アーカイブ: ’26ホルムズ海峡危機

フーシ派の紅海封鎖が脅かす日本のエネルギー供給 ~物価急騰のピークは7〜9月か

竹下雅敏氏からの情報です。
 ロイターによれば、「イエメンの親イラン武装組織フーシ派は8日、イスラエルと関係する船舶が紅海を航行することを禁止すると表明した」ということです。
 現在サウジアラビアは、通常輸送量の70%に当たる原油を紅海に面したヤンブー港から輸送(25秒)していますが、フーシ派がバブ・エル・マンデブ海峡を封鎖すれば、原油市場の生命線が絶たれる可能性があります。
 「日本の命綱が切断される絶望的なニュースだっペ。…画面上の預金残高がいくらあっても、物理的に船が来ねえんだからモノは買えねえど。カネを出せばいつでも輸入できるっていう平和な前提は、論理的に詰んでしまうっペ。」との意見あり。
 境野春彦氏のツイートをご覧ください。「出光丸の通過はイラン政府の独自判断であり、日本政府は関与していない」「ホルムズ海峡の今後の日本船籍の通過には、一隻ごとに日本政府の個別交渉が必要である」とのことです。
 また、バカイチはイランとの交渉で「アメリカを含む全ての船を通してくれ」と要求していたとのことです。予想通りでしたが、あまりの無能さにあきれるばかりです。境野春彦氏は、“政府に危機感がなさ過ぎて怖い”と言っています。
 “続きはこちらから”をご覧ください。元日本銀行政策委員会審議委員の木内登英(きうち たかひで)氏は、“原油価格高騰やナフサ不足を受けて、電気・ガス料金、食料品、日用品の価格上昇が予想されている。…電気・ガス料金の大幅値上げは6月から始まる見込みだが、実際に家計に請求されるのは7月からと考えられる。他方、1月から3月まで実施された電気料金の補助金は既に終了し、それが家計の負担となる。…原油価格高騰や石油(ナフサ)由来製品の供給不足の影響が顕著に表れるのはこれからだ。…物価の加速のピークとなるのは7-9月と見ておきたい。”と予想しています。
 最後のツイート「拡散しないでね。」は、念のため見ておいてください。
(竹下雅敏)
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解説:イエメンのフーシ派、紅海での船舶攻撃再開か 原油危機悪化の懸念も
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世界の原油の在庫が枯渇しそうだと発表している国際エネルギー機関、一方、補助金出すからどんどん使えと発表する日本政府。日本船にホルムズ海峡のいっそうの容易な通航を保証したイラン大統領、一方、ひたすらトランプの顔色を窺い交渉すらしない日本政府

竹下雅敏氏からの情報です。
 ナフサについて政府は「ある」と言い、現場は「ない」と言う。どちらが本当のことを言っているのかについて、現役エネルギー・トレーダーのマイケルさんが明快な解説をしています。
 “日本の民間、意外と政府も外交含めて、ものすごく頑張ってくれていると思っています。ですので、当初私が見立てたよりも原油・ナフサは、実はそれなりには来ている。ただ、今も足元で決まっている数字っていうのは、やっぱり7月ぐらいまでしか決まっていないんですよね(2分33秒)。…ナフサは、実は日本はまさに金を出せば買えるんですけど、価格が正直言って倍なんですよ(4分29秒)。…世界中のナフサ・トレーダーが日本に持ってこようとしているんですけど、高すぎるので、これを日本に持ち込んでも価格転嫁できないので買えない。買わないんです(5分23秒)。…ナフサの総量があっても、ナフサは軽いナフサと重いナフサがあるんですね。軽いナフサは、簡単に言うとプラスチック製品なんです。重いナフサが塗料・シンナー・溶剤系とかなんですね。今入ってくるナフサは、超軽質ナフサしか入ってこない。…なので、物理的に生産できないんですよ。(7分10秒)”と言っています。
 JPモルガンの分析によると、米国は 9月に「操業限界」に達すると予測されているのですが、この件についてマイケルさんは、“要はもう、経済活動ができなくなるのが 9月。…これに対して、実は国際エネルギー機関(IEA)の委員長が同じことを言ってまして、「世界の原油の商業在庫が急激に枯渇しており、数週間しか持たない」…20%の原油・LNG(液化天然ガス)が無くなっているってことは、やっぱりこれは長引けば長引くほど、すごいインパクトなんですよね。(24分13秒)”と言っています。
 深田萌絵氏は、“こうやって国際機関が、世界の原油の在庫が枯渇しそうだってことを発表している一方で、日本政府が補助金出すからどんどん使えっていう発表をすると、あまりにも世界で言われていることと、現場での物不足、日本政府の発表が、乖離がありすぎて、日本政府一体何を考えているんだろうって、国民の間で不信感が出る原因になっていると思うんですよ。(24分58秒)”と話しています。
 “続きはこちらから”をご覧ください。イランのペゼシュキアン大統領は日本の船舶に対し、「これまで以上に容易かつ問題のない」ホルムズ海峡通行を保証すると、X(旧ツイッター)に投稿しました。
 イランが「通っていいよ」と言ってくれているのに、ひたすらトランプの顔色を窺って日本は交渉すらしない。
 「イランは国際法無視して小学校にミサイルをぶち込み子供たちを殺したアメリカを 高市が褒め称えても尚、日本の船を通すと何度も言ってくれた。実際、出光丸はおそらく個別交渉して通った。なのに日本は交渉しない。高市内閣が原油危機を作ってる。退陣しろ!」との意見があります。
 バカイチ政権とすれば、こうした声が大きくならないように、ひたすら「目詰まり」だと言い続けているのでしょう。
(竹下雅敏)
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ナフサはある・ない? 政府と現場のズレを現役トレーダーがスッキリ解説!政府が理解できない複雑な業界の事情とは? マイケル氏
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ナフサ不足と日本政府の情報隠蔽 ~高市政権の無策が招くインフレと富の収奪

竹下雅敏氏からの情報です。
 「動画は5月6日に収録したもの」だということですが、現状に変化はあまりないようです。
 境野春彦氏は、“これだけナフサが日用品から自動車に至るまで、いろんなものに使われていて、その素材の値上げが何百社と出てきているわけです。あらゆる物の値段が上がるということは、今もって分かっているわけですね。なのに、ガソリン偏重を続けているということを見ると、今の政府に策はないのかなと感じてしまいます(16分7秒)。…毅然とした態度で、日本の立場は中東に頼らざるを得ないと。それはアメリカも分かれと。ちゃんとアメリカにも筋を通し、イランにも筋を通して、強い気持ちで日本を守ろうというような政治家が今、残念ながら出てきてない。(13分24秒)”と話しています。
 日テレNEWSは、“高市首相は『ナフサの国内での供給に問題はない』と繰り返し説明して、目詰まり解消に向けて自ら指示をしています。ただ、現場の不安感との間に乖離(かいり)も生じていて、政府与党内からも『説明に無理がある』という声が聞かれます。また、ある政府関係者は『高市首相は世論をものすごく気にしている。なるべくナフサ不足が表に出ないようにしている』と話していて、政府は今後も節約・節電要請は行わない考えです。ある現役の閣僚は『そろそろ心の準備はしておこう』くらいのメッセージは、やんわり出してもいい。ただ、日本人はその程度でも買い占めなど動き出してしまうと、発信の難しさを話していました。”と報じています。
 これに対し、「食料がなくなっても、同じことやってきそう。」「高市がお目目パチパチさせてぶりっこばあさんスタイルで言うから、余計に騙されている不安感が国民を襲っている。」という意見がありました。
 バカイチ政権の無能無策は今に始まったことではないので、国民が自衛するよりないのですが、“続きはこちらから”のIn Deepさんの記事によれば、ホルムズ海峡の今の状態が続けば、「7月中旬までに石油市場が大きな価格ショックに直面する可能性がある」とのことです。
 いつものことですが、支配層は危機を意図的に作り出し、富の移転を行います。今回のケースではインフレによる庶民からの富の収奪、そして強烈なインフレに恐れをなした人々が株に手を出したところで、一気に富を収奪するつもりではないかと見ています。
 2024年5月19日の記事で朝倉慶氏の動画を紹介し、“これから本格的なインフレ時代になると、現金が目減りして損をする。それが分かる時代がこれから来る。その時にパニックになって、多くの人が株に殺到する”との見方を紹介したのは、このためです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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エネルギー危機で日本経済崩壊?ガソリン高騰、産業停止…迫りくる最悪のシナリオ 境野春彦氏
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ますます深刻化する石油・ナフサ供給危機 ~輸入単価は過去最高、輸入量は63%減

竹下雅敏氏からの情報です。
 “続きはこちらから”の菅野完氏の動画を先にご覧ください。菅野氏はナフサ不足について、“『ナフサ流通滞留 解消指示 供給不安の声続く』という見出しなんですね。これね、読んだらね、この供給不安の声はね、民間企業から官邸筋に届いているんではなくて、調整しきれませんと言っている霞が関の官僚たちの不安の声が官邸筋を動き始めている。これ、東京新聞でも朝日新聞でも毎日新聞でもないんです。読売新聞なんです。政府の犬やと思ってるやん。「ナフサ供給問題、企業や家計への不安を直視せよ。」と、ボロッカスに高市政権のこと書いてます。これ、様子おかしすぎる。シャレにならんですよ。(2分4秒)”と言っています。
 さらに、“ナフサは無いです。どれぐらい無いかと言うたら、これぐらい無いです。日経新聞5面。「輸入単価が過去最高」になっていて、「輸入量は63%減」です。63%減で物があると言うてる奴はキチガイです。無いんです。無いなら無いなりのことを言わなあかん。さあ、言えるかどうかですよね。3つありますね、高市早苗のパターンは。無いけどあると言い張るという芸を突き進む。カルビーとか指差して、ああいう会社が悪いって言い出す。3つ目、持病の仮病が悪化する。持病の仮病が悪化するんちゃうかな~と思うけどね。(13分49秒)”と話しています。
 冒頭の動画で境野春彦氏は、“「年を超えて石油の供給を確保できるメドがつきました」という風に言われたんですね。当然、一国の総理大臣がそういう風に言えば、資料も見ない方々は言葉を信じてね、「総理が有るって言ってるんだから、有るんだろう」みたいな感じになるんですが…これは経済産業省が答弁用に作っている資料なんですけれども…見ていただきたいのは、代替調達率50%前提なんですよ。なので、仮定の話をしているわけですね(1分10秒)。…50%が5月は取れるかもしれませんよ。ただ、今、世界で争奪戦になっている中で、5月の調達分がずっと維持できるという前提で、「年を越えて確保できるメドがつきました」って言ってるんですね。(2分59秒)”と説明しています。
 「もっと厳しいのがナフサ」だということを、4分50秒のところで説明しています。“私の知り合いの原油トレーダーが居て、2人に聞いたんですけど、7月以降の調達計画は白紙なんですよ。これね、当たり前で、こんな状況で世界的な石油危機の中で、「半年契約しましょう」なんていうの、どこも誰も言い出せない。せいぜい3ヶ月のスポットが最長なんですね(7分45秒)。…そういう声がだんだん出てきたけど、なんかあんまり取り上げられてなかったですね。京都の事件を一生懸命、取り上げたりね。(8分42秒)”と話しています。
(竹下雅敏)
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「石油備蓄1年は嘘?」政府の楽観発表と現場の深刻な乖離をエネルギー専門家が暴露 境野春彦氏
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崩壊寸前の日本の物流網 ~「足りてる」政府の現実逃避と燃料高騰・ナフサ不足

竹下雅敏氏からの情報です。
 非常に面白い動画です。2倍速でご覧ください。LOGISTICS TODAYの赤澤裕介氏は、“日本の物流だけじゃなくて、一般の企業のサプライチェーンっていうのが、これまではただただ「安く」「効率良く」を追求してきたっていう歴史があるんですよね。ある意味負の側面というか、非常に危い1本の鎖に寄りかかったような状態で日本のサプライチェーンが維持されていた。それが今回、「いかに脆いものか」がはっきりしたんだと思ってるんですね。ここをなんとか、この機会に、この危機を乗り越えるのに合わせて、元通りに戻すんじゃなくて、持続的な形に転換していく。この考え方が不可欠なんじゃないかな(4分30秒)。…99.7%が実は中小零細企業なんです。運送業って。…例えば、トラックが20台しかないような運送会社って、6万3000社の内の76%ぐらいを占めるんですよ。…20台って、実は昨年まで統計を取り始めてから一度も経常黒字になったことがない台数なんです。だから産業として成り立ってないんですよ。…なんとかやりくりしたり副業やったりするわけですよ。それで乗り越えてきていたところ、2月28日までの軽油の価格が120円ぐらいで、それが今160円弱ぐらいになっている。もうね、無理なんですよ。この無理な状態が2ヶ月半ぐらい。2ヶ月半持っているのが奇跡なぐらいですよ。そろそろキャッシュフローが傷んでしまう。行き詰まってしまう(26分28秒)。…政府がどんなメッセージを出してようが出していなかろうが、政府のメッセージとは関係なく、消費者の生活がこれまで通りのところに戻るというのは、ちょっと難しいと思います。(29分22秒)”と話しています。
 バカイチ政権は、最後の最後まで「目詰まり」「足りてる」で通すつもりでしょうが、“毎日のように空襲でボコボコにされとるのに、「なお戦局は依然として有利に展開しておるのであります」言うて、そのまま滅んでった国とよう似てますなぁ”というコメントが現状を的確に表現しているようです。
 “続きはこちらから”をご覧ください。ナフサ不足は農業に影響を及ぼしています。そして、「とうとう、エンジンオイルが無くなりました」というツイートがありました。この問題に、早くから警鐘を鳴らし続けていたDr.パパ氏は、“状況は刻々と悪化しています。ここからは身を守る行動をして欲しい。物流が途絶えたら困るもの、今のうちに確保しておきましょう。モノがあっても届けられなくなる...”とツイートしています。
(竹下雅敏)
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【特別対談】日本政府に告ぐ。「目詰まり」犯人説はもう止めよ。エネルギーと物流のプロが原油危機への覚悟と政策を緊急提言! 境野春彦氏 赤澤裕介氏
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