竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
――――――――――――――――――――――――
トランプ氏の勝利、アメリカ人の怒りの表れ
トランプ氏がついに、政治、経済、社会の被害者を守るとした数ヶ月に及ぶ遊説の経て、大統領に選出されました。
アボルファトフ解説員
トランプ氏の勝利は多くの世論調査や政治・社会問題のアナリストの予想に反するものでした。
(中略)
今年の選挙は、アメリカのこれまでの多くの選挙とは異なり、政党の争いではありませんでした。(中略)…アメリカの有権者、社会で軽視されていた人々、あるいは訴える力を持たなかった人々にとって、この選挙は生か死かの争いでした。
(中略)…
トランプ氏の支持者は、トランプ氏が経済状況の改善、雇用創出、外国への雇用流出の阻止といった公約を実行することを期待しています。さらに不法移民の追放、そうした人々の流入の阻止、真のテロ対策といったことも、次期政府の政策に入っています。
(以下略)
――――――――――――――――――――――――
トランプ氏の勝利は世界市場のパニックを引き起こした
リュドミラ サーキャン
米大統領選挙 (57) 11033121 世界の金融市場で今年2度目の「ブラック・スワン」が起こった。1度目は、英国のEU離脱をめぐる国民投票の後だった。ほぼ全ての世論調査が、クリントン氏の勝利は約束されていると断言していたが、米国の有権者は別の決断を下した。
(中略)…
市場参加者は、米国の新大統領の政策が経済的およびグローバルな不透明感を引きこすのではないかと危惧している。移民に反対し、メキシコとの国境に壁を建設することを約束したトランプ氏の発言に最も敏感に反応したメキシコの通貨ペソをみれば、その驚きの大きさが分かる。
(中略)
世界市場はトランプ氏の勝利を予測していなかった。最初の反応はパニックを彷彿させた。投資家らは、株や新興国通貨を売り、金、国債、円などの「安全資産」に逃げている。
(中略)
国家戦略研究所のニキータ・クリチェフスキー氏は、「全体として米大統領選は、
有権者が、過去10年間で世界の基本となった
貿易障壁を取り除く路線を含む、政治・経済的現状を拒否したことを示した」との考えを表し、次のように語っている-
「
米国は、とてつもない社会階層、何千万人もの米国人の幸福を投機家のゲームに依存させた
『両替屋』とウォール街の試みに反対票を投じた。また米国は、
生産拠点が海外へ移り、その所有者が外国で得た利益に対して課される
税金の支払いを免除され、国民は職を失い取り残される経済モデルに反対票を投じた。また米国は、一般的な生活を送る人々の安定した生活が、第三国の政治・経済的成り行きに直接比例する外の世界への経済的依存にも反対票を投じた。」
(以下略)
» 続きはこちらから
下の記事は、とても興味深く、ソロスの電子投票マシンに対抗して投票所職員がクーデターを起こしたというものです。現場で草の根式で一斉に電子投票マシンをダウンさせ、臨時の投票用紙に切り替えて、投票が行われた州がかなりあるというのです。事実ならトランプ勝利に大きく寄与したと言えると思います。
次の衆議院選挙では、私たちも大統領選のように、まったく違う風を吹かせたいものです。