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辺野古・県民投票を拒否する市町村は憲法違反の疑い有り 〜 市町村は投票実務のお手伝いを任されているだけ、拒否権は無いのに県民の投票権を奪ってはイケマセン

 沖縄では2月24日に県民投票が実施されますが、全41市町村のうち実施する方針を明確にしてるのは7日時点で35市町村です。宜野湾と宮古島の両市長は不参加を表明し、うるま、沖縄、糸満、石垣の4市は態度保留です。
 ツイートにあるように、一部の不参加表明は「民意が公になると都合が悪い自治体」であることを自白したようなものですし、またボイコットした市町村があることによって県民投票の結果自体を無意味にしたいという思惑もありそうです。
 ここにきて、木村草太教授が「県民投票不参加は憲法違反」という強力なサポートをされました。
 元々、県民投票の事務は県知事の権限ですが、実務的な投票所の設置や投票人名簿の管理などは「地元に密着した市町村の方が得意」という至極合理的な理由で市町村へ事務配分したものでした。
はっきり言えば、市町村に県民投票の拒否権はなく、投票を円滑にするためのお手伝いを任されただけなのに、一部の市町村が「いや手伝わない」と表明したわけです。
 木村教授は、これが地方自治法や県の条例違反に当たるだけでなく、憲法違反の可能性もあるという指摘をされました。住んでいる場所によって投票という意思表示の権利が奪われるのは「法の下の平等(14条)」に反する、確かに。また投票行動の妨害は、県民の「表現の自由(21条)」の侵害にも当たり、さらに言えば「個人の尊厳(13条)」をも犯しているというプロの見解に、改めて全県実施への思いを強くしました。県民投票に反対の方々は、あっさり棄権すれば済むことで、他者の投票権まで奪ってはイケマセン。
 玉城知事は、県民一人一人の意思表示を示す県民投票の意義を語り、紳士的に投票を呼びかけています。沖縄市長と宜野湾市長、時流を読むべし。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)


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玉城沖縄県知事「県庁一丸」呼び掛け 経済施策・新基地阻止・県民投票
引用元)
玉城デニー沖縄県知事は4日、県職員向けの年頭のあいさつをした。(中略)政府が昨年末に土砂投入を強行した米軍普天間飛行場の辺野古移設に対し「多くの県民が反対の意思を示しているにもかかわらず、沖縄防衛局は違法な土砂投入を続けている」と批判し、基地負担軽減に向け職員一丸となるよう呼び掛けた

 2月24日に実施する辺野古埋め立ての賛否を問う県民投票については「県民一人一人が意思を示すことは自治の在り方においても大変意義がある。県は県民投票条例の規定に基づき客観的かつ中立的に広報活動を行う」との立場を示し「職員も投票により意思を表明してもらいたい」と呼び掛けた。
(以下略)

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[YouTube] カヌーを見守るStopHenoko琉球人魚

読者の方からの情報です。
辺野古の美しい海を守るためにプラカードを掲げるカヌーチーム!
を見守る、目力ある琉球人魚。

ホワイトハウスへの請願署名は今日までです!
(しんしん丸)
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Stop Henoko 琉球人魚
配信元)
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配信元)

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配信元)

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配信元)

1時間手伝えば1食タダの「テゴ制度」〜 女性店主一人が切り盛りする食堂に人々が集まる

読者からの情報です。
なんと素晴らしい制度でしょうか。
1時間で定食代の食券1枚。
しかも、手伝った方が自分で使わず、
必要な方に食券を回せる!

これはお手伝いに行きたいな。
(DFR)
 岡山弁でお手伝いのことを「テゴ」と言うそうです。
このお店では、アルバイトではなく「テゴ」を募集していて、時給ではなく1食分の定食を現物支給するというユニークな食堂です。
 テゴもお客さんも幅広い年齢層で、小学生も大学生もお手伝いをして食事を済ませてから学校へ行くことができる、大人だってコンビニおにぎりではなく、お味噌汁の朝食で出勤できると思うだけで嬉しくなります。働くことが楽しいだけでなく、テゴで得た食券をペイフォワード(恩送り)して誰かに喜んでもらうこともできる。
 この食堂を立ち上げた横田都志子さんは定評のある建築家であり、また、これまで多方面でのボランティア活動で人と人を繋いで来られたようです。この「ポン太」という食堂は、東京の「未来食堂」という「まかない」システムで成功した食堂を参考に、経営面での効率化を図り、お店のサイトにはテゴのエントリーフォームまであって良い意味で合理的です。さらに横田さんが郷土の詩人、永瀬清子の生家保存会の理事長をされていることも印象的でした。宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を発掘した「現代詩の母」を大切に伝える活動と、テゴ食堂で人々の気持ちを繋ぐ活動は、横田さんの中で同じものなのだろうなと思ったのでした。
 朝定食600円、昼定食800円。
DFR様は「手伝いに行きたいな」、まのじは「食べに行きたいな」。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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新名所2019:「1時間手伝えば1食タダ」飲食業界の常識覆せ!女性店主が起こした“親切の輪”【岡山発】
引用元)
(前略)
岡山市北区国体町にオープンした小さな食堂「ぽん太」。
この食堂で導入されているシステム…、それは「テゴ」制度。岡山弁で手伝いの意味だ
(中略)
1時間店を手伝うと、800円分の食事券を進呈!つまり、1食がタダになる
(中略)

普段は、店主の横田都志子さんが、1人で切り盛りしている。
(中略)
どんな人がテゴを?
会社員、主婦、子どもなどみんないます
(中略)

店では効率化を追求し、昼の定食は1種類。旬の野菜を使った12種の小鉢から2つの副菜を選ぶスタイル。
メニューを絞り込むことで、食材の種類も少なくなり、仕込みのロスを減らせるメリットも
(中略)
テゴは、雇用関係ではなくお手伝い。賃金が発生しないので子供でも体験できる
(中略)
働くのは苦しいことではなく楽しいこと。人が喜んでくれることは良いこと。働くのは苦しい、お金のためじゃないと学んでもらえたらいいなと思う。」

入口横にあるボードには、客が無償で提供する食事券が貼り付けられている。中には、テゴでもらった食事券をそのまま貼って帰る人もいる
(中略)
「今は1人でご飯を食べる人が多い。8人から10人で食べる楽しさ。何もごちそうがなくても、たくさん(の人と)で食べるってそれだけでおいしいと思った。それでここで大家族みたいに、ご飯を食べることができたらいいなと。」
(以下略)

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ぺりどっと通信32 炬燵

 新年あけましておめでとうございます。今年も時事ブログを、どうぞよろしくお願いいたします♪
 あっ!ついでに、ぺりどっと通信もね♪
(ぺりどっと)
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今、"あの"室内テント!ブーム来てます!!(たぶん)




現在、冬真っ只中でございますが、暖房でコレさえあれば寒さは大丈夫!というものを1つだけ挙げるとしたら何でしょうか

エアコン、ストーブ、電気毛布、電気あんか、ホットカーペット、こたつ、床暖房、オイルヒーター…

それぞれお好みの暖房器具があるかと思いますが、


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ジュンク堂書店難波店ですごいフェア「店長本気の一押し STOP!ヘイトスピーチ、ヘイト本」

 昨年末からポツポツ目にしたツイートがありました。
ジュンク堂書店難波店が「店長本気の一押し STOP!ヘイトスピーチ、ヘイト本」というフェアをやっているというものです。今時の書店では判で押したように、頭ツルツルのあべ友本が所狭しと積まれていることが多いですが、それを思うと異例の風景です。
ネット上では好意的なツイートが多く、書店の物量作戦のヘイト本にウンザリしている消費者も多いのでしょう。
 この福嶋店長さんは知る人ぞ知る伝説の店長らしく、2014年のブログを拝見すると「嫌中憎韓」という造語とともに盛んに出回り始めたヘイト本を、日常の仕事として「書店の目立つ場所に展示する」ことへの違和感に理解を示されています。
 今回のフェアで平積みにされている一つは「NO!ヘイト」という本で、書店員や出版社、業界内部からヘイト本の製造責任を問うている書物です。書棚がヘイト本に埋め尽くされること自体が、訪れた市民に嫌中僧韓を煽るものだと抵抗を感じる書店員に対し、表現の自由だ、売れ行きが良いのだから構わない、という反論もあります。
このような中で福嶋店長は、自らはヘイトもヘイト本も大嫌いだとしながらも、そのような批判すべき本を書棚から外すということはしない、と断言されていました。ヘイト本が溢れる現状を隠したところで、その事実が無くなるわけではなく、むしろそうした批判すべき本を読んでみる必要があるとさえ語られました。それだからこそ、この度のフェアにも、ヘイト本とされるものが一緒に並んでいるのでしょう。
 2014年のブログから現在に至るまで、今も変わらず書店は言論操作の手段にされっぱなしです。
福嶋店長の「ヘイト本を並べる書店員もヘイトの当事者であり、時に加害者でもある」という当時の言葉そのままに、今回のフェアに繋がったのだろうと想像しました。
 本を商売の道具としない書店があるのは、とても幸せなことです。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)




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