対し、ウクライナ南部・東部地区で自分達の権利を守るため戦っている人々を弾圧するためキエフ当局が展開中の懲罰作戦に、外国人傭兵が加わるのを食い止める実際的措置を取るよう強く求めている。」

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