注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
(中略)
同戦略は、25年度に開催した「エンタメ・クリエイティブ産業政策研究会」での議論を踏まえ、コンテンツ産業の成長を妨げる課題やその対策、クリエイターへの利益還元に向けた構造改革などを具体化したもの。
海外売上高の目標は、24年の6兆1000億円から33年に20兆円へ拡大し、28年に10兆円の中間目標を置く。20兆円は、自動車の輸出額に匹敵する規模で、コンテンツ産業を日本の外貨獲得を担う産業に成長させる狙いだ。
(以下略)
同機構は、国がリスクマネーを供給して民間資金の呼び込みを狙いましたが、当初から投資対象の選定が杜撰で収益はまったく上がらず、24年度末時点での累積赤字額は383億円に上っています。25年度の累積赤字額目標は426億円でしたが、140億円を出資したバイオ素材開発の新興企業スパイバー(山形県鶴岡市)が債務超過で私的整理に入ることが決定しています。
最近のAI業界などでは兆円単位の話ばかりですし、先日はスペースXの大型上場の話もあったので、数字に対する感覚がすっかり麻痺しています。国策半導体企業ラピダスの件などと比較しても、数百億円規模という数字は非常に小さく感じてしまいますが、長年にわたる国費の無駄遣いという面では決して看過できません。
(中略)
同機構は、かねてよりほとんどの出資先の業績が振るわず、国費の無駄遣いの典型として厳しい批判を浴びてきました。今回の廃止に向けた動きは、遅きに失した感もありますが、公的資金の使い道として、同機構の投資判断やリスク管理が適切だったかどうかの検証や責任の追及は今後どうなるのでしょうか。過去には、往々にしてこの手の国費の無駄遣いは曖昧にされてきましたが、今回も、他の官民ファンドとの統廃合などで有耶無耶にされてしまうのではないでしょうか。
(以下略)
クールジャパン機構は事実上の破綻。当然歴代役員は責任を問われないといけない。官僚の天下り先の一つでは許されない>日本のコンテンツなどを海外に広げるため、安倍政権の肝いりで2013年に設立。テーマパーク「ジャングリア沖縄」を手がけた企業に出資していることでも知られる。 https://t.co/YBwtw5bTXr
— 紀藤正樹 MasakiKito (@masaki_kito) August 20, 2026
【目指すは、日本発IPで海外売上20兆円 経産省が新戦略を発表「ものがたり大国5カ年計画」】https://t.co/bQvyGtRAk3
— マライ・メントライン@職業はドイツ人 (@marei_de_pon) August 24, 2026
おお、悪名高きクールジャパン機構のカラクリは、権力周辺のお友達企業にとっては「成功」だったということで、看板付け替えで似たようなコトを始めるのか。凄いなぁ(褒めてない)
これ第二のクールジャパンじゃないの?
— 保守速 (@hoshusokuhou) August 25, 2026
関係者へのバラマキになるよね?wwwwwwww
↓
経産省、日本発コンテンツの海外売上20兆円めざし「ものがたり大国5か年計画」発表
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■ビジョン
・日本は資源に乏しいが「創造力(ものがたり)」で稼ぐ国を目指す… pic.twitter.com/d9JEZTBa86
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グーグル日本法人元社長の辻野晃一郎氏は「発足当初の同機構の内情を良く知っているのですが、六本木ヒルズに贅沢なオフィスを構え、幹部職員も国内大手百貨店をリタイアした人とか官僚の天下りのような人たちばかりで、あまり良い印象を持てませんでした。」と"天下りの楽園"だったことを述懐していました。
支配層のお仲間にお金を流して日本国民の財産を大きく毀損したCJ機構ですが、CJ機構の役員が責任を問われることのないまま、経産省は今度は「ものがたり大国5ヵ年計画」という新戦略を発表しました。「日本発コンテンツの海外売上20兆円めざす」そうですが、これはCJ機構の資料にある「2033年までに20兆円とする政府目標の達成に貢献」という目標と同じで、タイトルを変えて事業はそのまま引き継がれた第2のクールジャパンだと指摘されています。「目標は金額で語られ、制作現場の賃金や雇用を測る指標は今回も置かれていない。制度を作る顔ぶれは変わらず、配る顔ぶれも変わらない。利益相反は、今回も設計に組み込まれている」という国家的詐欺です。またしても目の前で堂々とドロボーされるのを許してはいけない。