トランプ氏の暗殺計画、ロシアへの言いがかりの「サイバー攻撃」

竹下雅敏氏からの情報です。
 ポール・クレイグ・ロバーツ氏は、トランプ氏を大統領にさせないために、これまで様々なことが実行されたが、“アメリカ大統領選挙にロシアが干渉した”という言いがかりは、そうした取り組みの1つであって、最終的にはトランプ氏の暗殺になるのではないかとして、下のような記事を書いています。
 トランプ氏の暗殺計画は確実に存在していると思います。選挙人による投票で、トランプ氏の大統領就任が確定した後でも、この馬鹿げた“ロシアの干渉というCIAの報告”を取り下げないのを見ても、彼らがトランプ氏の大統領就任を、最後まで何らかの形で阻みたいという思惑が見て取れます。その最終的な形は暗殺でしょう。
 ロシアへの言いがかりに関しては、プーチン大統領が一蹴しています。また“続きはこちらから”以降では、WikiLeaksが、“情報源は米民主党内の人物で、ロシアからの情報ではない”と言っています。また、CIAなどの情報機関を統括する米国国家情報長官は、ロシアがハッカー攻撃を行ったとするCIAの主張に対して、“明確な証拠が欠如している”として、不支持を示したということです。
 何せ、CIAはイラクに大量破壊兵器があるという偽情報でイラク戦争に誘導したところです。米国が発する偽情報は、CIA発、CNN経由と考えてほぼ間違いありません。彼らの言う事は、相手にしないのが賢明です。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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対トランプ・クーデターが失敗するにつれ、彼の命に対する脅威は増大する
Paul Craig Roberts
2016年12月20日

(前略)

アメリカ大統領選挙に、ロシアが干渉したとされる、オバマが命じたCIA報告は進行中だ 。偽証拠は、CIA作戦の十八番だ。
(中略)...
トランプ自身、自分は危険な状態にあると考えているようだ。(中略)... CIAがジョン・F・ケネディ大統領暗殺の共犯である証拠があり(映像を見れば、シークレット・サービス職員が、暗殺直前、JFKのオープンカーから離れるよう命じられていたのがわかる)、トランプは、軍安保複合体から明らかに脅威とみなされているのだから、被害妄想なわけではない。
(中略)...
トランプはロシアに対する平和的な姿勢で、ロシアとの商取引で儲けることができる支配者集団と組んでおり、トランプは、年間一兆ドルという軍事/安保予算で恩恵を受ける軍/安保支配者集団とは対立していると、Global Researchのミシェル・チョスドフスキーは説明している。
(中略)...
相当な玉でないと、このような集団に立ち向かえない。(中略)... トランプの生命は確実に危険な状態にある。
(中略)...
この深く根付いた陰の政府の強大な力と対決しようとする気がある大統領なら誰であれ、我々全員が支持するに値する。
(以下略)
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配信元)

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ウィキリークス、クリントン氏メールの情報漏洩者について明かす
転載元)
ヒラリー・クリントン元国務長官の電子メールの情報漏洩者は米民主党内の人物。英国の元外交官で現在ウィキリークスのために協力しているクレイグ・ミューレイ氏が明らかにした。

ミューレイ氏は英タブロイド紙の「デイリーメール」からのインタビューに「(漏洩は)ロシアから行なわれたものでは一切ない。情報漏洩者は情報への合法的なアクセス権を持っていた人物だ。

(暴露された)文書はインサイダー情報漏洩の結果得られたもので、ハッカー攻撃によるものではない」と語っている。

ミューレイ氏は資料を求めて自らワシントンに赴いたことを明らかにしており、それによると文書の受け渡しはアメリカン大学付近の森の中で行われた。

情報漏洩者がこうした行為に出た動機について、ミューレイ氏は、この人物がクリントン基金の活動にまつわる収賄に断固として反対し、民主党の候補者争いでクリントン氏の主たるライバルであるバーニー・サンダース氏にとって選挙キャンペーンの不利な条件を生み出そうとして行なったことと説明している。

先に米大統領選挙キャンペーン中に行われたハッカー攻撃について、米国政権はロシアの仕業と非難したものの、実際はオバマ政権と米特務機関が行った可能性があることが報じられた。
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米国家情報長官、ロシアのハッカー攻撃を主張のCIAを支持せず
転載元)
米国国家情報長官は、米大統領選でトランプ氏に加担するためにロシアがハッカー攻撃を行ったとする中央情報局(CIA)の主張に不支持を示した。ロイター通信が米国の3人の役人の消息筋の情報として報じた。
(中略)...
ロイター通信の消息筋の一人の話では、米国国家情報長官はロシアのハッカーがサイバー攻撃を行ったというCIAの分析を論破してはいないものの、攻撃がトランプ氏を支持する目的で行われたことを示す明確な証拠が欠如しているとして、CIAの出した帰結に不支持を示した。

消息筋はロイター通信に対して「米国国家情報長官はCIAが誤ったとは言っていない。ただCIAは意図を証拠立てることができないということを言っているのだ」と語っている。ロイター通信は連邦捜査局(FBI)も同様の立場をとっていると指摘している。

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