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CIAによって作られた日本の植民地支配としての官僚機構は、まさに日本のディープ・ステート!〜特別会計にはMSA資金が関係か!

竹下雅敏氏からの情報です。
 翁長知事の告別式に、鳩山由紀夫元首相の姿があったとのことです。鳩山氏は、本気で米軍基地を「最低でも県外」と唱えていて、実際にそれを実行しようとしたことから、防衛官僚と外務官僚の捏造文書に騙されて、県外移設を断念せざるを得ませんでした。田中龍作ジャーナルには、その捏造文書に関する記事へのリンクがあります。こちらの記事もぜひご覧ください。
 ツイッターの動画では、この捏造文書に関することを、鳩山氏自身が話しています。ぜひご覧ください。この事件は、基地に利権がある官僚たちが、時の首相に対し、文書を捏造までして騙し、基地移転を諦めさせ、退陣に追い込むという大スキャンダルです。
 この問題がメディアで取り上げられないということから、メディアが、CIAに操られているディープ・ステート側の道具であることがわかります。
 戦後、 CIAによって作られた日本の植民地支配としての官僚機構は、まさに日本のディープ・ステートと呼べるものになっていると思いますが、ここの資金の流れを徹底的に追求していた石井紘基議員は、暗殺されてしまいました。石井紘基議員は、特別会計を含む資金の流れを追いかけていたようです。ここに手を入れると、命の危険を伴うと考えられています。特別会計には、板垣英憲氏が指摘しているMSA資金が関係しているようです。私を含めてMSA資金については、ほとんどの人が何も知りません。
 板垣英憲氏の著作「縄文八咫烏直系!吉備太秦と世界のロイヤルファミリーはこう動く」の119ページには、次の一説があります。
『「降伏文書」に調印の裏で、日本は、米国、英国との間で「裏の3国同盟」を結び、「ロイヤルファンド」の所有権、管理権、運用権の温存が認められ、世界銀行は管理権、資金の運用権の実務に関わり、「金塊などが生む富」は、主に日本、米国、英国が経済的にピンチに陥ったときに分配されることになった。』
 私が疑問に思うのは、ここに出てくる“金塊などが生む富”のことです。この金塊は、略奪した金塊ではないのか。本来の金塊の所有者は、ドラゴン・ファミリーではないのか。本来、所有権を持たない者が勝手に所有権を主張し、運用益を勝手に自分たちの都合で分配しているのではないのか。
 もしそうなら、日本はMSA資金の運用益を特別会計に流し、それを官僚や政治家が、特殊法人、公益法人を通じて、自分の懐に入れているということではないのか。このような疑問が尽きないのです。
 この部分に関しては、 MSA資金について熟知している吉備太秦の詳しい説明を待ちたいと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【那覇発】 敵も味方も翁長知事惜しむ きょう告別式、鳩山元首相の姿も
引用元)
(前略)

翁長雄志・沖縄知事の告別式がきょう13日、那覇市の大典寺で営まれた。

(中略)

安倍政権は、工事に遅れが出た場合、知事個人を相手取って損害賠償請求することもあるとしていた。請求額は億円単位となる。官邸が司法を支配する現実を考えれば、請求は認められるだろう。脅しを越えた拷問だ。
 それでも翁長知事は、仲井真前知事による埋立て承認の撤回を表明したのである。安倍政権を相手に討ち死にしたと言ってよい。
 弔問客の中に鳩山由紀夫元首相の姿もあった。辺野古・新基地建設は鳩山政権時(2009〜2010年)に決まった。「(米軍基地は)最低でも県外」と唱えていた鳩山首相は防衛官僚と外務官僚に騙されて県外移設を断念したのである。
 田中はこの件を鳩山氏に問うた。氏は「なぜ(官僚の騙しを)見抜けなかったのか。返す返すも残念。翁長さんに顔向けならない」と答え唇を噛み締めた。

(中略)

対米売国の安倍政権に痛めつけられて命を削った真の保守政治家は、沖縄県民に惜しまれながら彼岸へと旅立った。
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「オール沖縄」弔い選挙 翁長知事の後継候補“本命”の名前
引用元)
(前略)

11月に予定されていた知事選が前倒し。9月23日投開票になりそうだ。(中略)... 13日の告別式後に人選を本格化させるという。

(中略)

「オール沖縄」が革新から保守まで幅広い支持を集めたのは、自民党県連会長も務めた翁長氏であればこそだった。後継者も、この枠組みを維持できるかが焦点。もちろん、辺野古の新基地建設阻止など翁長氏の遺志を引き継ぐことが最低条件だ。
後継候補には意外な名前も挙がっている。ズバリ鳩山由紀夫元首相です。本土ではルーピー扱いでも、初めて『基地を県外に』と言ってくれた首相だったため、沖縄では人気があるのです。国政引退後も沖縄と基地問題に取り組み、翁長知事とも親交が厚かった。9日夜は1人で弔問に訪れていました。自民党の保守本流の系譜だから『オール沖縄』にぴったりです。また、“超大穴”として、自由党の山本太郎共同代表に打診してはどうかという意見もあるようですが、こちらは沖縄の保守が乗れないでしょうね」(地元メディア記者)

(以下略)
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配信元)

「遠隔マインドコントロール」などの電磁波攻撃―政府機関から送付された文書の中にも書かれている、こうした技術ははっきりと実在する

竹下雅敏氏からの情報です。
 今日Yutikaさんが翻訳したフルフォードレポートの最後の話題で、電磁波によるエネルギー技術について触れていました。この話題はtocanaを始めとして、いくつかのブログが「遠隔マインドコントロール」として取り上げていました。
 このような技術に関する噂は以前からあったのですが、それが政府機関から送付された文書の中にあったことで、こうした技術の実在がはっきりとした形になりました。
 時事ブログでも、何度かこの手の話題を取り上げました。アメリカではGWENタワーと呼ばれる電波塔が数多く建てられ、電磁波攻撃の被害者が多数居ることを、ジェシー・ベンチュラー氏が動画で取り上げていました。
 日本でも、過激な団体による集団ストーカー行為が報告されています。被害者には切実な問題ですが、多くの場合は陰謀論として相手にされず、被害妄想であると考える人がほとんどです。
 しかし、これらの記事をご覧になると、こうした被害が現実のもので、1990年の湾岸戦争でも使われていたとあります。遠隔操作でターゲットの体を操作するだけではなく、“相手の思考を読み取る。あるいは相手に思考を吹き込む”ことも出来るとあります。
 こうした技術に関する詳しい内容は、コーリー・グッド氏がコズミック・ディスクロージャー、シーズン4エピソード5の中で「神の声」のテクノロジーとして解説しています。そちらの記事も合わせてご覧ください。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【緊急】米政府が激ヤバ「遠隔マインドコントロール」文書を誤公開! 思考を盗み、痛み・痒み・オーガズム引き起こす方法掲載
引用元)
 米軍やCIAは長年マインドコントロールを研究しており、すでに電波を使った遠隔でのマインドコントロールも可能だという噂をたびたび耳にする。今月、この噂を肯定するかのような書類を、全く別件を調査していたジャーナリストが入手したと話題になっている。英「Daily Mail」ほか、多数メディアがこの奇妙な資料について報じている。
(中略)

資料その1。画像は「Muck Rock」より引用

 
含まれていた画像は3枚で、人体への様々な効果を説明した画像、遠隔マインドコントロールや遠隔脳マッピングの方法を示した画像、生体から発せられる微弱な電磁気や脳波について説明した画像となっている。
(中略)

資料その2。画像は「Muck Rock」より引用


資料その3。画像は「Muck Rock」より引用


(中略)
英「Daily Mail」によると、画像のうち一枚はオーストラリアの超常現象や陰謀論を扱う雑誌「Nexus」の1996年5月号に掲載されていることも判明している。それはJohn St Clair Akweiという人物が米国国家安全保障局(NSA)に対して起こした裁判に関する記事で、Akwei 氏はNSAが遠隔マインドコントロール技術をすでに実用化しており、秘密裏に市民に対して実験を行い、人心を管理していると主張していた。

それにしても一体なぜ、WSFCはこのような資料を過激派団体にまつわるものとして情報公開したのだろうか。
(以下略)
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実存するサイコ・エレクトリック・ウェポンについて
引用元)
(前略)
http://www.savemysweden.com/u-s-releases-documents-psycho-electric-weapons/
(概要)
4月22日付
(中略)
カーティス・ウォルトマン氏(調査ジャーナリスト)によると
ワシントン州のフュージョン・センター(政府系情報収集・分析センター)がリモート・マインドコントロールに関する資料をジャーナリストにうっかり送ってしまいました。

ウォルトマン氏が、アンティファ(極左武装集団)や白人至上主義団体に関するフュージョン・センターの調査内容を調べるために、フュージョン・センターに関連資料の提供を要請したところ、ワシントン州だけでなく他の州のフュージョン・センターからも関連資料が送られてきました。その中に、「EM(電磁波)の人体への作用」と題するzip形式ファイルまで含まれていました。
(以下略)

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池田整治氏が語るオウム事件の驚くべき真相 〜オウム事件と真の支配層の思惑〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 昨日の記事をご覧になると、オウム真理教の事件には何かありそうだと思うのではないでしょうか。メディアでは真相が覆い隠され、事実は何も出て来ていません。しかし、当時この事件に関わった元自衛隊陸将補の池田整治氏が語るオウム事件の真相は、驚くべきものです。池田氏は当時陸上自衛隊の作戦幕僚だったとのことで、事件の真相を知る立場にあったわけです。
 動画の中で池田氏は、オウム真理教が北朝鮮と関係を持っていたことをはっきりと指摘しています。また、オウム真理教を作り出した上部組織があり、それらの組織は今でも活動を続けていると言っていますが、その組織の名称は伏せています。
 しかし、リチャード・コシミズ氏の言説を考慮すると、それらの組織は、「創価学会、統一教会、北朝鮮」だと思われます。そして、この上部組織をコントロールしていたのがCIAだと言っています。CIAは米国のための組織ではなく、米国を支配している真の支配層のために働いている組織です。ちょうどそれは、MI5が、英国ではなく王室に忠誠を誓っているのと同様です。
 要するに、この動画の主張は、オウム事件の真相には真の支配層の思惑があるということです。これまで時事ブログで取り上げてきた、フルフォード氏や板垣英憲氏の情報から推察すると、少なくともオウム事件に関与した支配層の思惑は、旧満州と南北朝鮮、そして日本を1つにした、例えば新日本皇国と言う名で呼ばれるような新しい国家の建設を目指していたのではないかと思われます。そのためには、日本が戦争に巻き込まれる必要があるわけです。ハルマゲドンを予言していたオウム真理教は、彼らにとって使える駒だったということでしょうか。
(竹下雅敏)
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「FACT2016」05 ベンジャミン・フルォード×リチャード・コシミズ with 池田整治2016.5.27
配信元)

麻薬で繋がる笹川良一、運輸省、北朝鮮、創価学会、芸能界、オウム… 〜CIAとその闇組織に侵食されている日本〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 笹川陽平氏のブログから、興味深い写真を引用しました。笹川氏が、「海上保安政策課程認定書授与式」において認定書を授与している様子です。初めてこの写真を見たとき、“なぜ笹川陽平氏が認定書を授与出来るのだろう? ”と思いました。
 その後見つけたのが、下の興味深い記事。鳴沢村に笹川陽平氏の別荘があるというのは、昨日の記事で紹介しました。今回の記事は更に突っ込んだ内容です。
 ウィキペディアで里見甫を検索すると、“1939年、上海でのアヘン密売を取り仕切る里見機関を設立。…阿片の売買によって得た莫大な利益を関東軍の戦費に充て…この活動を通じて…笹川良一、児玉誉士夫…らとの地下人脈が形成された”と書かれています。実のところ、アヘン密売の首魁は、岸信介や笹川良一であったようです。
 笹川良一がCIA工作員であった事ははっきりとしていますし、CIAが麻薬に関与している事は明らかなので、 笹川良一の大陸時代の経験を考慮すると、“笹川良一は…白い粉ものロンダリングをしてた”というのは、証拠はありませんが、十分に納得できます。
 笹川陽平氏は日本財団会長ですが、旧称は日本船舶振興会です。ウィキペディアによると、“公営競技のひとつである競艇の収益金をもとに、海洋船舶関連事業の支援や公益・福祉事業、国際協力事業を主に行なっている公益財団法人”とあります。記事によると、“競艇は運輸省(現国土交通省)の管轄…海外から違法なものがやってくるのを取り締まる海上保安庁は、運輸省の傘下”とあります。
 この記述を見て、ナルホドと思いました。北朝鮮の麻薬を海上で漁船を装って受け渡しする際に、“取り締まるはずの海上保安庁が、実は用心棒だったりしたらヤバイな”などと、空想を逞しくしました。
 そういえば、“国土交通省の大臣は公明党(創価学会)だったな”と思いました。公明党が国土交通相のポストを手放さない理由が、何となくわかるような気がしました。創価学会といえば、芸能人。芸能人のスキャンダルといえば、麻薬所持…。
 かつて麻薬で莫大な利益を得た人物が、その後改心して麻薬から一切足を洗ったなどということは、果たして考えられるのか。しかも、本人はCIA工作員なのです。
 記事では、日本財団を設立した笹川良一が、国際勝共連合を立ち上げるために集まった場所は、山梨県上九一色村だったとあります。ここはオウム真理教の舞台となった所ですが、オウム真理教はサティアンで、麻薬を製造していたという噂もあります。
 オウム事件を追いかけている人によれば、オウム真理教を作った上部組織があるとのことです。リチャード・コシミズ氏は、オウムの上部組織を、“北朝鮮、統一教会、創価学会”と指摘しています。この上部組織をコントロールしていたのが、CIAだと思われます。
 日本は、CIAとその闇組織に深く侵食されていると言えそうです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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8月28日(月)
引用元)

7:20 財団着


(中略) 


15:30 海上保安政策課程認定書授与式(4カ国、6人)


認定書を授与




記念撮影


(以下略) 

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オウムのサティアンと笹川さんとアベッチの別荘の関係とは??
引用元)
(前略)

当ブログが一番興味を持ったのは、鳴沢村に笹川陽平と安倍晋三の別荘があるということです。鳴沢村というのは、オウムのサティアンがあった所です。(中略)… オウムのバックは、笹川財団です。



笹川 良一(ささかわ りょういち、1899年(明治32年)5月4日 - 1995年(平成7年)7月18日)は(中略)…白い粉ものロンダリングをしてたわけです。


前にも書いたように、運輸省というのは、米軍が日本を支配する時に制空権を支配するために傘下に置いた役所です。モーターボート競争は、運輸省の管轄。 それを一手に取り仕切っていたのが笹川良一 。海外から違法なものがやってくるのを取り締まる海上保安庁は、運輸省の傘下ということです。 


(中略) 

話をつづけます。上九一色村で何が行われたのか??

国際勝共連合

沿革

1967年7月 山梨県上九一色村の本栖湖畔の「全国モーターボート競走会連合会」の施設に(中略)… 統一教会、文鮮明と劉孝之(ユ・ヒョウジ)、日本側は笹川良一、児玉誉士夫代理の白井為雄、市倉徳三郎らが集まり、反共団体設立に向けて会合(中略)        
wiki



つまり、日韓暴力団連合の手打ち式をやったのが、笹川さんのシマの上九一色村。 


地下鉄サリン事件でほとんどの患者が運ばれたのは、笹川医療財団会長の日野原重明院長の聖路加国際病院=米軍極東中央病院。

(中略) 

日米安保条約が結ばれた時、つまり岸信介政権の内閣官房副長官(CIA資金担当)が、オウム真理教の宗教法人を認可した鈴木俊一東京都知事ということです。


(以下略) 

[創造デザイン学会]ウドー・ウルフコッテの『買収されたジャーナリスト』の英語版が発禁?

竹下雅敏氏からの情報です。
 ドイツのジャーナリストで、ベストセラー『買収されたジャーナリスト』の作者であるウドー・ウルフコッテ氏は、時事ブログでも何度か取り上げました。驚いたことに、氏は今年の1月13日に56歳で心臓発作で亡くなっているというのです。どう考えても、殺されたと考えるよりないでしょう。何よりも、氏の著作が“ 北米とヨーロッパ全域で販売禁止”という事実が、この事を確信させます。
 CIAにとって、この本がいかに都合が悪いかがよくわかります。CIAがジャーナリストを買収できるのは、ドルが基軸通貨で、いくらでも刷れるからです。なので、麻薬、武器、人身売買というCIAの資金源を断ち切り、FRBの通貨発行権限を取り上げれば、彼らはすべての力を失うのです。
 ゴールドを裏付けとする新金融システムがいずれ始動するのは確実なので、彼らの終わりもすぐそこまで来ていると言えるでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ウドー・ウルフコッテの『買収されたジャーナリスト』の英語版が発禁?
転載元)
【訳者注】ウドー・ウルフコッテ(本年 1 月没)については、このサイトで早くから注目し、ジャーナリストの勇気ある決断の鏡として取り上げている。(中略)…本は読まなくてよい。彼のビデオ告白と、ここにあるような解説を読むだけで十分である。
http://www.dcsociety.org/2012/info2012/160205.pdf
http://www.dcsociety.org/2012/info2012/170628.pdf

(中略) 

James F. Tracy August 1, 2017, Information Clearing House


ドイツのジャーナリスト Udo Ulfkotte のベスト セラー『買収されたジャーナリスト』(Gekaufte Journalisten,(英)Bought Journalists)の英訳 版が、北米とヨーロッパ全域で、発売禁止された 模様である。

(中略) 

Amazon.com も、この本は「現在、入手不能」、ただし独立販売者からの購入の機会はあるとし、中古品の最低価格は 1309.09 ドルだと言っている。この本の扱っている内容と、市場からの不可思議な消失から、いかに強力な権力が、その普及を妨げようと しているかがわかる。

『買収されたジャーナリスト』は、
2014 年の発売につづいて、ドイツの主流ニュースメデ ィアから、ほとんど完全に無視された。「どんなドイツの主流ジャーナリストも、私の本に ついて報道することを許されていません」とウルフコッテは述べた。「それをやれば、彼または彼女はクビになるでしょう。だから、ここには、どんなドイツのジャーナリストも、書くことも話すこともできないベストセラーがあるのです1」

(中略) 

出版社が、“政治的に”危ういか、何か別のことで“面倒を起こす”本を引き受けたと判断した場合、それは業界で “privishing” として知られる方法を取ることがある。「Privishing とは privately publish(ひそかに出版する)をくっつけた言葉で、一般大衆に開かれた本当の出版とは反対のものだ」と調査ジャーナリストの Gerald Colby は書いている。

Privishingは、しばしば著者に知らせないで行われる。それは単に契約違反や、責任問題が起こる可能性があるからである。しかし Tayen Lane はこの場合、どんな法的な問題も起こすことはないだろう。ウルフコッテは 2017 年 1月 13 日、56 歳で、心臓発作のため亡くなった4。

ウドー・ウルフコッテは、著名なヨーロッパのジャーナリスト、社会科学者、移民改革活動家である。『買収されたジャーナリスト』を書き、最も重要なメディア産業の一員でありながら、深層国家への警告者の一人となったとき、ウルフコッテは、ドイツの国家警察による繰り返される家宅捜索に苦しめられ、自分の生命の危険を感じた。彼はまた、1988 年のイラクのクルド地域での毒ガス攻撃を目撃したことから生じた健康問題が、前からあったことを認めていた。

情報局がいかに、西洋のジャーナリズムに中心的に登場するかというウルフコッテの証言が、特に説得力をもつ理由は、彼が長年、主流ニュース・ネットワークの上層部で仕事をしていたからである。

(中略) 

中東全体にわたって特派員として勤務しながら、ウルフコッテは最終的に、CIA、ドイツ情報局(BND)、 英 MI6、それに、イスラエルのモサドの諜報員と知り合いになった。彼らのすべては、西洋に近い国々に自由に旅行できる彼の身分を羨ましがった。彼の編集者たちは、このような情報収集作業に、易々と協力してくれた5。このような特殊の立場のジャーナリストのこと を、“非公式諜報員”と言う。

https://youtu.be/sGqi-k213eE
(CIA の圧力の下で、アメリカのための物語を書くヨーロッ パのメディア――ドイツのジャーナリスト)

“非公式諜報員”とは、ジャーナリストが本質的に CIA のために働いているが、それは公式の職務ではない場合にそう言われます」とウルフコッテは説明する。「このやり方は、両当事者ともこの契約の報酬を得るが、同時にそれは両側に、もっともらしい否定の口実を与えるものです。CIA が若いジャーナリストを選んで、個人教育します。突然、ドアが開いて、報酬が入ってきます。そして自分でも気づかぬうちに、あなたは自分の全生涯を彼らに捧げてしまうのです。それが基本的なその仕組みです6」彼はまた、後悔して「CIA や他の 情報局、特にドイツの秘密部局の職員が書いた論文を、自分の名前で公表した」ことを認め ている7。

(中略) 

思想や表現の自由にリップ・サービス以上の価値を与える社会であるなら、『御用ジャーナスト』は、大学生の必須読み物になるであろう――特に、ジャーナリズム計画を学んでいて、メディア産業に職を求めようとする人々にとっては。

実は、ジャーナリズムの教授たちの中には、声望あるニュースメディアでの長い生涯の後で、アカデミーに移ってきた人々もあって、ウルフコッテの説明しようとする諸関係について、同じインサイダー知識をもっている。ジャーナリストかつ教育者である者として、彼らは 2 重の責任を負っている。これが今まで以上に強調されなければならないのは、彼らがかかわっているプロの、知的な企ての全体が(そしてそれは、国家の加速度的な市民の劣化に直接つながって)滑稽劇になっているからである。『御用ジャーナリスト』の発禁は、いかにウルフコッテの死後の検閲者たちが、この重要な調査と浄化を、妨害しようとしているかを示している。

(以下略)