アーカイブ: *軍事・戦争

[イランラジオ]最高指導者、「イスラム世界はガザのために全力を尽くすべき」

竹下雅敏氏からの情報です。
 ハーメネイー師の「最終的にパレスチナの人々は敵に勝利するだろう」という言葉は、その通りだと思います。驚いたのは3つ目の記事で、シオニスト系の新聞が“イスラエルは…国際世論を欺いている”と述べていることです。何やら大きな地殻変動が起こっているようです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

――――――――――――――――――――――――
最高指導者、「イスラム世界はガザのために全力を尽くすべき」
転載元より抜粋)
f922db3e0b9de6c7f8dd20f2cee18d1c_XLイランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「イスラム世界は、対立をやめて、ガザの人々のニーズを満たすために全力を尽くすべきだ」と強調しました。

イスラム世界に対して、シオニストの恥を知らない犯罪に対抗すると共に、その支持者であるアメリカとイギリスに嫌悪を示すよう、求めました。

また、シオニストが堂々と大量殺戮に手を染めていることについて触れ、「西側は裏で検閲を行い、西側の国民にガザの状況の真実を伝えていないが、この犯罪は、非常に痛ましいものであり、西側のメディアにおけるその一部の報道が非イスラム教徒の国民にショックを与え、街頭でデモを起こさせている」と語りました。

シオニスト政権イスラエルの犯罪に対するアメリカやイギリスなどの覇権主義者の明らかな支持、また国連などの国際社会の黙認、あるいは明らかな容認は、彼らが同政権の犯罪に加担していることを意味する、としました。

――――――――――――――――――――――――
「ガザの問題は、イスラムと人間性の世界における第一の問題」
転載元より抜粋)
048fe8fbf4ac1ea5c66837c72c3a6f20_XLイランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、イスラム世界、そして人間性の世界における第一の問題は、ガザの問題であるとしました。

「人類は、イスラエルの政権の犯罪に対して反応を示すべきだ」「シオニスト政権がガザで行っていることは、大きな歴史的悲劇であり、集団殺戮である。罪を犯している者とその支援者は、国際レベルで罰せられるべきだ」としました。

さらに、自分たちの正当な主張を守っている、ガザの封鎖下にある人々の力と抵抗は、パレスチナの抵抗力を示しているとし、「最終的に、パレスチナの人々は敵に勝利するだろう」「敵は後悔しており、ガザへの攻撃を続ければ、彼らの立場はさらに苦しくなる。アメリカと世界の全ての犯罪者は、イスラエルを救うために、ガザの人々に停戦を強要しようとしている」と語りました。

――――――――――――――――――――――――
イスラエル人アナリスト、「ガザ攻撃を仕掛けたのはイスラエル」
転載元より抜粋)
db55c13d7bbe21bee1d875e82c9897a7_XLイスラエル人のアナリスト、レビ・ヤドン氏が、「ガザ攻撃の口火を切ったのは、イスラエル軍である」と語りました。

シオニスト系の新聞イスラエル・ハヨムによりますと、ヤドン氏は
28日月曜、「イスラエルは、イスラエル各都市に対するパレスチナ抵抗グループのミサイル攻撃の後にガザ戦争が始まったという主張により、国際世論を欺いている」と述べています。

また、「西側諸国の政治家は、イスラエルの自己防衛という権利をしきりに訴えているが、廃墟や犠牲者の遺体が広がる光景は、世界の人々の怒りを引き起こすとともに、全世界で反イスラエル感情に拍車をかけている」としました。

さらに、「そもそも最初から、イスラエルがガザ戦争で長期的な成功を収められないことははっきりしていた。また、このガザ戦争は、シオニスト入植者3名が行方不明になってから、イスラエルがとった行動が発端となっており、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスのミサイルは戦争の要因ではなかった」と語っています。

国際的な人権NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ・地中海ヨーロッパ支部は、声明の中でイスラエル軍には6000人に上る西側諸国の傭兵がおり、パレスチナ人と戦っていることを明らかにしています。

[Twitter他]ガザ現地入りしている2人のジャーナリストとガザの活動家が歌う、パレスチナの人々の想い

 2014年7月29日に読者の方から寄せられたガザ情勢に関する情報とコメントをご紹介いたします。
 長靴下のピッピ様のコメントは、昨日、紹介された田中龍作氏の記事【ガザ発】難民キャンプの子供ら殺害、病院も攻撃に対してのコメントです。
 K・T様からは、7月28日からガザ入りしたジャーナリスの志葉玲氏を紹介していただきました。
 また、acco☆彡様とK・T様から一番下の記事「美人すぎるガザの活動家が歌う、パレスチナの人々の想い」を紹介していただきました。
(編集長)
長靴下のピッピ様のコメント 

思わず、目を背けた映像!
世界が直視しなけれのばならない田中龍作氏の映像!
わたしたちの問題なのだからと
涙しながら、しばらく見つめていますと悲惨な惨い情景ですが静かな優しさが伝わってきます。田中氏が「パレスチナの民」に寄り添っているからなのでしょうか…

まさに命懸けで「戦争の現実」を報道し続ける田中氏をイスラエル軍から神さま方が守ってくださっていると感じるのは私だけでないでしょう。
神さま、ありがとうございます!!

〜神さま正義が行われますように!
正しい報道が世界中に広まり、わたしたちが目覚めますように!〜

また、カンパされた皆さま、ありがとうございます。
明日、恥ずかしいぐらいの少額ですが3度目のカンパをします。
せめて田中さんには滞在費を気にせず、取材をしていただきたいですね。

ご協力のお願い 
メディアに田中氏の「優れた映像」と共にガザでの「彼の貴重な生の声」を取り上げるように働きかけてくださいませんか。よろしくお願いします。

テレビ朝日 報道ステーション 
   *郵送 〒106−8001 東京都港区六本木6−9−1
   *(TEL)03−6406−5555 *(FAX)03−3405−3422

NHK 
   *郵送 〒150−8001(〒番号だけで届きます)  
    NHK放送センター(番組名)御中
   *ふれあいセンター
   (TEL)0570−066−066 (FAX)03−5453−4000 

朝日新聞社  
   *郵送 〒104−8011(〒番号だけで届きます)
       朝日新聞東京本社 国際報道部御中
   *お客様オフィス係り(TEL)03−5540−7615
             (FAX)03−5540−7618

毎日新聞社 
   *郵送 〒100−8051(〒番号だけで届きます)
       毎日新聞東京本社 国際部御中
   *国際部[世界情勢](FAX)03−3201−3449
   *愛読者センター(TEL)03−3212−0131
(長靴下のピッピ様のコメント)

K・T様のコメント(編注:コメントの一部を修正いたしました) 

志葉玲さんが、ガザ入りしています。
ガザが子どもを多く犠牲にするのはなぜか気になります。
シャンティフーラ時事ブログ内の「セウォル号の船長はなぜフード姿なのか?(2014/4/22)」の下側の記事In Deepの元記事にあったように、ガザも北緯33度上にあり、皆既月食とユダヤ教の行事との関連を示したいけにえと関係あるのかとふと思いました。

 たまたま見つけたアムネスティ・インターナショナルジャパンから出ている「イスラエル及び被占領パレスチナ地域 窒息させられやている:イスラエルによる封鎖下のガザ地区」という資料の5ページ冒頭で2008年12月27日の「キャストレッド」作戦について書かれていました。この作戦により、333人の子どもが犠牲になったとありましたので、気になりました。

 先ほどのIn Deepにある今回の赤い月・・とは違いますが、ユダヤ教のハヌカのお祭りと重なっていました。もちろん、本当のユダヤ教徒の方も同じようにイスラエル国内で不当な扱いを受けていることは先生の以前アップされていたユダヤ教徒のメッセージで拝聴しています。イスラエルは間違った方法でユダヤ教の儀式をしているのでしょうか。

どうか停戦が和平がとりもどされますように。。。先生の奥様のヒカリハナツミ様の不死鳥の歌も私の中では、パレスチナの人々から生まれた歌が少し重なっています。
(K・T様のコメント)
————————————————————————
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。

[The Voice of Russia他]ラヴロフ外相 ウクライナ大統領の「ルガンスクの人々は私たちの愛を感じた」という発言の引用文を1か月前から持ち歩いていることを明らかにする

竹下雅敏氏からの情報です。
 文中太字部分の“7月1日のポロシェンコ大統領の発言”ですが、おそらくこれが真ん中の動画なのでしょう。この発言の中で、“住宅地を攻撃することは決してない”という部分に対して、3番目の動画を用意したのでしょう。ロシアの誠実な対応に対し、アメリカ、ウクライナのやり方は卑劣そのものです。
 下の記事は、アメリカの公開した“ロシアからウクライナに発射されたミサイルの証拠画像”が、どうもフォトショップで加工したものらしいということで、2分28秒のところの画像が取り出してあります。確かに、この画像を証拠としてロシアを非難するのは無理があるようです。アメリカがCIAを使って政権を転覆し、民間軍事会社をウクライナに介入させて親ロシア派の市民を殺すことは、何故問題にならないのでしょうか。
イスラエルとアメリカは気が狂っているようで、自分たちはどんな事をしても、罪に問われることは無い。しかし、他の奴が同じ事をするのは、許さないという、大変わかりやすい理論で動いています。ドラえもんを見たことが無いのではっきりとしたことは言えませんが、おそらくアメリカとイスラエルは、ジャイアン国家というのが、最もわかりやすいと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

――――――――――――――――――――――――
ラヴロフ外相 ウクライナ大統領の「ルガンスクの人々は私たちの愛を感じた」という発言の引用文を1か月前から持ち歩いていることを明らかにする
転載元)
© Photo: RIA Novosti/МИД РФ

© Photo: RIA Novosti/МИД РФ


ロシアのラヴロフ外相は28日の記者会見で、ウクライナのポロシェンコ大統領の発言の引用文を常に持ち歩いていることを明らかにした。

ラヴロフ外相はファイルから紙を取り出し、7月1日のポロシェンコ大統領の発言を読み上げた。

「大多数が勤勉で平和的なドネツクとルガンスクの人々は、私たちの好意、愛、敬意を感じた... ウクライナ軍、国家親衛隊、その他の部隊が、一般市民に対して武力行使することは決してない。彼らが住宅地を攻撃することは決してない。ウクライナの兵士と国家親衛隊員は、女性、子ども、高齢者を危険な目にあわせない為に、自らの命を危険にさらすだろう ...ウクライナ軍勢の永遠なる騎士道的性質とは、このようなものである」。 

ゴルロフカで戦闘 子供5人を含む14人が死亡
ラヴロフ外相は、ポロシェンコ大統領の発言を引用して述べたあと、少し間を置き、「何か質問はありますか?」と意味ありげに問いかけ、答えを聞く前に、その場を後にした。






» 続きはこちらから

[田中龍作ジャーナル]【ガザ発】難民キャンプの子供ら殺害、病院も攻撃

竹下雅敏氏からの情報です。
 悲惨な写真ですが、これでも配慮して撮られているようで、Twitterでは“子供の遺体からは臓器が飛び出していた”とあります。
 子供たちを殺害し、病院を爆撃し、村人たちを大虐殺、そして各国メディアが入居するビルまで狙おうとする。イスラエルという国の本性がよく表れていると思います。本当はジャーナリストも含めて皆殺しにしたいのでしょうが、さすがに批判を恐れてそれは出来ないようです。
保身のために、真実を報じない政治家やメディアの連中は、明らかに有罪だと思います。魂というレベルでは、地球人は1000人に1人しか残らないだろうと言って来たわけですが、やはりそのようです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

――――――――――――――――――――――――
【ガザ発】難民キャンプの子供ら殺害、病院も攻撃
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。

――――――――――――――――――――――――
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。

[櫻井ジャーナル]聖書を根拠に大イスラエルを主張するだけでなく、地中海東岸の天然ガス支配を狙ってガザで虐殺

竹下雅敏氏からの情報です。
 ようやく、イスラエルのガザ侵略の本質が出て来た感じです。中東最大レベルの天然ガスと原油の権利が、パレスチナに与えられて、経済的に自立されると困るわけです。というよりも、宝の山を目にしてよだれが出て来たということで、邪魔な者たちには出て行ってもらおうという事だと思います。ウクライナの東部・南部も同様の構図です。
いい加減にこの連中を国際社会から排除しなければ、戦争・紛争が無くなりません。ところが、この連中がメディアを操作して正義の衣を被っているのです。私たちは、彼らのやり方に騙されないようにしなければなりません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
聖書を根拠に大イスラエルを主張するだけでなく、地中海東岸の天然ガス支配を狙ってガザで虐殺
転載元より抜粋)
 国連人権理事会の非難決議をあざ笑うかのようにイスラエルはガザでの住民虐殺に拍車をかけている。イスラエルは「ユダヤ人」を隠れ蓑に使い、「ナチス」と同じことをしている

1994年1月にブレアは妻と一緒にイスラエルを訪問、その2カ月後にロンドンのイスラエル大使館で富豪のマイケル・レビーを紹介される。それ以降、レビーはブレアのスポンサーだ。

 その2カ月後、労働党のジョン・スミス党首が心臓発作で急死、新たな党首としてブレアが選ばれ、党の政策を大きく変更する。

 2001年にアメリカではジョージ・W・ブッシュが大統領に就任するが、この人物を担いでいたのはネオコン、つまり新イスラエル派。イラクへの先制攻撃などでブレアがアメリカを支援する理由は言うまでもないだろう。

 2008年12月から09年1月にかけてもイスラエル軍はガザに軍事侵攻、その際に化学兵器の白リン弾やGBU39(スマート爆弾)も使用している。こうした兵器を使った攻撃で住民が殺され、住宅が破壊されただけでなく、学校、救急車、病院、そしてUNRWA(国連難民救済事業機関)の施設も攻撃された。この軍事侵攻で1300名以上が殺されたと言われている。

 イスラエルが周囲に軍事侵攻する理由のひとつは「大イスラエル構想」、つまり南はナイル川から北はユーフラテス川まで、西は地中海から東はヨルダン川までをイスラエルの領土にするというプランだが、2000年代に入ると別の意味が強まる。地中海の東側に湾岸なみの天然ガスや石油が存在していることが明らかになったのだ。

 2001年にイスラエルの沖で調査が始まり、2009年に天然ガスが発見された。その発見に関係した会社のひとつ、ノーブル社のロビイストとして仕事をしているひとりがビル・クリントン元大統領だ。USGS(アメリカ地質調査所)の推定によると、エジプトからギリシャにかけての海域には9兆8000億立方メートルの天然ガスと34億バーレルの原油が眠っている。

 イスラエルの好戦度が大きく高まった理由のひとつは、ボリス・エリツィン時代のロシアで不公正な手段で巨万の富を築いたオリガルヒがウラジミール・プーチン時代に入ってから国外へ逃亡、イギリスとイスラエルへ逃げ込んでいる。イスラエルにはロシアの巨大石油企業だったユーコスの幹部も亡命している。

 こうしたロシアからの亡命者は財産をロシアの外へ隠していたので、資金力がある。彼らも地中海東岸の天然ガスに興味を持っているだろうが、それだけでなく、ロシアを再占領しようと考えているはずだ。

 2000年代の半ばからイスラエルはアメリカやサウジアラビアと手を組み、イラン、シリア、レバノンを乗っ取る秘密作戦を開始した。サウジアラビアが雇っている武装集団のISIL(またはISIS、IEIL)が油田地帯を占領しているのも偶然ではないだろう。ロシアではキエフ政権の攻撃で多くの住民が避難したドネツクやルガンスクの地下にも天然ガスが存在、アメリカの石油企業が狙っている。IMFが融資の条件に東部や南部の制圧を提示した理由も同じだ。

 ウクライナ最大の天然ガス製造会社で、ジョー・バイデン米副大統領の息子が重役として名を連ねるブリスマも東部の天然ガス地帯に利権を持っている。キエフ軍の攻撃で住民が非難してくれれば、彼らを排除する手間が省ける。ロシアとの戦争を望んでいる勢力とエネルギー利権に目が眩んでいる勢力がアメリカを動かしているわけだ。