〈パパ活〉に走る、女子大生たち
「女性の貧困はもうどの世代を眺めても、深刻な状態にあるけど、特に女子大生は大変なことになっている。大袈裟じゃなく、膨大な人数がパパ活や風俗に流れていて、正直メチャクチャなことになっている。」(東洋経済ONLINE)
いろいろな記事から具体例を集めてみた。
内容は編集しているし、名前はすべて仮名な。
リエさん(女子大生・18歳)
現在、月に数回食事に行くだけで50万と15万のお小遣いをもらう契約の“太パパ”が2人いる。
「もともとは奨学金の返済のために、今のうちからお金を稼ごうと思って始めたパパ活ですけど、洋服や化粧品を買ったり、かわいいネイルをしたり、友達とカラオケに行ったり、ビリヤードやダーツで遊んだり……そんなお金の遣い方をしていますね。」(マネーポスト)
借りている奨学金は月々5万、1年で60万、4年で240万。
社会に出てから、月に2万前後の返済が待っている。
大学に入学して親しくなった友人から、〈パパ活〉を教えられたという。
「昔の私だったら即座に拒否ってたと思うけど、今はできなかった。
だって生きるのに必死だし」。
彼女が月に自由に使えるカネは、2~3000円。
1人暮らしのアパートはボロボロ。キラキラ女子大生からは程遠い。
「パパ活は、私にとって生きる手段で、最低限度の生活を守るための術なんです」
高級フレンチ・レストランで、相手の自慢話を忍耐強く聞く。
でも、お金のため、と思って我慢。2時間半で1万ゲット。
こうなると、もう普通のバイトはできない。
パパ活を教えてくれた友人は、パパとセックスして、月50万近く稼いでる。
(DIAMOND Online)
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「女の子が恋愛感情のないおじさん(パパ)とデートや食事をして、その見返りにお小遣いや欲しいものを買ってもらうなど経済的援助をしてくれる人を探すために積極的に活動すること。」(Melby)
〈ギャラ飲み〉とは、
「男性とともに数時間お酒を飲み、『タクシー代』という名目でお金を貰う飲みの場のこと。」(Yahoo!JAPANニュース)
つまりこの二つは、性的なサービスなしに、男性に食事、飲み物をおごってもらい、お手当をもらうことです。
どうして彼女らは、女性としてのプライドを捨ててしまったのか。
または、捨てざるを得ない状況に追い詰められたのか、考えてみました。