注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
民進党のホープと目されていた山尾しおり議員が、週刊誌の不倫報道により離党に追い込まれた。
SNS上に「山尾議員を守れ」との投稿はほとんど見かけない。
(中略)
彼女が7月の横浜市長選挙で現職の林文子市長の応援に入っていなかったら、人々の反応は180度違ったものになっていただろう。
藁にもすがる思いで学校給食を願う母親たちを尻目に、山尾議員は学校給食に否定的な林市長を応援したのだから。
(中略)
ツイッター民は、今回の事件にこうコメントした —
「民進党はポピュリズム政党なのに大衆の気持ちが まるで わかっていない」。
不倫をした人間:愚か
— 小田嶋隆 (@tako_ashi) September 8, 2017
不倫を密告した人間:卑劣
不倫を報道した人間:邪悪
不倫を攻撃している人間:偏狭
不倫を擁護する人間:浅薄
不倫をめぐる状況を相対化して総括しているオレ:何様?
……というわけで、好きになれる人間が一人もいない。
日本死んだな。
【偏向報道】文春よ「もう一人の『しおり(詩織)』問題」はどうした?叩きやすい相手しか叩けないのか(オプエド) https://t.co/fOPj8wJYyw pic.twitter.com/5sfQG5WOI0
— やがて空は晴れる...。 (@masa3799) September 9, 2017
「ええ齢した大人の男女がホテルで同宿したら、そら本人が否定したかて推定有罪とみなされるわな‥けどな、ええ齢した権力者と事業者が何回も会食してゴルフしたかて『許認可事業に関する話はしてません』って否定するだけでお咎めなしになるんやでぇ」
— 立川雲水 (@tatekawaunsui) September 9, 2017
世の中で最も見苦しいもの=変節 https://t.co/eU8N1J501o
— mko (@trappedsoldier) September 9, 2017
泉田前知事の擁立決定持ち越し 衆院新潟補選で自民支部
— 東京新聞政治部 (@tokyoseijibu) 2017年9月9日
知事時代の原発についての見解などを考慮すると、自民党から出馬することに違和感を持つ人もいるのかもしれません。最終決着はもう少し時間がかかるのかもしれません。https://t.co/qN0KxL4fcl pic.twitter.com/HhBrubsaO9
泉田氏は元々反自民ではない
— 古賀茂明@フォーラム4 (@kogashigeaki) September 9, 2017
反原発でもない
本人から何回も聞いた
ただ、反東電ではあった
選挙中の泉田氏の脱原発発言は黙認という二階氏との密約説あり
県民の反発を避けるためです
もちろん、当選後は自民党の決定に従う
泉田氏が選挙中に柏崎刈羽再稼働反対と言っても、信じられませんね https://t.co/Q379vFbeFs
10月22日に投開票が行われる衆議院議員補欠選挙に関し、立候補の要請をいただいていた件について、このたび受け入れをお伝えさせていただきました。https://t.co/Us2XdSXyW7
— 泉田裕彦 (@IzumidaHirohiko) 2017年9月8日
泉田さん、自民党を中から変えるってロジックかも知れないけど、あなたにその力がある保証がない。政治家でなくても、官僚でなくても、社会は変えられる。まだ貯金あるでしょ。一市民として社会を変える運動をしてほしい。できるよ。僕たちも頑張るけど人生の先輩がたにももっと頑張ってほしいよ。
— 黒川敦彦@加計の図面戦争なう (@democracymonst) September 10, 2017
本来、ジャーナリストが追いかけるべきは、加計孝太郎、昭恵、レ〇プ魔の山口らではないのか。上杉隆氏は、文春に対して、“「もうひとりの『しおり』(詩織)」問題”はどうなったのかと言っています。
冒頭の田中龍作ジャーナルにおけるこの問題の視点は、驚きました。不倫問題には触れず、“山尾議員を守れ”との声がほとんど聞かれない理由を、7月の横浜市長選挙での山尾議員の国民に対する裏切りであると指摘しています。
彼女は、現職の林文子市長の応援に入っていたのです。私もこの時の写真つきのツイートを目にして、驚愕しました。カジノ誘致賛成派で、菅官房長官と深くつながっている人物を、民進党の議員が応援演説に入るというのだから、驚かざるを得ません。
民進党の裏切り行為は今に始まったことではありませんが、問題の本質は、記事の最後のコメントにある“民進党は…大衆の気持ちがまるでわかっていない”ということに尽きると思います。要するに、彼らは、権力のために大衆に寄り添うフリをしているだけなのです。これに対し、悪事をなしてひたすら隠し通そうとする自民党政権はわかりやすく、菅菅しいと言えます。どちらも、日本から早々に消えてくれればいいのにと思います。
“続きはこちらから”以降は、もう一つの驚愕すべき事実です。あの泉田前新潟県知事が、自民党から出馬要請があり、それをいったん受けたというのです。どういうつもりなのかわかりませんが、ひょっとしたら泉田氏は、山尾しおり議員と同様に、致命的な失敗をしたのかも知れません。