アーカイブ: 軍事・戦争

ウクライナ軍がドネツク軍に使用した「汚い爆弾」の情報と、証拠となる写真 ~ドネツクから50kmの所にあるゴルロフカ地区で使われた「汚い爆弾」

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭の動画の7分以降で、ウクライナ軍がドネツク軍に使用した「汚い爆弾」の情報と、証拠となる写真が出てきます。ウクライナ軍はこれを空からではなく、何かから発射して陣地に投げ込んだ(8分14秒)ということです。
 8分38秒で、“2022年10月9日午後4時頃、この容器から何かが漏れ、白い煙が出てきました。その時、陣地にいた私たちの仲間は、化学物質か放射線の中毒症状のようなものを起こしました。彼らは吐いたり目に炎症を起こしたり、視界が暗くて何も見えなかったり、関節がとても痛くなったり、歯茎から血が出たり、耳や鼻から血が出たりという症状が出ました。これは放射線障害の症状です。”と言い、14分22秒でその容器の写真が出てきます。
 15分30秒で、“(容器は)16時頃、前線の数カ所に落とされました。その中から液体が流れ出てきて、白い煙が出てきました。化学物質か放射線被害を受けた兵士たちは病院に運ばれました。”と言っています。“ゴルロフカ地区はドネツクから50kmの所にあります。(17分5秒)”と言っていることから、ここで「汚い爆弾」が使われたようです。
 10月31日の記事で、“ロシア国防省のコナシェンコフ報道官は、9月に起こった「ノルドストリーム」の爆破テロの計画や実施に、英海軍が関与していたと発表。ノルドストリーム爆破の1分後に、トラス首相(当時)が、ブリンケン国務長官に「It’s done/作戦完了」とメッセージしていた”という情報を紹介しました。
 この件に関して、ロシア外務省のザハロワ報道官は「モスクワはロンドンからの公式な回答を待っている」と言っていること、また「英国大使は召還され、関連資料を渡される…同じ資料が…一般にも公開される…」と言っていることから、ロシアは証拠を握っているようです。
 “続きはこちらから”では、ハッカーがウクライナ軍の部隊運用に使われている米国のプログラム「DELTA」のシステム侵入に成功し、“ウクライナ軍が持っているウクライナ・ロシア各軍の全てのデータを手に入れた”とのことです。
 アメリカは、中間選挙までに「汚い爆弾」を使った偽旗作戦で成果を上げるはずだったのですが、これではとても無理ですね。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ロシアが「汚い爆弾」をウクライナが使うと警告を発した理由(たぶん) Dirty Bomb John Mark Dougan 2022/10/15
配信元)
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配信元)
 
モスクワがMI6を追い詰める。 ロシア外務省の報道官マリア・ザハロワ:
「10月29日のセヴァストポリ黒海艦隊基地へのテロ攻撃とノルドストリームパイプラインに対する破壊行為に英国の諜報機関が関与していたことは疑いようがない」

「彼らは無反応では済まされないだろう。我々は安保理でこのことを表明した。英国大使は召還され、関連資料を渡される…同じ資料が…一般にも公開される…。
 
「彼らはテロ攻撃の責任を免れようとした。そんなことは知らなかったと。とても奇妙な反応だった。彼らは、これまでと同じように、ロシア国防省と接触している。
 
「原則的には、ある事柄をクリアにしようとすることはできたはずだ。しかし、彼らはすべての質問の答えを先験的に知っていることが判明した…。自分たちは関係ないと言っている。少なくとも、どんな証拠があるのか聞くべきだった…」

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ロシア国防省のコナシェンコフ報道官は、9月に起こった「ノルドストリーム」の爆破テロの計画や実施に、英海軍が関与していたと発表 ~英国海軍のこの部隊の代表は、テロ攻撃の計画、提供、実施に参加し、ノルドストリーム1とノルドストリーム2のガスパイプラインを爆破した

竹下雅敏氏からの情報です。
 ロシア国防省のコナシェンコフ報道官は、9月に起こった「ノルドストリーム」の爆破テロの計画や実施に、英海軍が関与していたと発表しました。アルジャジーラによれば、ロシア国防省は「入手可能な情報によると、英国海軍のこの部隊の代表は、今年9月26日にバルト海でのテロ攻撃の計画、提供、実施に参加し、ノルドストリーム1とノルドストリーム2のガスパイプラインを爆破した」と述べたということです。
 英国国防省は「ウクライナへの違法な侵略に対する彼らの悲惨な取り扱いを損なうために、ロシア国防省は壮大な規模の虚偽の主張を売り込むことに頼っている」として、ロシアの告発を否定しています。
 しかし、J Sato氏のツイートによると、「ノルドストリーム爆破の1分後に、トラス首相(当時)が、ブリンケン国務長官に “It’s done/作戦完了”とメッセージしていた」とあります。
 今のところ、この情報のウラが取れないので噂のレベルですが、BBCニュースによると「リズ・トラス元首相の携帯電話が外務長官時代にハッキングされた…彼女が首相になったときに財務大臣になった親友のクワシ・クワルテンとの間で交わされたプライベートメッセージも、ハッキング疑惑によって発覚した」ということなので、ロシアは何かを掴んでいると考えた方が良さそうです。
 Kim Dotcom氏のツイートに対し、「おいおい。信じたいのは山々なんですが、証拠が欲しいんです。もし、実際に証拠があるのなら、それを世間に公表する必要があります。」という書き込みがありました。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「ノルドストリーム」のテロ・黒海艦隊攻撃、英国が計画に参加=露国防省
転載元)

© Sputnik / Ministry of Defence of the Russian Federation/ メディアバンクへ移行
 
ロシア国防省のコナシェンコフ報道官は29日、バルト海を通る海底パイプライン「ノルドストリーム」で起こったテロについて、英海軍が作戦計画に参加していたと発表した。またこの日、露クリミア半島のセバストポリで発生したウクライナ側によるロシア黒海艦隊への攻撃についても、英国の特務員の指導のもと実施されたとしている。

コナシェンコフ報道官によると、29日早朝、ウクライナ側がセバストポリにある露黒海艦隊の基地を無人航空機(ドローン)などでテロ攻撃した。露軍の対抗措置により、ドローンは全て破壊された。ロシア側は掃海艇1隻と港湾内の海上遮蔽装置が軽微な損傷を受けた。
 
また、被害を受けた黒海艦隊の船団は、国際合意に基づいてウクライナの港から穀物を輸出する海上人道回廊の安全を守っていたものだったとしている。
 
一連の攻撃の計画やウクライナ軍の第73海上作戦特殊部隊の教練は、ウクライナ南部ニコラエフ(ミコライウ)州オチャコフ市にいた英国の特務員の指導のもと行われたとしている。また、この英海軍の特殊部隊は9月に起こった「ノルドストリーム」の爆破テロの計画や実施にも関与している疑いがあるという。


 
9月26日、「ノルドストリーム1」と「ノルドストリーム2」でそれぞれガス漏れが発生した。ロシア検察総局は、国際テロ行為として捜査を進めている。
 
これまでに、欧州各国はパイプラインシステムの共同所有者であるロシア抜きに調査を実施した。これを受け、ロシアは独自の調査を行うため、自国の調査船「ネフライト」を公海上の現場海域に派遣している。
 
一方、ロシアのぺスコフ大統領報道官はこのごろ、「『ノルドストリーム』破壊工作の真実は、欧州の人々を驚かせる可能性がある」と発言していた。
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配信元)
 

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22/10/24 フルフォード情報英語版:中国が新たな100年計画を発表する一方で、欧米は混乱に陥いる

 10月24日フルフォード・レポート(英語版)です。キッシンジャーが叩かれているようです。エリザベス女王の殺害と安倍元首相の殺害を命じたのはキッシンジャーだとか。。。(MI6情報筋と日本の軍事情報筋より)エリザベス女王は2015年に亡くなっていて安倍元首相の銃撃事件も茶番でした。2022年5月27日の竹下先生の記事をご覧ください。本物のキッシンジャーはすでに亡くなっていて、今のキッシンジャーが信頼できる人物なのかどうか書かれています。この記事から5ヶ月ほど経っていて、もちろん寝返り波動が変わることも可能性ありです。ご自身で今のキッシンジャーの波動測定でご確認を♪

マーク・ミリー将軍を反逆罪で裁け
”もちろん、脱サタン化はまずアメリカ国内で続けなければならない。ここで米軍のホワイトハットは、2020年に露骨な選挙窃盗を許したとして、マーク・ミリー将軍を反逆罪で裁かなければならないだろう。” マーク・ミリーはQの中心人物の一人、「善」であったはずのQが、いつどこで転けたのか、こちらの映像配信で要チェック!マーク・ミリーの現在の波動も要チェック!

多くのドイツ老舗が債務超過に!

ロシア外務省:EUは『無法地帯』に変貌しつつある

イスラエル:ウクライナから距離を置く、ウクライナに武器を送らない

2011年の新聞記事にビル・ゲイツがワクチン接種で人口削減を計画していることが掲載
“ビル・ゲイツが 「ゼロ・カーボンソリューション 」として、「強制予防接種による過疎化 」を始める”

アメリカ: 連邦裁判所の訴訟事件簿に365,000件の封印事件

ハンター・バイデン :州法と連邦法の違反、計459件

5年に一度の中国政府の会議の内容の要約(5年計画と100年計画)
(このプラン、popoちゃんのハートには全く響かなかった。。。😓)
(popoちゃん💖)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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フルフォード情報英語版:中国が新たな100年計画を発表する一方で、欧米は混乱に陥いる
転載元)

中国が世界を支配することになる?


China announces new 100-year plan while the West descends into chaos The Khazarian mafia-led “rules-based world order” is descending into anarchy and civil war. By contrast, China has just announced a new 100-year plan to enrich their nation in harmony with nature. Unless the West overthrows its Satanic KM leadership, China is going to rule the world, whether it wants to or not. ハザール・マフィアが主導する「ルールに基づく世界秩序」は、無政府状態と内戦状態に陥りつつある。対照的に、中国は自然と調和しながら国を豊かにするための新しい100年計画を発表したばかりだ。西洋がその悪魔のようなハザール・マフィア指導部を打倒しない限り、望むと望まざるとにかかわらず、中国は世界を支配することになるのだ。


エリザベス女王の殺害:ドイツ国防局の復讐?


Before talking about China, let us start by looking at the civil war raging in the West. What happened there is that after the murder of Queen Elizabeth II (head of the committee of 300), the KM installed either a blackmail-compromised King Charles III or else a puppet look alike. MI6 sources say the murder of Elizabeth was German DVD revenge for the execution of George Bush Sr. and his family. The murder was likely ordered by Heinz Kissinger, according to Asian royal family sources. 中国について話す前に、まず西側で起きている内戦について見てみよう。そこで起こったことは、エリザベス二世女王(300人委員会の長)が殺害された後、ハザール・マフィアは脅迫で妥協したチャールズ三世か、そっくり操り人形に置き換えたということである。MI6【《英》軍事情報活動第6部】の情報筋によると、エリザベス殺害はジョージ・ブッシュ・シニアとその家族の処刑に対するドイツのDVD【ドイツ国防局】の復讐だったそうだ。アジアの王室関係者によると、この殺人はハインツ・キッシンジャーが命じた可能性が高いとのこと。


フルフォード氏がMI6に送ったメッセージ:キッシンジャーを裁判にかけろ


Here is a message I sent to MI6 about Kissinger: これは私がキッシンジャーについてMI6に送ったメッセージだ。

Heinz Kissinger tried to have me killed around the time I first started exposing his boss David Rockefeller. He is also the guy who set up the so-called trading platforms that spoof the financial system to create money out of nothing for the Nazi group he works with. He, therefore, has the strongest motive to prevent any attempts to wrest control of the financial system away from his group, hence the murder of Her Majesty as well as so many other leaders over the years. He needs to be taken in, interrogated and then put on trial.
 ハインツ・キッシンジャーは、私が【キッシンジャーの】上司デイビッド・ロックフェラーを暴露し始めた頃に、私を殺そうとした。彼はまた、金融システムを詐称して、無から有を生み出す、いわゆる取引所を設立した人物で、ナチスのグループと協力している。したがって、自分のグループから金融システムの支配権を奪おうとする試みを阻止する強い動機があり、それゆえ、エリザベス女王の殺害だけでなく、長年にわたって他の多くの指導者を殺害してきたのだ。彼は連行され、尋問され、そして裁判にかけられなければならない。


日本の軍事情報:キッシンジャーとハースが安倍晋三元首相を殺害するよう命じた?


Kissinger and his deputy Richard Haas, head of the Council on Foreign Relations, ordered the murder of former Japanese Prime Minister Shinzo Abe, according to Japanese military intelligence. For that reason, an international arrest warrant has been issued for Kissinger, who is a well-known serial killer of world leaders. Haas has already announced he is quitting the CFR, presumably because he has already been arrested or executed. 日本の軍事情報によると、キッシンジャーとその副官である外交問題評議会議長のリチャード・ハースは、日本の安倍晋三元首相を殺害するよう命じたという。そのため、世界の指導者の連続殺人犯として知られるキッシンジャー氏には国際逮捕状が出されている。ハースはすでにCFRを辞めると発表しているが、これはすでに逮捕か処刑されたからだと思われる。
https://nydailypaper.com/richard-haass-council-foreign-relations-html/

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プーチン大統領による、「ヴァルダイで行った重要な演説」 ~ウクライナでの紛争や台湾での挑発、世界の食糧・エネルギー市場の不安定化などは、アメリカとその同盟国によるものであり、その目的は「西側諸国の覇権の維持」である

竹下雅敏氏からの情報です。
 プーチン大統領が、「ヴァルダイで行った重要な演説」の要約です。世界は激動の10年に突入しており、ウクライナでの紛争や台湾での挑発、世界の食糧・エネルギー市場の不安定化などは、アメリカとその同盟国によるものであり、その目的は「西側諸国の覇権の維持」であると指摘しています。
 スプートニクの「ヴァルダイ国際討論クラブにおけるプーチン大統領の主要発言」には、「我々には実に多くの友人がいる。多くの人々は外部からの指示で生きることに疲れており、我々がその者と進める戦いを目撃している。」「遅かれ早かれ多極的な世界秩序の新たな主要国と西側は、我々にとって共通の未来に関する対等な対話を開始せざるを得ない」などがあります。
 プーチン大統領のこうした発言は一貫しており、“続きはこちらから”の動画は、本物のプーチン大統領による「2007年ミュンヘン安全保障会議での演説」です。
 これは10月25日の記事でスコット・リッター氏がプーチン大統領のことを、“愛国者です。…2007年のミュンヘン安全保障会議での彼のスピーチは、近代政治で語り継がれる内容ですが、彼が反西側なのではなく、西が反ロシアなのです。”と言っていた「演説」です。
 3分20秒で、“一極支配の世界とは何なのだろうか。この言葉をどう飾ろうとも、要するにひとつのタイプの状況、すなわちひとつの権威の中心、ひとつの力の中心、ひとつの意思決定の中心を指している。それは、一人の支配者、一人の主権者が存在する世界です。そして、結局は、このシステムの中にいるすべての人にとってだけでなく、主権者自身にとっても有害なことなのです。それは、内部から自壊してしまうからです。そして、これはまさしく民主主義とは何の共通項もない。なぜなら、ご存知のように、民主主義とは、少数派の利益や意見に照らして、多数派の権力を行使するものだからです。ちなみに、私たちロシアは、常に民主主義について教えられています。しかし、なぜか教える側は自ら学ぼうとしない。私は、一極支配のモデルは、今日の世界では受け入れがたいだけではなく、不可能だと考えています。…さらに重要なことは、このモデル自体に欠陥があり、その根底には、現代文明の道徳的基盤が存在しないし、存在しえないということなのです”といっています。
 8分45秒では、“政治における開放性、透明性、予測可能性といった原則の必要性は論を待たない。武力行使は、特定の国の司法制度における死刑に匹敵する、本当に例外的な措置であるべきです。しかし、今日、私たちは逆の傾向、すなわち、殺人犯や危険な犯罪者に対してさえ死刑を禁じている国が、合法とは言いがたい軍事行動に軽々と参加している状況を目の当たりにしている。そして実際、このような紛争によって、何百人、何千人という民間人が殺されているのです”と言っています。
 ドンバスに関する2本のドキュメンタリーの作者であるジャーナリストのアンヌ・ロール・ボネルさんは、15年間勤務したパリ大学から解雇されました。
 ドイツのハンブルクの裁判所は、車のリアウィンドウ(後部窓ガラス)に「Z」マークを表示した62歳の男性に4,000ユーロ(約58万円)の罰金を科したのですが、“ドイツでは、このシンボルを該当する文脈で使用することは、国際法に違反する侵略戦争の承認を意味するため、処罰の対象となる”ということです。
 ウクライナのナチスを支持すること、ウクライナによるドンバス地方のロシア系住民への虐殺は、なぜ問題にならないのでしょう。
 こうしたクズのような国が民主主義を説くのです。「なぜか教える側は自ら学ぼうとしない」のです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「誰も来るべき嵐を無視することはできない」。プーチンがヴァルダイで行った重要な演説
転載元)
西側の覇権主義は、すべての人を尊重する実際の秩序に取って代わられるべきである、とロシア指導者は述べた。

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
2022年10月27日、モスクワ地方で開催されたバルダイ・ディスカッション・クラブのフォーラム本会議に出席するロシアのプーチン大統領。© Pavel Byrkin / AFP

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は27日、バルダイ・ディスカッション・クラブの年次総会で演説し、より公正な世界秩序の追求が西洋の集団の恣意的な覇権主義と衝突し、世界は激動の10年に突入していると語った。
 
プーチンのスピーチは、生物多様性から「キャンセル文化」、西洋が提供するものの本質とロシアの対応まで多岐にわたり、その後、聴衆の質問に答える時間が何時間も続いた。ここでは、冒頭の発言から6つの重要なポイントを紹介する。
 
1 西側諸国は覇権を維持するために紛争を煽っている
 
ウクライナでの紛争や台湾での挑発、世界の食糧・エネルギー市場の不安定化など、アメリカとその同盟国はここ数年、特にここ数ヶ月、世界中で緊張を激化させているとプーチン大統領は述べた。
 
「世界を支配することは、いわゆる西側諸国がこのゲームに賭けたものであり、それは確かに危険で、血なまぐさい、そして、汚いものであると言える。国や民族の主権、アイデンティティ、独自性を否定し、他国の利益を無視するものだ」とロシア大統領は説明した。彼らの言う「ルールに基づく世界秩序」では、「ルール」を作る者だけが主体性を持ち、それ以外の者はただ従わなければならない。
 
しかし、西側諸国は「建設的なアイデアも前向きな発展もなく、支配を維持すること以外に世界に提供するものは何もない」。
 
2 あなたのためのルール、私のためのルールではない

欧米は、自分たちの文化や世界観が普遍的であるべきだと主張している、とプーチンは言う。口には出さないが、その価値観が無条件に受け入れられるべきものであるかのように振る舞っている。
 
しかし、中国をはじめとするいくつかの国がグローバリゼーションの恩恵を受け始めると、西側諸国は、長い間、定石であり神聖であると主張してきた多くのルールを「直ちに変更するか、完全に取り消す」、とプーチンは言った。自由貿易、経済の開放性、公正競争、財産権さえも「突然完全に忘れてしまう」のだ。
 
「自分たちにとって利益のあることが起こると、すぐにルールを変えてしまう。」
 
3 「キャンセル・カルチャー」と文化の取り消し

自分たちが無謬であると信じている西側の支配者たちは、自分たちが嫌いなものを破壊すること、つまり「取り消す」ことを望んでいる。ナチスが本を燃やしたように、西側の「自由主義と進歩の守護者」は今、ドストエフスキーやチャイコフスキーを禁止している、とプーチンは言った。自由民主主義は認識できないものに変質し、代替的な視点をプロパガンダや脅威と断定している、と彼は付け加えた。いわゆる「キャンセル・カルチャー」は、生きているもの、創造的なものをすべて破壊し、文化、経済、政治における思想の自由を阻んでいるのです。
 
「歴史は、もちろん、すべてをその場所に置くだろう」とプーチンは言った。「しかし、ドストエフスキーやチャイコフスキーやプーシキンは存続するが、彼らの名前は数年後には誰も覚えていない」と付け加えた。
 
4 ロシアは支配を求めない
 
ロシアは「独立した独自の文明」であり、「自らを西側の敵と考えたことはない」とプーチン氏は述べた。古代から、伝統的なキリスト教やイスラム教の価値観、自由、愛国心、豊かな文化といった西側との結びつきがあった。しかし、もう一つの西洋がある。「新自由主義エリートの道具として行動する、攻撃的でコスモポリタンな新植民地主義者」であり、「その独裁をロシアは決して受け入れないだろう」とプーチンは言った。
 
それでも、ロシアは西側のエリートたちに挑戦状を叩きつけるわけではなく、「自由に存在し、発展する権利を守るだけだ。同時に、我々自身もある種の新しい覇権国家になることを求めてはいない」とプーチン氏は述べた。

5 西洋の覇権は終わりつつある
 
私たちは、第二次世界大戦後、おそらく最も危険で、予測不可能で、同時に重要な10年を前にして、歴史的な節目に立っている。欧米は人類を単独で管理することはできないが、必死にそれを行おうとしており、世界のほとんどの人民はもはやそれに我慢することを望んでいない」とプーチンは言った。
 
この騒乱から生じる紛争は人類全体を脅かしており、建設的に解決することが今後の主要な課題であると、ロシアの指導者は述べている。
 
この嵐は地球規模のものであり、誰もこの嵐を無視することはできない。人類は2つの選択を迫られている。それは、必然的に我々すべてを押しつぶすような問題の重荷を蓄積し続けるか、不完全ではあるが、我々の世界をより安全で安定したものにすることができる解決策を一緒に見つけようとするか、である。
 
6 多極化する世界のあるべき姿
 
真に民主的な多極化世界では、いかなる社会、文化、文明も、自らの進路と社会政治システムを選択する権利を持つべきである。アメリカとヨーロッパにその権利があるのなら、他のすべての人にもあるはずだ。ロシアにもその権利がある。「どのような社会を作るべきか、どのような原則に基づくべきか、誰も私たちの国民に指図することはできない」。
 
西洋の政治的、経済的、イデオロギー的独占に対する最大の脅威は、代替的な社会モデルが世界に生じることである-そしてそれはより効果的でより魅力的であるだろう。
 
新しい世界秩序は、法と正義に基づき、自由で、信頼でき、公正であるべきだと、私たちは信じています」と、ロシア大統領は述べた。
 
「未来の世界秩序は、私たちの目の前で形成されつつあります。そして、この世界秩序において、私たちは、すべての人の意見に耳を傾け、あらゆる国家、社会、文化、あらゆる世界観、思想、宗教の体系を考慮し、誰にも一つの真実を押しつけることなく、ただその上に立って、民族と地球の運命に対する責任を理解し、人類文明の交響曲を構築しなければなりません。」
 

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配信元)

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今の米軍はメチャクチャ弱い! ~ヘリテージ財団が10月18日に発表した報告書では、“「強い」という評価は、海兵隊と核能力だけ”

竹下雅敏氏からの情報です。
 「今の米軍はメチャクチャ弱い」という面白い記事です。タリバンですら勝てずに、アフガニスタンを追い出されてしまったのだから、どれほど弱いかは、ある程度想像できます。
 ウクライナ最強のアゾフは一般市民を相手にしている時は強いのですが、ロシア軍の前には、ただのチンピラでしかありませんでした。そのアゾフを訓練していたのが米国です。ダグラス・マクレガー元陸軍大佐は、“この20年間、アメリカが戦ってきた相手は赤子の手をひねるよりも容易な、つまり反撃することのできない相手ばかりでした。”と言っていました。
 現在のウクライナでは、ウクライナ軍は既に壊滅状態で、事実上NATO軍がロシアと戦っています。しかもハイマースが標的にしているのは病院や学校、原子力発電所やダムです。テロか偽旗作戦以外の戦略は無いように見えます。
 In Deepさんの記事によれば、ヘリテージ財団が10月18日に発表した報告書では、“「強い」という評価は、海兵隊と核能力だけ”ということです。米兵にワクチンを強制した時点で、米軍は滅びたと言っても良いのではないでしょうか。少なくとも中国は、そう思っていると思います。この点は自衛隊も同様です。
 “米軍の上層部が、なぜこうした愚かなことをするのか?”を想像すると、軍産複合体は寄生する国を米国から中国へと移すつもりであること、没落した米国を支配するには、AI(人工知能)とロボット兵士で十分だと見ているからではないでしょうか。ワクチンや食料・エネルギー危機で相当数のアメリカ人を殺すつもりなのでしょう。
 アメリカにはスコット・リッター氏やマクレガー元大佐のような優れた人物がいますが、こうした本当の愛国者で専門的な知識を有する人は上層部にはいないのです。マクレガー元大佐は、“イギリス軍のシステムはアメリカ軍のシステムとはたいへん違います。イギリス軍では、本人の実力で二つ星将軍にまでなることができます。しかし、アメリカ軍においては全てがあまりにも政治的になっているのでそれはできません。”と言っていました。
 中国、ロシア、北朝鮮の3つの核保有国と敵対関係になる「三正面作戦」を展開しているのが岸田政権で、「メチャクチャ弱い」米軍の二軍となって戦うつもりなのでしょうか。私には、頭がおかしいとしか思えないのですが…。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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現在の米軍が「史上最弱」であることが判明している中で近づく世界戦争と経済破綻の中をどう生きる
転載元)
(前略)
ロシアの特別軍事作戦に関しての日本の報道のいわゆる「プロパガンダ」は(中略)… ロシア側に不利な報道ばかりをして、日本の、あるいは日本国民の誰がどう得するのかが全然わからない。現時点では、ヨーロッパほどひどい状態ではないとはいえ、「不利益ばかりを受ける」のが実情だと思います。
 
しかも、あまり度が過ぎると、「日本もウクライナみたくなっちゃう」という可能性が絶対にゼロとはいえないですし。相手がロシアか中国かはともかく、可能性がゼロではないはずです。
 
それでまあ、日本は、アメリカと同盟だかなんだか軍事的にもそういうようなことになっていると思うのですが、最近のメルマガで少しふれたのですけれど、「今の米軍はメチャクチャ弱い」のです。
(中略)
この評価をつけたのは、歴史あるアメリカの保守系シンクタンクである「ヘリテージ財団」で、この財団は毎年、米軍の「強さ」を詳しく評価していますが、今回、初めて、「弱い」とつけざるを得なくなったのでした。
 
ヘリテージ財団が、10月18日に発表した報告書は以下にあります。

  ヘリテージ財団が2023年の米軍強度指数を発表。米軍に史上初の「弱い」総合評価を与える
Heritage Foundation Releases 2023 Index of U.S. Military Strength, Gives U.S. Military First-Ever ‘Weak’ Overall Rating

個々の詳しい内容はともかく、各軍に対しての評価は、以下のようになっています。

  (ヘリテージ財団の米軍の強度指数の報告書より)
・陸軍:最低限 (ここから落ちると「弱い」に分類)
・海軍:弱い
海兵隊:強い
・空軍:非常に弱い
・宇宙軍:弱い
核能力:強い
heritage.org

「強い」という評価は、海兵隊と「核能力」だけですが、しかし、それぞれ問題が多く、現状の評価の方向ですと、来年は共に格下げとなりそうです。
(中略)
もはや「国防機能として危険な領域」にまで達しているのにもかかわらず、それなのに、えんえんとウクライナへの支援を続けている
(中略)
この「整合性を欠いている」ことに関しての海外の報道は事欠かなく、たとえば、ドイツは、「戦争用の弾薬がなくなっちゃった」と報じられています。以下に翻訳がありますが、ウクライナに武器を送り続けたせいで、「自国で戦争が起きた場合、1日か 2日分の弾薬しかない」ことをスウェーデンの報道社にドイツ政府の資料からスクープされていました。
 
  (報道) ドイツは弾薬が尽きた (2022/10/11)

さらに、アメリカも、自走多連装ロケット砲の「HIMARSロケット」という兵器があるのですけれど、「ウクライナに送りすぎて、全部なくなっちゃった」ことが判明しています。
 
アメリカの軍事分析組織のディーガル(あのディーガルです)が、ロシアの情報として伝えていました。下に翻訳があります。
 

この記事の冒頭は、
 
  > ウクライナ政府は毎月 5,000 発以上の HIMARS ミサイルを消費しているが、ロッキード・マーチンはそのようなミサイルを年間 9,000発しか生産していない。 (Deagal)

「……あんたら……脳をどこかに……」と思わず呟きましたが、月産で数百発しか製造できない兵器をウクライナにどんどん送って、そして、ウクライナ軍は非常に「無駄に」この高性能のロケットを使いまくった結果、「もう送ることができなくなりました」とアメリカが述べたという話です。
(中略)

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