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共産党が独自入手した新文書により発覚!〜政府から独立しているはずの会計検査院、公表前の報告書を政府にだけ横流し!

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭の、共産党宮本岳志議員の質問は必聴です。途中、質疑の中断があり、実質15分程度なので是非ご覧ください。時間の無い方は、3分25秒~5分15秒をご覧ください。要点は、記事として取り上げたしんぶん赤旗とリテラ、そして関連のツイートをご覧になるとわかります。
 共産党は、「航空局長と理財局長との意見交換概要」という新文書を独自入手。文書には、理財局の太田局長らの、会計検査院や国会対応について協議する様子が書かれていました。太田理財局長は、会計検査院の報告書から“総額を消すことが重要だが…少なくともトン数は消せないのではないか”と話しています。このやり取りから、宮本議員は、太田局長らは会計検査院の報告書を事前に見ていたのではないかと追及します。
 これはとんでもない話で、“政府から独立しているはずの会計検査院が、公表前の報告書を政府にだけ横流ししていた”ということになり、太田局長らは、“その会計検査院に対して介入を相談していることになる”わけです。
 なので、宮本議員の質問に対して太田局長は、直ちに“そんな事はありえません”と言わなければならなかったはずなのに、明確な答弁を避けました。
これは、宮本議員の指摘が正鵠を射ていたからだと思われます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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森友問題について
配信元)
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政権かばい“口裏合わせ”
昨年9月 財務・国交両局長
森友疑惑 共産党が内部文書入手 小池・宮本岳志氏追及
首相が調査約束
引用元)
(前略)

 文書名は「航空局長と理財局長との意見交換概要」で、党国会議員団が独自入手したもの。昨年9月7日午前9時15分から40分間、理財局の太田充局長と中村稔総務課長、航空局の蝦名邦晴局長と金井昭彦総務課長が検査院、官邸・与党、野党などへの国会対応を協議しました。

(中略)

当時、検査院が国有地約8億円値引きの根拠となったごみの総量や見積もり額を調べていました。宮本氏は、文書で、太田局長が「少なくとも(ごみの)『トン数』は消せないのではないか」と話していると紹介。太田局長が「トン数」と述べたのは「検査院から事前に報告書案を見せられていたからではないか」と質問しました。太田局長は「質問通告がなく、答えようがない」と“見ていない”と否定できず、委員会室が騒然となりました。

(以下略)
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森友問題めぐり財務省・太田理財局長が会計検査院への介入を密談した記録が! 菅義偉官房長官との連携もポロリ
引用元)
(前略)

小池議員が(中略)... 文書を独自入手したとして、読み上げ始めた。

(中略)

航空局「総額を報告書から落とすこと。瑕疵担保免責の考え方を認めさせて、リスクを遮断するために、見える範囲で最大限合理的な範囲で見積もったと主張できるようにしておくことが重要」
理財局「総額を消すことが重要だが、それが難しい場合には、失点を最小限にすることも考えなくてはいけない。少なくともトン数は消せないのではないか。金額よりもトン数のほうがマシ」

(中略)

つまり、太田局長らは、会計検査院の報告書から「総額を消してもらおう」「総額が難しければ、トン数だけは残して金額だけでも消してもらおう」と話し合っているのだ。これが事実なら、とんでもないことだ。会計検査院は内閣から独立した機関と憲法で定められているが、その会計検査院の検査に対して、介入を相談していることになるからだ。

(以下略)
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配信元)


28日参院予算委員会集中審議:福山哲郎議員、山本太郎議員、小池晃議員質疑のトピック 〜 全ての記録は総理の関与を示している、反証は総理自身の責任

 28日、参院予算委員会で森友・加計学園問題をめぐる集中審議が行われました。もちろん疑惑の中心人物あべぴょんが対象ですが、例によって文脈を無視した答えにならない答弁をグダグダ続け、聞いているうちに気持ちが悪くなります。しかし、質問に立った議員達は、これまでの一年で鍛えられたのか毒気にもめげず果敢に追求しました。午前中に立った福山哲郎議員、山本太郎議員、小池晃議員の質問で注目されたところをピックアップしました。
福山議員は、噛んで含めるように「総理の関与が明らか」と説明しますが、馬耳東風な答弁のあべぴょん、終いには「それは福山議員の作ったストーリーだ」と目が回るような暴言まで飛び出しました。
山本議員は、流れるような質疑の中にドラマのような仕掛けを隠し、あべぴょんを追い詰めました。否定だけしている総理の限界を明らかにし「膿はあなた自身だ」と言い切っちゃったよ。
小池議員は、内部文書を暴露し、値引きに太田理財局長の関与があり、官邸や国会にも働きかけていたことを追求しました。さらに新たな交渉記録の黒塗り部分にあった稲田龍示弁護士の記載について、政治家の関与を隠す目的があったことを指摘しました。
 情け容赦は不要、どんどんやって!
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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28日参議院予算委員会より
福山哲郎議員:
モリカケ防衛省日報問題など、新事実や廃棄したものが出てきたら、本来であれば誰かが責任を取り真相究明に進むはずなのに、誰もやらない情けない状況が続いている。
国会を、国民をずっと騙している

加計学園からのコメント「誤った情報」、これに対して、なぜ総理は加計学園に抗議しなかったのか

安倍総理:「伝聞の伝聞」で、抗議の理由がない。愛媛県の文書には政府があえてコメントすることはない。
福山:理由はある。政府を騙して自分の事業をしようとした犯罪だ
加計理事長の証人喚問と記者会見を求め、愛媛、今治に謝罪と説明を求めるべきだ。
総理:「伝聞の伝聞」だから(取り上げる必要がない)。
福山:モリカケとも構造的には同じ。総理の話は全て「やってません、会ってません」だけ。それでは反証にならない。残っている文書は全部、総理の関与を証明している総理の言葉を誰も信じない。
総理:「今のは委員が作られたストーリーだ。」(←理解不能な暴言で審議中断)
福山:証人喚問、参考人招致を求める

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財務省が国会に提出した決裁文書の黒塗り部分が、一定の操作で外れるようになっていた!

竹下雅敏氏からの情報です。
 Buzzap!さんが、24日のNHKニュースにリンクを貼ってくれていますが、財務省が23日に国会に提出した決裁文書は、黒塗り部分が一定の操作で外れるようになっていました。ツイートによると、“公開後3時間は、黒塗りが外せるやつだった”とのことです。しかも、この黒塗りが外せるPDFファイルは、今でも「インターネットアーカイブ」で見られるとのこと。
 菅野完氏がこの黒塗りを外せることに気づいたようで、27日の午後には全部剥がし終えたようです。その結果、稲田朋美氏の虚偽答弁が確定したと言っています。財務省が意図的に「大チョンボ」をした可能性も捨て切れません。
 ただ、稲田朋美氏の虚偽答弁に関しては、かなり微妙なものがあるように思いました。 2017年3月24日の産経新聞の記事を添付しましたが、確かに稲田朋美氏の夫の稲田龍示弁護士は、この時「代理人でも顧問でもない」ようで、「土地の売却について相談を受けた事は無い」というのも本当のようです。なぜなら、この時の話し合いは、“土地の売却ではなく、借地の建て替え費用の返還の話”だからです。
 ただ、当時の稲田大臣は、森友学園の問題に全く関与していないかのように発言していました。稲田氏側は事務所だけ提供して、森友問題には全く関与していないと人々が勘違いするような、巧妙な答弁でした。要するに、嘘はついていないのだが、こちらが聞きたいことに、適切な回答をしていないのです。
 例えて言うと、エダノンの“ただちに影響は無い”と似ています。決して“安全だ”とは言っていないのです。なので、嘘をついているわけではなく、エダノンの当時の言葉を聞いて、安全だと解釈する方が間違っているというわけです。頭の良い人は、こういう非常に巧妙な言葉の使い方をします。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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黒塗りを外せる財務省の森友文書(交渉記録)、ウェブアーカイブからダウンロードできるようになってしまう
引用元)
(前略)
先日、財務省が黒塗りの中身を見える状態で公開してしまったことが報じられていましたが、なんと現在進行形で公開されていることが明らかになりました。詳細は以下から。

アメリカ議会図書館やスミソニアン博物館などの他機関と恊働し、ウェブ上の資料を保存している「インターネットアーカイブ」によると、資料が公開された5月23日時点でのPDFファイルが掲載されているようです(それぞれの画像をクリックすると全体を閲覧できます)。
(以下略)
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配信元)
 
 
 
 

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南スーダンPKOでの激しい戦闘状況が明らかに 〜 NHKのスクープから / イラク派遣日報隠蔽では防衛省の調査結果があまりに不自然

 重要なニュースが相次いだ25日、やはり見逃せない大事なニュースがありました。
NHKが入手した自衛隊の内部文書によるスクープで、おととし7月に南スーダンで大規模武力衝突が起きた時、自衛隊の宿営地が戦闘に巻き込まれ、直接被弾していた状況が明らかにされたのです。これは現地の派遣部隊が日報などをもとに取りまとめた「成果報告書」で、NHKは黒塗りにされていた部分も独自取材し公表しました。当時、隊員たちは戦闘の渦中にあり、孤立し、中にはPTSDを訴える隊員もあるようです。
 肝心な点は、政府がこの戦闘状態を知りながら派遣を継続し、その上、この大規模衝突を隠したまま「駆け付け警護」という新たな任務を付与したことです。激しい戦闘が記された日報が公表されるわけにはいかなかったこの時期、稲田防衛相がわずか7時間現地視察をして、あたかも平穏であるかのような発言をし、駆け付け警護を後押ししました。
 これと並行して、自衛隊の日報問題をずっと追っている布施氏が「まるでデジャヴュ」と言うイラク派遣の方でも「存在しない」と言われてきた日報が出てきましたが、これについて防衛省が23日「組織的隠蔽はなかった」とした調査結果を提出しました。
しかし24日の参院外交防衛委員会では、自衛隊宿営地への攻撃が集中した2004年の日報がなぜないのか、日報は誰の指示でどこに報告されたのか、という核心部分への答弁は無きに等しく、結局、稲田防衛相の責任が問われていないこと、調査をするチームに「被疑者」である処分者が加わるという不公正さ、公表について個別の証拠が提示されないという不透明さを残した、全くもって国民の疑問に応える報告書になっていないのでした。
 もう私たちが何度も何度も見せられてきたパターンですが、誰かが犠牲になって責任を押し付けられる官僚の隠蔽体質、そしてその先には毎度シラを切る政府、首相答弁があります。
 連中が自発的に本当のことを白状するはずがないことは重々承知、なぜ私たちは、この連中を排除できないでいるのだろう。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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南スーダンPKO 戦闘渦中の宿営地 詳細が内部文書で明らかに
引用元)
1年前に終了した南スーダンでの自衛隊のPKO活動で、NHKは、派遣された部隊がまとめた自衛隊の内部文書を入手しました。文書には、おととし7月、現地の政府軍と反政府勢力の間で大規模な武力衝突が起きたときに、自衛隊の宿営地でも「25発の弾頭、施設に弾痕等9か所の被害を確認」などと記され、戦闘の渦中に置かれた宿営地内部の詳細が初めて明らかになりました
去年5月までおよそ5年半にわたって続いた南スーダンでの自衛隊のPKO活動について、NHKは、現地の派遣部隊が日報などをもとに取りまとめた「成果報告」を情報公開請求で入手しました。

入手したのは、おととし7月、現地で大規模な武力衝突が起きた際に派遣されていた10次隊の報告書で、一部が黒塗りになっていますが、さらに取材を進めたところ、その部分に記された宿営地内部の詳細が初めて明らかになりました
(中略)
日報問題で情報公開請求に対し、防衛省が「すでに破棄され、存在しない」として非開示としたのは、この武力衝突が起きたおととし7月7日からの6日分の日報でした。当初、防衛省は陸上自衛隊には存在しないと一貫して説明していましたが、実際には保管され、組織ぐるみで隠蔽していた事実が明らかになりました
(以下略)

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ザギトワ選手への秋田犬贈呈式に、呼ばれてもいないのに参加のあべぴょん …そして全く相手にされていないお粗末な日ロ首脳会談

竹下雅敏氏からの情報です。
 フィギュアスケートのザギトワ選手に秋田犬のマサルが贈呈されたとの事ですが、贈呈式には“お呼びでないのにジャジャジャジャーン”の「あほぴょん大魔王」も立ち会ったとのことです。
 冒頭のスプートニクは、この時の様子をバランスよく伝えています。ところが、 NHKはあべぴょんに千切れるほどしっぽを振っています。その下の共同通信の記事は、あべぴょんの“あ”の字すら出てこない清々しいものです。
 本来なら日ロ首脳会談が話題になるところですが、“続きはこちらから”以降の記事をご覧になるとわかるように、領土問題に触れることすらないほどお粗末なもので、プーチン大統領に全く相手にされませんでした。その様子は、産経新聞が記事にしている通りです。
 これに対して、リチャード・コシミズ氏が的確なコメントを書いています。「蚊帳の外」外交で誰からも相手にされていないあべぴょんですが、マサルの表情を見ると、犬にも相手にされていない様子が窺えます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ザギトワに秋田犬のマサルが贈呈【写真】
転載元)
生後3か月の秋田犬のマサルがとうとう飼い主のアリーナ・ザギトワさんと対面を果たした。スプートニクの記者が贈呈式の行われているメトロポーリ(ホテル)から報じた。
スプートニク日本
贈呈式はロシアを訪問中の日本の安倍首相も参加して行われた。

遠藤氏はザギトワ選手への秋田犬贈呈について、日本側はロシアとの友好関係の水準を内外にアピールする好機ととらえているとコメントしている。マサルは24日、東京を出発してモスクワの到着。道中、マサルの同伴は政治家で秋田犬保存会の会長を務める遠藤敬氏が務めていた。
(中略)
ザギトワさんが式場に入ると、マサルはすぐにこれが新しい飼い主だとわかった様子で、ザギトワさんを舐めまわした。ザギトワさんはとうとうマサルにあえると知って、胸のどきどきが止まらなかったけれど、やっと会えてとても嬉しいと語っている。

Масару и Алина 😍😍😍😍 #alinazagitova #teamzagitova

#teamZagitova Alina Zagitovaさん(@teamzagitova)がシェアした投稿 -

(以下略)
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ザギトワ選手へ秋田犬の贈呈式 安倍首相も立ち会う モスクワ
引用元)
ピョンチャンオリンピックのフィギュアスケート女子の金メダリスト、ザギトワ選手への秋田犬の贈呈式がロシアのモスクワで行われ、マサルと命名された子犬が手渡されました。立ち会った安倍総理大臣は拍手を贈っていました。
(中略)
26日午後、ロシアの首都モスクワのホテルで、マサルと命名された秋田犬の子犬のザギトワ選手への贈呈式が行われ、日ロ首脳会談に臨むため、ロシアを訪れている安倍総理大臣も立ち会いました。

この中では、秋田犬保存会の遠藤敬会長が「マサルが日ロの友好の証しとなり、両国が深い関係を築くことができるよう期待したい」と述べました。
(中略)
立ち会った安倍総理大臣は子犬が贈られる前に抱きかえたり、なでたりしていました。そして、子犬が贈られる際には拍手を贈っていました。
(中略)
マサルと初めて対面したザギトワ選手は「きょうという日を心待ちにしていました。このようなすばらしいプレゼントを、本当にありがとうございます。よい飼い主になれるよう、しっかりと世話をします」と述べました。
(以下略)
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ザギトワ選手に秋田犬贈呈
「大事にする」と笑顔
引用元)
 【モスクワ共同】秋田犬保存会は26日午後(日本時間同)、韓国・平昌冬季五輪フィギュアスケート女子で金メダルを獲得したアリーナ・ザギトワ選手(16)にロシア・モスクワのホテルで子犬を贈呈した。ザギトワ選手は「この日を心待ちにしていた。素晴らしいプレゼントをもらい、大変うれしい。心から大事にしたい」と笑顔で語った。

 子犬は赤毛の雌。ザギトワ選手は「勝利」の意味を込めて「マサル(勝る)」と名付ける考えだ。保存会の会長を務める日本維新の会の遠藤敬国対委員長はマサルをザギトワ選手に手渡すのに先立ち「日ロ友好の証しとなることを期待する」とあいさつした。
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配信元)
 
 
 

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