(前略)
OpenAI社の2025年の「損失」は前年の8倍の約6兆円規模に
AI 大手の OpenAI 社の財務諸表(経営成績や財政状態を報告するために作成する決算書類)が「流出」し、その結果が話題となっています。
独立系ジャーナリストのエド・ジトロン氏という方が入手し、フィナンシャル・タイムズ紙がその内容を検証したものですが、一言でいえば、
「OpenAI 社は、考えられない規模の損失を出し続けている」
ことがわかったのです。
簡単に書きますと、OpenAI の損失は 2024年から 2025年にかけて、以下のように「8倍近い損失」となっていることがわかりました。損失額も以下のようにかなり膨大です。
・2024年の損失 日本円で約 8200億円
・2025年の損失 日本円で約 6兆2000億円
成長しているどころか、時間が経つにつれて、損失が拡大しているのです。
(中略)
> AI 業界の将来の勝者への投資を熱望する投資家によって支えられてきた。
とありますけれど、損失を倍増させながら、ついに 6兆円を超える損失を出している企業へ投資家たちは何を望めばいいのかという。
しかも、今年
2026年はさらに収益が悪化する可能性もあります (
AI 各社の値下げ競争が始まってもいます)。
(中略)
今年は大型 IPO (新規の株式公開)がいくつかありますが、その中心と見られている OpenAI がこれですので、やや危うい状況かもしれません。
最近では、イーロン氏のスペースX が新規上場し、
13兆7000億円を調達しまして、どれほど儲けている企業なのだろうと思われるかもしれないですが、スペースXの 2025年度の純利益は「赤字」です。
(2026年6月5日の米ロイターの報道より)
> 2025年、スペースXの売上高は前年の 140億2000万ドルから 186億7000万ドル (約 3兆円)に急増したが、純利益は 7億9100万ドルから 49億4000万ドル (約 8000億円)の赤字に転落した。
reuters.com
投資家たちは「未来に賭けている」ということなんでしょうけれど、株式公開後の直後に、「
スペースX株急落で時価総額 99兆円超の消失」 (フォーブス 2026/06/19)なんてことが起きてもいまして、今年上場する大型株式で、同じことが相次いだ場合、あるいは、OpenAI 社の途方もない損失額が明らかになった今、
AI 幻想は静かに崩壊の序盤にあるのかもしれません。
(中略)
ジトロン氏は、記事を、以下の文言で締めています。
>
損失は年々劇的なペースで増加しているようで、この会社がどのようにして持続可能性や収益性を確保できるのか、私には見当もつかない。
確かに見当がつきません。
(以下略)
このことについて、「ナフサ不足は『もぐらたたき』になっている」という動画のコメントは、本質をついていると思います。
また森山高至氏は、“1点良かったのは、「中東だけに依存していたらまずいぞ」ってみんな気づいたってことがあるんじゃないですか。(11分18秒)”とも言っています。
“続きはこちらから”の櫻井ジャーナルでは、「歴代日本政府は中東の産油国と友好的な関係を築き、イランとの関係も悪くなかったのだが、高市早苗政権はそうした関係を壊している。日本の場合、最も有利なエネルギー資源の潜在的供給源はロシアなのだが、高市政権は中国と同様、ロシアとの戦争へ向かっている。」と指摘、中東からの原油供給の見通しが立たない中、「世界経済は危機的な状況になっている」と言っています。
冒頭の動画の森山高至氏の解説に対して、「金で買える楽な生活(西洋化)を追求した結果、日本は本物の技術や自然、沢山のもの無くしましたね」というコメントがありました。
私は映像配信の『一問一答 第23回』の中で、このことに関して「ニセモノの文化」という表現を用いました。そして、その本質は効率や利益を優先し、儲けのために手を抜く「不誠実さ」にあることを指摘しました。
地球が現在の危機的状況から立ち直れるか否かは、人々が『禁戒(ヤマ)と勧戒(ニヤマ)』という霊的に深い意味をもつ教えに辿り着けるかどうかにかかっています。