注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
今回の党・内閣人事で、派閥の大将としてのメンツをすっかり失った御仁というと、総裁派の細田博之と竹下派の竹下亘の、ともに島根県の自民党実力者。政界雀は「90人の大所帯を率いて安倍三選の功労派閥・清和会の細田会長の改憲推進本部長の首を、安倍は容赦なく切り落とした。そして賄賂の容疑のかかっている下村を指名した。
(中略)
これに腰を浮かせているのが、いうまでもなく安倍の挑戦者・石破茂である。(中略)… ほかにもいる。安倍・山口県の最大のライバルの林芳正の宏池会反安倍グループだ。まだいる。今回の人事で完全に干された石原グループ。これら5人の派閥会長らが反安倍で固まるという。生き馬の目を抜く政界の動きは速い。
<福田康夫+青木幹雄+古賀誠+山崎拓らOBも動く>
清和会の本家である福田康夫は、細田に同情的という。(中略)… こうした事態の到来を待ち望んでいたのが、竹下派OBの御意見番・青木幹雄だ。竹下派を石破支持にまとめた御仁だ。(中略)… 1日でも早く清和会政治を終わらせなければ、死んでも死にきれない、との思いが強い。その点で、宏池会OBの古賀誠も同じような考え方をしている。(中略)… かくして1日で、永田町は大きく変貌している。石原グループの面倒を見ている山崎拓も、この反安倍勢力に加わったようだ。
(以下略)
内閣改造したら普通、少しは支持率上がるものですけど、下がるのってすごいですね。確かに、初入閣が最多12人というのに新鮮味は感じないし、期待感ないですけど。
— タシマシ (@TussyMussyRouge) October 4, 2018
内閣支持率5ポイント減50% 改造「評価しない」44%: 日本経済新聞 https://t.co/0mYXgcsqb9
これから数々のスキャンダルが明らかになっていくんでしょうが、その際、「実は安倍政権、これまでもスキャンダルは多々あれど、実は党内で相対的にマシな人たちが大臣や副大臣、政務官をやっていたんじゃないのか」と思わしめるほどの事態になるかもしれません。 https://t.co/mgV21fwnTc
— こたつぬこ (@sangituyama) October 4, 2018
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内閣改造をして内閣支持率が5ポイント減というところからも、安倍内閣が死に体であることが窺えます。
“続きはこちらから”の記事では、安倍応援団の“「放送法遵守を求める視聴者の会」が内紛状態”だということです。トラブルから、資金提供者であった椙山浩一(すぎやまこういち)氏が代表を辞任。記事では、“今までのような活動は厳しい”とあります。
“放送法遵守を求める”と言いながら、安倍政権を批判する報道に対して圧力をかける団体だったわけで、 NHKに受信料を払いたくないと思うような人たちにとっては、喜ばしいことです。
ツイートをご覧になると、新潮45を休刊に追い込んだ立役者の小川榮太郎氏は、あべぴょんの寵愛を受けていた人物だとわかります。
安倍政権の背後では、このようにゆっくりと解体の作業が始まっています。