露・シリア軍に駆逐され使い物にならなくなったダーイシュはタグを変えてクルドの「満州国」として出現!?

 ロシア軍のダーイシュ掃討が続いていますが、冒頭の最新動画はロシアの潜水艦が、シリア東部のデリゾールにおけるダーイシュのコントロール拠点、通信拠点、兵器や弾薬の倉庫を巡航ミサイルで攻撃したときのものです。
 下の記事には8月下旬に米空軍ヘリが20人以上のダーイシュの司令官を事前にデリゾールから脱出させていたことが書かれています。専門家によると、これが確認されると【政治的な地震】になるとあります。またダーイシュの司令官の脱出後ですが、“彼らの経験を別の方面で使う”とあります。
 “別の方面”とは何か…、櫻井ジャーナルの記事では、使い物にならなくなったダーイシュをクルド系の戦闘集団SDFにタグを変更して合流させ、“シリア、イラク、イラン、トルコをまたぐクルドの「満州国」をでっち上げるつもり”とあります。このことは17年8月25日の記事で既に指摘されています。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ロシア国防省 巡行ミサイル発射の写真、動画を公開
転載元)
(前略) 


(以下略) 

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ロシアの潜水艦、シリアにある「ダーイシュ」の施設を巡航ミサイルで攻撃
転載元)
ロシアの潜水艦「ヴェリーキー・ノヴゴロド」と「コルピノ」が、地中海の水中からシリアにあるテロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国、ロシアで活動が禁止されている)」の施設を巡航ミサイル「カリブル」で攻撃した。ロシア国防省が発表した。

スプートニク日本

国防省によると、標的となったのは、シリア東部デリゾール南東のIS支配地域にあるISのコントロール拠点、通信拠点、兵器や弾薬の倉庫など。

また国防省は、「テロリストらの施設に対して水中から巡航ミサイル7発が発射された。目標物までの距離は500キロから670キロだった」と発表した。

これより前、ロシア航空宇宙軍がシリアのデイル・エズ・ゾル市にあるテロ集団「ダーイシュ(IS、イスラム国)」の司令所を空爆し、の「戦争大臣」と呼ばれるグルモロド・ハリモフが死亡したとロシア国防省が明らかにした。


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露のデリゾール攻撃の前に米軍が20人以上のイスラム国™司令官を脱出させる。露は米に攻撃を事前通達していたw。
転載元)
 

8月後半のシリア東部でのシリア政府軍の成功で、米特殊部隊が支援する多くのイスラム国™野戦司令官がデリゾールから安全な地域に脱出した。彼らの経験を別の方面で使うためだ。」軍と外交のソースがスプートニクに語った。
シリア軍の兵士がシリアの第137機構旅団の地域でデリゾールの3年の支配を破った。
ソースによると最初の脱出は8月26日に起きた。『米空軍ヘリ』が欧出身の2人のイスラム™野戦司令官を家族とともに夜間その地域からデリゾールお北西に脱出させた。
彼のデータによると2日後に、米ヘリが側近の20人の野戦司令官と軍人をデリゾール南東の地域からシリア北部に輸送した。

米軍がイスラム国™司令官をデリゾールから脱出させたことが確認されるとそれは【政治的な地震】になる。」とイスラエル人政治アナリスト Avigdor Eskin

(以下略) 

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デリゾールの孤立状況を解消させたシリア政府軍はユーフラテス川を渡り、クルドと衝突する可能性
引用元)
シリアの戦況は新たな段階へ入った。(中略)…アメリカはシリアやイラクにいるダーイッシュの戦闘員をデリゾールへ集中させていたので、ここでの敗北は決定的だと言えるだろう。今後、政府軍/ロシア軍とクルド勢力/アメリカ軍が対峙する展開になる。



(中略) 

(中略)…ダーイッシュが使い物にならなくなったことからクルド系戦闘集団のSDFへ切り替えたのだ。勿論、アル・カイダ系武装勢力やダーイッシュは「タグ」にすぎず、クルド系の戦闘集団SDFにも合流している可能性がある。

(中略) 

ネオコンはシリア、イラク、イラン、トルコをまたぐクルドの「満州国」をでっち上げるつもりだろう。

(以下略) 

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