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ままぴよ日記 3

 遠い昔、自分が体験したカナダでのお産。第1子を生んだ日本との違いにびっくりしました。そして、今、娘がオーストラリアで出産して、その違いを体験しました。実は子育て支援の仕事をしているので興味津々!まるで聞き取り調査をしているかのように聞き出しました(笑)
(かんなまま)
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娘からオーストラリアのお産事情を聞いてみました



多民族国家なので妊娠がわかった時に最初に聞かれたのは「通訳はいりますか?」という事だったそうです。娘の場合は必要ありませんでしたが、その費用も含めて健診や産後の入院費、家庭訪問、赤ちゃん健診、子育て支援など全て無料だそうです。有料のプライベートの産婦人科もありますが、医療内容はあまり変わらないという事で、娘夫婦は近くの公立病院でお産することを決めました。


健診は助産師が中心で、初めから産むまで顔見知りの助産師さんがチームを組んで関わってくれるそうです。助産師と産科医の連携は取れているのですが、娘の場合は妊娠に問題がなかったので産科医の診察は1回だけだったようです。エコー検査も2回だけ。専門の技師がしてくれるとのことです。その際赤ちゃんの性別は希望すれば教えてもらえますが、娘たちは必要ないと判断して教えてもらいませんでした。私は男の子だと思っていましたが・・・)

家族は赤ちゃんの服をプレゼントするためにも教えてくれた方が便利だと思ったのですが「性別に関係なく新生児の服は何でもいいし、色なんて男女で分けるものじゃないよ」「フリフリの服は新生児には必要ないし」と言われてハタと納得しました。そういえばこの娘は小さい頃からランドセルや上靴の色は青がいいと言い張った子です。私は世間の感覚で赤を買ってしまって申し訳なかったと思いました。


そして、妊娠30週過ぎたらマタニティクラスがあるそうです。夫婦参加なので夜のクラスです。その時、お産までの流れの説明があって「この病院では赤ちゃんとお母さん中心のお産をします。お産のスタイルは当事者が産みやすい方法を選べるように分娩室は広くて、バスタブ、お産用のリクライニングシート、普通の分娩台、ソファなどが置かれています。分娩室の照明は赤ちゃんのために暗くします。麻酔や促進剤は基本、使いません。会陰切開も帝王切開も希望されても必要な時だけしかしません」と言われたそうです。

娘は、子どもの時に目にしたお産が印象的で(万華鏡で書いた記事)、水中分娩を希望していたそうですが・・・

pixabay[CC0]


さて、期が満ちて私が飛行機で娘の所に向かっているその日の夜、パパの帰りを待っていたかのようなタイミングでお産が始まりました。

初産なのに生まれ出るまであまり時間がなかったようです。助産師さんが「まだまだ時間がかかる」と言っている間に大きな赤ちゃんが一気に出てきて、分娩用バスタブにお湯を溜める時間もなかったそうです。

4150gという予想外に大きな赤ちゃんで、会陰切開もやむを得なかったとのこと。そして、生まれてすぐに赤ちゃんはへその緒も胎脂も血もついたまま娘の裸の胸に抱かれ、そのままの状態で臍帯を切り、おっぱいをくわえさせたりしながら1時間以上過ごしたそうです。

あい∞ん(挿絵)


これをカンガルーケアと言いますが、世界中で推奨され始めた矢先に、赤ちゃんの温度管理に問題があって事故が起こった事を理由に、すぐに赤ちゃんを別室に連れて管理するケースが増えたようです。・・・が、赤ちゃんとママが肌を触れ合って温め合い、お互いに匂いや声を感じ合う事は何より大切なスタートだと思います。

親子で抱き合っている間に胎盤などの処置が行われるのですが、娘の場合は胎盤も大きくて出血が多かったので周りがバタバタする場面もあったとか。でも、娘は赤ちゃんをしっかり抱きながら赤ちゃんと2人だけの世界に浸っていたそうです。パパはその全てを見ていたのでハラハラしたとのことでした(笑)。もちろん処置の時も部屋は自然光のまま、必要な部分だけ照明が当てられていたそうです。

その後、赤ちゃんのチェックがあって、母子同室で過ごします。日本のような新生児だけが集められた観察室はありません。

娘もパパもお産の続きで一睡もしないで朝を迎えました。赤ちゃんを抱きながら親子3人でまどろんでいる時に私が病室の部屋をノックしたというわけです。

Writer

かんなまま様プロフィール

かんなまま

男女女男の4人の子育てを終わり、そのうち3人が海外で暮らしている。孫は9人。
今は夫と愛犬とで静かに暮らしているが週末に孫が遊びに来る+義理母の介護の日々。
仕事は目の前の暮らし全て。でも、いつの間にか専業主婦のキャリアを活かしてベビーマッサージを教えたり、子育て支援をしたり、学校や行政の子育てや教育施策に参画するようになった。

趣味は夫曰く「備蓄とマントラ」(笑)
体癖 2-5
月のヴァータ
年を重ねて人生一巡りを過ぎてしまった。
かんなままの子育て万華鏡はこちら


[らばQ]オペラ歌手顔負けの美声を持つ犬

読者の方からの情報です。
「わうわうわう~♪」圧倒的歌唱力!!これはツボる。
(まゆ)
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オペラ歌手顔負けの美声を持つ犬…ブルドッグの歌声(動画)
配信元)
(前略)
(以下略)

土砂崩れを防ぐのは森林ではなく実は雑草だった!? 〜 森林ジャーナリストによる草刈り考

 梅雨から初夏にかけて、世の中の草が一気に勢いを増します。
かつて連載していた「地球の鼓動・野草便り」という人気シリーズのおかげで、時事ブログでは「雑草」と言うより「野草」として親しまれる読者の方も多いと思います。
そうは言っても、ぐんぐん伸びて存在を主張する草を放置するのは勇気がいる、、。
 そんな折、興味深い記事を見ました。私たちは漠然と、木々を伐採した山は保水力を失い、水害が起こりやすくなる、と考えています。
けれども、森林ジャーナリスト田中淳夫氏のレポートによると、樹木はむしろ雨水が山の表土を削るのを助けている面があるそうです。山の表土を雨水から守っているのは、なんと地面を覆う「雑草」であると。
「草の根は地面直下を密に伸びて表土をガッチリとつかんでいる」と、とても頼もしい表現です。
そう言えば「自然は脈動する」のシャウベルガー先生も、どうやってお調べになったのか、草の根が地下数メートルにも伸びている断面図を記されていました。
 さらに田中氏は、かつて雑草が、食用、薬用以外に牛馬のえさ、農地の肥料として大変大事にされていた歴史があることを紹介されています。
すばらしい、そのような貴重な雑草をむやみに刈ることはなかろう、と思っていると、この田中氏も「草刈りをしないで済ます理屈を考えてみたが、許されないだろうなあ。」とあっさり白状されていました。
 やはり見えるところくらいは、刈りましょうか、、、。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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雑草が国土を守る?草刈り前に考えること
引用元)
 梅雨入りした。雨が降ると、草がよく伸びる。とくに雑草が。
 町内会でも、町内一斉草刈りの日の通知が回ってきて、自宅だけでなく公園や街路の草取りに汗を流さなくてはならない。

(中略)

 はげ山に雨が降ると、表土が流されてしまい水害を発生する心配が起きる。だが山が森に覆われているとある程度防げるとされる。それを森林の大きな役割とされるのだが……(中略)
だが、樹木はむしろ雨水が表土を削る助けをしている可能性がある

(中略)

 むしろ、表土を雨滴の落下から守っているのは、地面を覆うように生えている草である。草の葉はしなって雨滴をゆっくり地面に落とす。高さもない。そして草の根は地面直下を密に伸びて表土をガッチリとつかんでいる。

 だから森林の土壌流出防止機能を支えているのは、樹木より草の方が大きいだろう。国土を守っているのは、そんな雑草である!

(以下略)

メキシコ便り(13):ワールドカップ歓喜✨

 いやぁ〜、今、メキシコは歓喜に満ち溢れています✨サッカー一色です!2026年のワールドカップ開催国の一つとして決定し、喜びの笑顔がチラホラ。。。そして先週の土曜日のワールドカップ、メキシコvsドイツ戦(前回のワールドカップチャンピオン)1−0で勝利してから、メキシコじゅうが笑顔😊、笑顔😊、笑顔😊でいっぱい!皆さん円満の笑みを浮かべています♪ うれしいなぁ〜。。。😊 いつもネガティブな暗いニュース(麻薬カルテル殺人事件、治安問題、汚職、国境の壁問題など)で覆われてしまっているメキシコ人たち(今のメキシコ、波動ふわふわ高いかも?!😄)、今、思いっきりはじけちゃっています💦 popoちゃんの旦那さまいわく「もうメキシコはワールドカップ優勝したと思ってるよ」と。。。こういう思考回路もとってもメキシコ!たしかに。。。もう後の試合はどうなってもいいのかも。。。だってあの強豪ドイツに勝ったんだもん!(ユリシスさん、ごめんなさい。。。🙇)

 先日メキシコのTVニュースによると、ワールドカップを見ることを許可する会社は85%、そして生産性は45%低下。(日本のスーパーでアボカドの数が少なくなってたらこれが原因かも?!😆) popoちゃんの旦那さまによると、学校でも許可するらしい。。。そうしないと子供が学校にこないからだと。。。日本人の感覚から見ると「えー!!!😱」って感じですが、仕事よりも、学校の勉強よりも、メキシコのサッカーチームを応援することを優先するって、とってもメキシコ人らしい! 竹下先生が配信映像でおっしゃっている正しい優先順位、① 夫婦② 親子 ③友人 そしてもっともっと後に仕事だと。。。。メキシコ人はこの優先順位に近い生き方をしてるかも?!(人にもよりますが。。。)こんな感じで仕事にそれほどシリアスにならないメキシコがpopoちゃんは大好き💖だからメキシコ人ってどことなく心あったかで、ゆる〜い感じなのかな。。。今回は歓喜に満ち溢れたメキシコをお届けします!


 はい、この歓喜の満ち溢れた中、こっそりメキシコ政府はやばいことをしちゃいました。
(popoちゃん)
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メキシコ便り(13):ワールドカップ歓喜✨


1)ロシアまでスクールバスでいっちゃった。。。!!!




最初に出てくるMarioさんいわく、この旅を前回のブラジルワールドカップのとき(4年前)から計画しはじめ、そして今回、旅行前にお仕事辞めちゃったらしい。 帰国したらまたお仕事探しまっす!だと。。。そしてネイブブルーの シャツを着たDanielさんはモスクワまでの道のりはまだはっきり決めてなく、行きながら様子見ながら決めようかなと。。。とってもメキシカンだわ〜。お仕事は第一優先じゃない、きっちりプランしない。。。popoちゃんは最初、このような生き方に抵抗を感じましたが、今は結構、好きになってしまいました。うまく行かなくてても、メキシカンは平気。。。はっはっはぁ〜って笑って終えられます。メキシカンはそんなことでやきもきしないのでっす!これってすごい余裕だなぁ。。。

動画関連記事のざっくり訳!
https://mexiconewsdaily.com/news/fans-arrive-in-russia-after-bus-ride-from-durango/
16,000キロのバス旅を終えたサッカーファンがロシアに到着
2018年6月14日(木)

メキシコ、ドランゴ州から冒険家サッカーファンたち(6名、うちカナダ人一人、チレ人一人)が、ワールドカップのためにバスで16,000キロの長旅をしロシアまで来た。6人は4月にAltamiraのTamaulipas港から”La Bendicion¨(The Blessing 恩恵、祝福の意味)という名前のついた改造されたスクールバス(メキシコを象徴する絵がカラフルにバスいっぱいに描かれている)とともに船に搭乗し、大西洋を横断。16日間かけてモスクワまでのバス旅を始めるために、ドイツのBremerhavenに5月26日到着。

バスの天井にはメキシコのポピュラーソング、’Cielito Lindo’の歌の最も有名なサビ” Canta y No llores!” (Sing and Don’t cry 歌おう!そして泣かないで!)おそらくこれはメキシコのチームがピンチでうまくパフォーマンスできなくても、そのままパーティーは続くぞということをいっているのかもしれない。バス旅仲間のHector Galindoは言う。「この旅の目的は、旅するすべての国々にメキシコ文化を持って行き、その経験を友達と楽しむこと」この4名のメキシコ人は、FIFAによって調査されたこの1ヶ月のワールドカップの間にロシアに来ると言われるメキシコ人45,000人の中に数えられるでしょう。

5種体癖のpopoちゃん夫婦は、冒険好き!しかもカラダを動かすのが大好きなので、2年前にわんちゃん連れて東京からフェリーで九州の小倉まで行き、その後、小倉〜大分〜福岡の自転車旅をやったときの喜びは今でも忘れられず。。。またまた冒険心がフツフツと湧いてきてて、メキシコでも自転車旅行したいのだけど。。。。広・す・ぎ・る。。。。し、ファレスは暑すぎる〜。。。しかも道路ボコボコだし。。。無理無理!

で、ここ1年ほど二人であれこれ夢見ているのが、車旅!(もちろん自転車も積んで。。。)ベッド、キッチン、トイレ、シャワーなど必要最低限の生活ができる空間に改造し。。。メキシコをあちこちぷらぷらしたいのれす。。。このライフスタイルは最近、とっても人気になってきてるようで、断捨離して、家まで売って、必要最低限の物だけキープして、車で旅しながら移動しながら生きている方々がたくさんいるみたい。。。しかも小さい子供もいたりしして。。。だからこんな記事を見ると、もうやりたくてやりたくてウズウズしちゃいます!そっか〜、フェリーでヨーロッパまで行く手もあるんだぁ〜。。。いいな、いいなぁ〜!!!もし、あと1ヶ月の余命といわれたら、popoちゃん明日出発します!
Adios!(やっぱりめっちゃ5種!即行動!)

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市場法改正案がとうとう参議院本会議で承認されてしまいました。~印鑰智哉氏のブログより~

 市場法改正案がとうとう参議院本会議で承認されてしまいました。
 種子法廃止によりとんでもないことになる!ということは周知されるようになりましたが、この市場法改正も一連の多国籍企業への貢ぎ物の一つであるとのことです。食の上流(タネ)から食の下流(流通)まで巨大資本に握らせるための法制度改悪であると。
 政府は"規制改革推進会議の提言を受け入れる"としていますが、その意味するところは多国籍企業に貢ぎます!ということです。こうした本来看過できないことを堂々としているのが今の政権なのです。水、教育、食、とインフラを次々と多国籍企業に差し出してしまっています。そしてさらに森林バンク、漁業権、電波などもターゲットです。こうしたことをマスメディアは報道することもなく、人びとは実態をほとんど知らないまま、真綿で首を絞めるかのように状況はどんどん厳しいものになっていくことが予想されます。
 しかし、こうした多国籍企業の横暴を許さない取り組みが世界で高まりつつあるというのも事実です。遺伝子組み換え農業の大規模化など世界最悪のプロセスが進むブラジルでは、アグロエコロジーへの実践が政府を動かし支援を引き出すまでになってきているそうです。健全な政府ならこうして対抗することも可能となるという心強い話です。
 TPPが成立してしまえば、さまざまな取り組みもISDで潰されてしまうという危険性はありますが、地域の食のシステムを守るという国際的な連帯のもとで多国籍企業の動きを規制していくことは十分実現可能なはずだ!というのは、世界の動きを踏まえての重要な提言です。
 私たち市民生活における安心安全に対しての関心が問われています。意識の底上げが必要かと。
(しんしん丸)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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市場法改悪法案、承認に抗議
引用元)
(前略)
 種子法廃止問題の方には少なからぬ人たちの注目が集まってきたが、種子法廃止だけでなく、農業競争力強化支援法、市場法改悪とつなげて見ないといけない。食の上流(タネ)から食の下流(流通)まで巨大資本に握らせるための法制度改悪だ。
(中略)
 日本社会のインフラがここ数年でめちゃくちゃに壊されようとしている。水も教育も、そして食も。国会は完全に形骸化され、規制改革推進会議が主権者に成り代わる。民主主義の崩壊。これだけの恐ろしいプロセスが進んでいるのにマスメディアは語らない。人びともほぼ知らない。
(中略)
 今、日本でも地域でさまざまな実践が進みつつある。地域循環型の食のシステム、それは日本の未来を先取りしたものになっているといえるだろう。

 TPPが成立すればそうしたものはすべてISDで潰されるという悲観の声が聞こえてくる。確かにその危険はある。しかし一方でそうした多国籍企業の横暴を許さない取り組みも世界で高まりつつある。
(中略)
そうした地域の国際的な連帯のもとで多国籍企業の動きを規制していくことは十分実現可能だろう。
(中略)
この記事を書いた直後に市場法改正案は参議院本会議で承認された。

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配信元)