[ParsToday]アメリカ議会で、大統領の拒否権を覆し法案成立 〜9.11テロがアメリカの自作自演だった事を認識する法案〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 同時多発テロの遺族がサウジアラビアに賠償金を請求できる法案が成立しました。オバマ大統領が拒否権を発動していましたが、上院下院ともに再度採決を取り、圧倒的多数で可決したようです。
 オバマ大統領が危惧しているように、この法案によってサウジアラビアの次に、イスラエル、“回りまわって米国が非難される”結果になります。いずれ人々は、9.11テロがアメリカの自作自演だった事を、当然のことのように認識するでしょう。そのきっかけが、この法案なのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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アメリカ議会で、大統領の拒否権を覆し法案成立
転載元)




アメリカ議会の上院と下院が、オバマ政権下で初めて、大統領の拒否権を覆して法案を可決しました。

イルナー通信によりますと、アメリカの上院で、同時多発テロの遺族がサウジアラビアに賠償金を請求できる法案が可決された数時間後に、下院でもこの法案が可決されました。

アメリカの上院は今年5月17日、9.11調査特別委員会の情報に基づき、サウジアラビア政府に遺族への賠償金を請求できる法案を作成しました。特別委員会の報告は、サウジアラビア政府をこの攻撃への関与、関係者への資金援助で非難していました。

オバマ大統領は先週金曜、この法案の可決はアメリカの国家安全保障と外交特権を脅かすことになるとし、共和・民主両政党の議員による前例のない支持により可決されたこの法案に拒否権を行使しました。

28日水曜、アメリカの上院は短時間の会議で、この法案に関して再度採決をとり、賛成97、反対1により可決し、オバマ政権の8年間で初めて、大統領の拒否権を覆しました。

アメリカの下院も、上院の投票から数時間後に、この法案について採決をとり、最終的に348人の賛成により、法案を成立させました。オバマ大統領は法に従い、この法規に署名することになります。

アメリカでのこの法の施行により、サウジアラビアと西側の関係に大幅な変更が生じることになると見られています。

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危険な兆候、米議会がオバマ大統領の拒否権を無視
転載元)
米議会はオバマ政権下で初めて大統領の拒否権を覆した。

拒否権が覆されて成立したのは2001年9月11日に起きた同時多発テロ事件で犠牲者の遺族らが外国の政府および市民に対して訴訟を起こすことを許す法案。法案はこのテロリストらへの支持を表明したとして再三にわたって非難を受けているサウジアラビアを主に対象としたもの。

9月23日、米下院は全会一致でこの法案を採択したが、翌24日、オバマ大統領は同盟国との関係悪化を望まないとしてこれに拒否権を発動した。

ロイター通信の報道では議会の投票では348人の議員が大統領拒否権を覆すことを支持し、反対を唱えたのはわずか76議員だった。

大統領の拒否権が覆され、法案が成立した背景には下院の大多数が共和党員で民主党出身の大統領への批判を定期的に繰り返している事情があるのみならず、今回は同じ民主党の議員らも大統領拒否権を覆す側に回ったことがある。

オバマ大統領は今回の拒否権覆しを
「危険な兆候」であり、回りまわって米国が非難されかねないと危惧感を表し、議会側からの外交行動は「予期していなかった」と語っている。

先に伝えられたところによると、オバマ米大統領は大統領になってから罵詈雑言が増えたと告白した

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