ガザ地区保健省は「14日の午後8時半、病院は2発の砲撃を受けました。その翌日の朝、院長がイスラエル軍から『きのう2発の砲弾で警告をした』と電話を受けました。砲弾で警告を受けるのは世界でガザ地区だけです。院長はイスラエル軍から『警告したのになぜまだ避難しないのか』と言われました」と非難声明を出した

竹下雅敏氏からの情報です。
 17日午後7時半ごろ、パレスチナ自治区のガザ北部のアル・アハリ・アラブ病院が爆撃されました。イスラエル軍は関与を否定していますが、ガザ地区保健省は「14日の午後8時半、病院は2発の砲撃を受けました。その翌日の朝、院長がイスラエル軍から『きのう2発の砲弾で警告をした』と電話を受けました。砲弾で警告を受けるのは世界でガザ地区だけです。院長はイスラエル軍から『警告したのになぜまだ避難しないのか』と言われました」と非難声明を出しています。
 BBC Newsが17日の午前0時15分に「ハマスが病院や学校の下にトンネルを作るのか?」とツイートしてから、その日のうちに病院は爆撃されました。 
 タマホイさんのツイートによれば、米国防総省サブリナ・シン副報道官は「ハマスが病院内に指揮統制班を置いている」と発言していますが、虐殺の正当化にはなり得ません。
 当時、推定5000人が病院にいたが、それはまさに病院が安全な場所だと考えていたからです。しかし、「イスラエルは7日以内に400人の乳児を含む1,000人以上の子供を殺害した。」のです。
 アル・アハリ・アラブ病院への爆撃で、中東全域で大規模な自然発生的なデモが勃発しています。こちらのビデオスレッドにはイラン、ヨルダン、トルコ、イラク、チュニジア、レバノン、イエメンなどのデモの様子があります。
 こちらのツイートは「ハマスが赤ん坊を斬首したという(今では否定されている)話について血まみれの殺人を叫んだジャーナリストたちが、誰が病院を丸ごと平らにして何百人も殺したのか知らないふりをするのを、リアルタイムで見ているのは信じられないことだ。」と言っています。
 タマホイさんのツイートにあるように、“ハマスがガザの病院を爆撃した”というイスラエルの主張に異議を唱えたり、「爆発の規模からして、イスラエル軍の空爆、あるいは複数回の空爆以外に何が考えられるのか」などと話すレポーターは「職を失うことになる」可能性が高い。
 しかし、これまでなら情報をコントロールできた大手メディアは、スマホやSNSの普及で「パレスチナ問題」の真実を隠すことができなくなってきました。
(竹下雅敏)
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配信元)

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