日本の人々が、IMF国際通貨基金と世界銀行の年次総会に抗議するデモを行いました。
フランス通信によりますと、日本の人々は13日土曜、この会議の会場である東京国際フォーラムに近い銀座で、IMFと世界銀行の年次総会に抗議するデモを行いました。
デモ参加者は「IMF・世界銀行」という文言が描かれた骸骨のマスクをかぶりながら、
「IMFと世界銀行はいらない、あなたたちは権力を国民に返還すべきだ」というスローガンを掲げました。このデモは、不測の事態が何も発生しない状態で終了しました。
このデモの企画者は「他の国で行われているデモに比べて、東京でのデモはあまり拡大していない。しかし私たちが現在の世界の金融制度に反対していることを、世界の首脳陣に示すよう努力している」と表明しました。
また、デモ参加者は日本政府に核活動を中止し、原発を閉鎖するよう求めました。
世界188カ国の経済、金融関係者や非政府系組織の代表が、東京で開催されているこの会議に参加しています。
この報告によりますと、この東京でのデモは警察による厳重な警備の中で実施されました。
以前にも、多くの日本人が、反グローバル化デモを行ったことがあります。
IMFと世界銀行の年次総会は9日火曜に開会し、6日間にわたって開催されます。