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東京五輪は延期でほぼ確定 / さらに延期に伴う新たな利権を懸念

 11日、東京オリパラ大会組織委員会の高橋治之理事が、大会を1〜2年後に延長する提案をしました。立場は組織委の一理事ですが、この人物は元電通のスポーツ分野のいわば「ドン」だった存在で、五輪に関しては森喜朗会長よりもはるかにIOCとの関わりが深いと言われています。「ブラックボランティア」の著者、本間龍氏によれば、彼がここまで言うとなるとIOC側も延期の下準備があるのでは、と話しています。森喜朗会長は、病院から飛び出してきて記者会見をし「軽率な発言」と延期の可能性を否定したそうですが、現実問題として、日本の原子力緊急事態宣言は終息せず、ここにきてWHOのパンデミック宣言があり、挙句に宗主国様のご下命まで発せられた現在、森会長としてはマスクもせずに無観客だろうとインパールよろしく開催へ突っ込む鼻息ですが、それが本音であれば「ただのバカ」とあっさり言われています。
本間氏は、無観客だけならまだしも、選手自体が来日できないのではないか、日本人だけで試合をして金銀銅独占!とブラックな皮肉をお見舞いしています。
 中止という選択はIOCの放映権料の損害を考えて有り得ないけれども、延期であれば言い訳が立つようです。
 対談の中で、五輪に流れる税金は表に見えない使われ方をするものもあり、多額のスポンサー費用は公共事業で企業に還流する。例えば延期になった場合、その対処に新たな利権が生まれ、税金が使われる可能性があると指摘されていて、これまたブラックなお話でした。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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オリンピック「1~2年延期案考えるべき」 組織委理事
引用元)
 東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の高橋治之理事(元電通専務)が11日、朝日新聞の取材に応じ、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、大会を1~2年後の夏に延期するプランを考えるべきだとの見解を示した
(中略)
 IOCのトーマス・バッハ会長や組織委の森喜朗会長は、五輪は予定通り7月24日に開幕するとの立場を崩していない。一連の報道について、森会長は11日、報道陣に「大事な時期に軽率なことをおっしゃった」と不快感を示し、「高橋さんに電話したら『申し訳ない。口が滑ってしまった』と。計画を変えることは考えていない」と延期の可能性を否定した
(以下略)
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速報!コロナパンデミック宣言でオリンピックどうなる!本間龍さん緊急電話出演
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12日衆院本会議で「コロナ特措法」が可決されるまでの重い1日 〜 罷免に値する森法務大臣の度重なる国会破壊発言にもかかわらず「厳重注意」のみ

 黒川検事長定年延長問題、そしてコロナ特措法の緊急事態宣言など安倍政権の独裁が今まさに実現しようとしている中、これら本来のテーマすら見えなくなるほど異常な発言と態度で波状攻撃のように国会を混乱させた森法務大臣です。3/9参院予算委員会で、小西ひろゆき議員が重要な質問をしていました。昨年11月に法務省は勤務延長の条文の「無い」法案で内閣法制局審査を終えていたというのです。ところが今年1月に急に勤務延長が可能になる「黒川法案」が捏造され組み込まれました。この恐るべき事実を追求していた時に飛び出したのが、森法相の「311で検察官が逃げた」という驚愕の答弁でした。小西議員は本来の質問の重大性を取り、そこは追求を控えたのでした。しかしその夜のNHKニュースは小西議員の質疑を隠蔽する、それこそフェイクニュースにしていました。
 さて、3/11衆院法務委員会で12日も取り上げた山尾しおり議員の動画「どのような社会情勢の変化があって勤務延長の解釈を変えたのか、その事情は何か」という問いに対する答弁として森法相が「例えば」として311での福島の検察官が住民を差し置いて逃げ、その際、十数人を理由もなく釈放したと検察を愚弄するような発言をしたことを取り上げ、「それは事実か」と改めて問い質しました。森法相は何度も「事実だ」と答えました。最初のツイートは、その時のあまりの、あり得ない答弁にさすがの山尾議員も驚きを隠せない様子です。
 さらに続く3/11の参院予算委員会で石橋通宏議員も重ねて「これは政府の統一見解か」と厳しく問いました。そこで森法相は卑怯な言い逃れをしました。「事実だと言ったのは、検察官が逃げたことではなく、9日に答弁したことが事実だった」と呆れる虚偽答弁を重ねたのでした。この国会蔑視の発言に「物言い」が入り審議がストップしました。
 通常、審議にクレームが入るときは質問者の時間を奪わないために「速記を止める」こととなり、音声もミュートされます。ところがどうしたことか、この時は速記が止められず、蓮舫議員の委員長への訴えが国民にバッチリ聞こえてしまいました。国会中継では見えてこない、リアルな森法相のダメダメぶりが可視化されてしまいました。2つ目のツイート動画、必聴です。さすがの金子委員長もこれはマズイと思ったか審議を打ち切り、休憩に入りました。ここでも国会審議を破壊した森法相。
 12日の動きは濃かったです。森法相の前代未聞の答弁に対して野党は抗議の審議拒否をしました。その時、野党議員が集まる代議士会で、発言を求められた山尾しおり議員は、緊急事態宣言の危険性を最後まで訴えました。「皆さんに反対しろとは言いません」とした上で、党の方針に反しても、圧倒的多数の与党を前にしても「与党を説得し、国民を説得し、頑張って修正を勝ち取ろうと努力をし、どうしてもおかしなものには反対をして問題点を今と未来に残すのが野党議員の大事な仕事だと思う」と述べました。
 12日午後、本会議でコロナ特措法は可決されました。
そして森法務大臣は「よくやった」と言うことか、厳重注意のみでした。
 今後、自由な選挙が私たちに残されていたら、自分たちの代表である議員を選ぶ時は党や組織ではなく、議員一人一人をしっかり見極めようと思います。
(まのじ)
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4枚を同時に眺めると、免疫系の強化と生体恒常性(ホメオスタシス)を高める「免疫・恒常性」

竹下雅敏氏からの情報です。
 昨日の記事で、「救済の日輪」と浅子(タカキミクラノヒメミコ)の「エーテルダブル」と「プラズマ体」のイラストを上下に並べると、「癒しの効果」があることをお伝えしました。
 実は並べる順序を変えると、「免疫系をより強化」し「生体恒常性を高め…自然治癒力を上げる事が出来る」のです。昨日の【癒しの光】の場合と同様に、リラックスした状態で、この【免疫・恒常性】の4枚の写真とイラストを眺めてください。
 眺めるだけで良いのですが、眺めながら「愛のマントラ」を唱えてもいいです。「免疫系」の強化と「生体恒常性(ホメオスタシス)」を高めることを同時に行うことになります。
(竹下雅敏)
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WHO「新型コロナウイルスはパンデミックといえる」 ~既に医療崩壊を起こしていると思えるイタリアの状況

竹下雅敏氏からの情報です。
 WHOがようやくパンデミックを表明しました。ツイートによると、“関係者が繰り返し、語気を強めて発言していたのは「積極的な検査」の実施”だったとのことですが、確かに指摘通り、“NHKの記事には「積極的な検査」の文字が抜けている”ようです。
 「積極的な検査」で実態を早期に把握し、症状が出ていない不顕性感染者に自宅待機を要請することで感染の拡大を防ぐ必要があると思うのですが、政府の新型コロナウイルス対策の専門家会議の皆さんの見解は違うようです。「積極的な検査」を出来るだけしないことで、表向きの感染者数を減らし、医療崩壊を防ぎたいらしい。しかし、「新型コロナウイルス」に、このような小手先のごまかしが通用するのでしょうか。
 感染の自覚のない若者や、「ウイルスをばらまいてやる」という生物兵器と化したオッサンが、街を動き回り感染者を増やしてしまいます。感染者が増えるほど重症・重篤患者の数は増えます。いずれ医療機関が対応出来なくなるのは目に見えています。まともに検査をしていないだけに、収束のメドは全く立ちません。最悪の結果を生むと思えるのですが…。
 “続きはこちらから”は、既に医療崩壊を起こしていると思えるイタリアの状況です。引用元で全文をご覧ください。「新型コロナウイルス」の対応を誤るとどうなるかは、武漢とこのイタリアの例から分かるのではないでしょうか。イタリアの医療関係者の間では、“文字通り戦争が勃発”している状況で「高齢者に限らず、若い人も気管挿管され、ICUにやって来ます…現在、外傷や脳卒中などの他の全ての急患を処理していません。深刻な呼吸障害を起こしている患者が数百人もいて、その多くはリザーバー(付き酸素)マスクを使うことができません」と言っています。
 事の深刻さがまるで分っていないのか、日本では未だにオリンピックを話題にしています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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WHO表明 新型コロナは「パンデミック」(20/03/12)
配信元)
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WHO「新型コロナウイルスはパンデミックといえる」
引用元)
世界各地で感染が拡大する新型コロナウイルスについて、WHO=世界保健機関のテドロス事務局長は、「新型コロナウイルスはパンデミックと言える」と述べて世界的な大流行になっているとの認識を示したうえで、各国に対して対策の強化を訴えました。
(中略)
テドロス事務局長は「初めて『パンデミック』と呼ぶコロナウイルスであると同時に初めて封じ込めができるケースにもなりうる」と述べ、感染を封じ込めることは可能だとして、感染者の発見や隔離、そして治療を進めるよう呼びかけました。
(以下略)
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「コロナ特措法」が衆院可決 〜 懸念の「緊急事態宣言」は国会承認が不要

 いわゆる「コロナ特措法」が11日の衆議院内閣委員会で可決され、12日には本会議でも可決の見通しです。(12日11時半現在、森法務大臣の異常発言を巡り野党が審議拒否で抗議中)11日に法務委員会でこの法案の問題点をギリギリまで追求した山尾しおり議員は、6日の時点でこの法案の「やばい」点を解説され、与野党問わず議員たちに呼びかけていました。しかし与野党国対協議で野党側は付帯決議を付すことで政府案に賛成しました。法を捻じ曲げ無視する者に「緊急事態宣言」の権限を与えてしまいました。圧倒的多数の与党に対し、付帯決議を認めさせたことだけでも従来の特措法より縛りを強くしたとの見解もあります。悔しいことです。
 山尾議員による問題点の解説では、①緊急事態宣言には国会の承認が不要、総理が決めて後で国会に報告すれば良い。②一度の宣言で2年できる。長すぎる。③2年だけでなく延長ができる。しかも何回も延長できる。これも国会承認が不要。報告さえすれば永遠にできる。④説明責任が課されていない。エビデンスも公的な資料の法的義務がない。
これらは絶対に改正すべきなのに、元のインフル特措法が民主党政権の時に作られたものだという「後ろめたさ」で今の野党は強く迫れない内幕があるようです。
 常識的なまともな内閣であれば法の瑕疵を補う運営をするのでしょう。しかし今は安倍政権です。その法務大臣が驚愕動転するような発言を繰り返し、1日に何度も審議を止め、ついには散会させてしまうようなキワモノです。
コロナとどっちが危険だか、、。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「緊急事態宣言」可能にする法案 衆院内閣委で可決
引用元)
新型コロナウイルスのさらなる感染拡大に備え、「緊急事態宣言」を可能にする法案は、衆議院内閣委員会で11日、審議入りし、質疑と採決が行われた結果、自民・公明両党や、立憲民主党などの賛成多数で可決されました
(中略)
また、緊急事態宣言にあたっては、緊急でやむをえない場合を除き、国会に事前に報告し、その後の状況も適時、報告することや施設利用の制限などを要請する場合には、経済的不利益を受ける者への配慮を十分検討するなどとした付帯決議も、賛成多数で可決されました

法案は、12日開かれる衆議院本会議でも可決されて、参議院に送られる見通しです。
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山尾しおりのSerendipity#4「コロナ特措法の緊急事態宣言!!〜ここが危ないから改善しよう!〜」
配信元)

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