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世界最大の武器供給者であるBrownells社は、米国におけるこの3日間の武器販売額は通常の販売額の3.5年分に上ると発表した。
ピット・ブラウネル社長によれば、
コネチカット州の小学校での銃乱射事件を受けて、需要は「空前の」規模に達している。
武器販売量が増大したのは銃火器の所持および販売を取り締まる法律の厳格化を見込んでのことでもある。
コネチカット州の銃乱射事件は先週発生した。20歳の精神疾患者アダム・ランザ氏がニュータウン市のサンディーフック小学校を訪れ銃を乱射、児童20名と成人6名が死亡した。その直前に、同氏は自身の母親を殺害していた。
この悲劇を背景に、武器業界は自主的に製造・販売量を減らした。販売チェーンCabelasはコネチカット州におけるライフル銃AR-15を店頭から一掃した。ランザ氏が児童を殺害した凶器である。
リア・ノーボスチ