核心に迫る新たな証言:今治市職員の官邸訪問時に加計学園幹部が同行、下村博文文部科学相(当時)も同席

竹下雅敏氏からの情報です。
 2015年4月2日に、今治市の職員2人が首相官邸を訪問していますが、この件で、8月8日発売の「週刊朝日」では、核心に迫る新たな証言として、“問題となっている訪問には、複数の加計学園幹部が同行”しており、“下村博文文部科学相(当時)もやってきて言葉を交わした”というのです。
 下村元文科相は、加計学園の秘書室長(当時)から200万円分のパーティー券代を受け取っていながら政治資金収支報告書に記載がないということで、ヤミ献金の疑惑があります。
 下村元文科相は、加計学園の秘書室長が窓口となり、現金を集め、取りまとめ役として持参しただけだと弁明しましたが、 11名の具体的な個人名や企業名は明らかにされておらず、ヤミ献金疑惑は何も払拭されていません。
 「週刊文春」が入手した2014年4月21日の日報には、秘書室長が下村氏の秘書に、“文科省に何度連絡しても取り合ってもらえない。面会させてもらえないか”と担当部署への口利きを頼んでおり、秘書は〈事務方を通して、お願いをいたしました〉と対応したということです。
 今回、首相官邸で加計学園幹部と共に、今治市の職員と下村元文科相が会っていたとなると、もはやヤミ献金ではなく、賄賂ではないでしょうか。下村元文科相は確か、都議選が終わったらきちんと説明すると言っていたと思いますが、どうなったのでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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速報 安倍政権が隠蔽した加計学園幹部、首相秘書官、今治市の”謀議” 官邸で特区申請前に
引用元)
(前略) 

2015年4月2日、愛媛県今治市の職員2人が「獣医師養成系大学の設置に関する協議」のために首相官邸を訪問(中略)…本誌はこのときの面会相手が経済産業省出身の柳瀬唯夫首相秘書官(当時)だったとスクープ(7月23日速報)。

(中略) 

実は、問題となっている訪問には、複数の加計学園幹部が同行していたのです。加計学園側から今治市に連絡が行き、官邸訪問が実現したようだ。(中略)…首相秘書官から『準備、計画はどうなのか』『しっかりやってもらわないと困る』という趣旨の話があった。(中略)…面会のため一行が官邸内に入ると、下村博文文部科学相(当時)もやってきて言葉を交わしたそうです。『やあ、加計さん。しっかりやってくれよ』というような話も出たと聞いています」

(以下略) 


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配信元)


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