18/2/1 アンナ・ヴォン・ライツ情報:汝の敵を知れ その1

 この度、時事ブログでもお馴染みのニール・キーナン氏やベンジャミン・フルフォード氏が言及されているアンナ・ヴォン・ライツ判事と、彼女が大量の記事を投稿しているサイトの管理者かつ判事の代理人であるポール・ストレイマー氏から、当方で随時日本語に翻訳し掲載する許可を快く頂戴致しました。
 特にキーナン氏は、「国際担保口座群を開示するにあたり、大変強力な法務チームが形成されるだろう。私はアンナ・ヴォン・ライツに率いてもらいたいと思っている」と記しています(※金塊の歴史年表13)。更に先月ご紹介したキーナン・チームの記事は、判事のこの記事が発端となりました。西洋の悪魔崇拝主義の解説文です。
 株式会社アメリカではなく、真のアメリカ合衆国に関する貴重な情報源として様々なオルタナ系サイトやスピ系サイトから長らく注目を集めている方なので、いつか訳せたらいいなとずっと思っていたのですが、ようやく叶いました。アンナとポールのお二人に感謝すると共に、皆さまのお二人への御支援を宜しくお願い申し上げます。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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アンナ・ヴォン・ライツ情報:汝の敵を知れ その1
投稿者:アンナ・ヴォン・ライツ

未だに蔓延る古代の宗教


政治的なゴタゴタはさておき、こんにち私たちが世界中で戦っているのは、聖書で「謎のバビロン」と呼ばれた冒涜的な古代宗教であり、もっとあからさまにするなら、一般で言うところの悪魔主義です。

【※「謎のバビロン」:黙示録で「大淫婦バビロン」、「大いなるバビロン」などと呼ばれ、娼婦のイメージで寓意化された悪の巣窟のこと。下の絵で7つの首の獣に騎乗している女性です。】

「すべての嘘の父」を崇める人々が存在しており、しかもそれは驚くほど広まっています。彼らの暗号や独特の言い回しの手掛かりを掴みさえすれば、彼らを見つけることは簡単です。白昼堂々と「好き勝手なことをしながら」うろつき回っているのですから。
【※「すべての嘘の父」:ヨハネの福音書8章44節の言い回し。悪魔のことです。】

あらゆる形で嘘を吐くこと、そして騙すことが彼らの宗教の中心をなしており、それと共に利用するのが、儀式としての歪んだ性交渉、子殺し、樹木信仰、儀礼的な人喰い、血を飲むこと、偶像崇拝――とりわけ金(かね)の崇拝、“神聖な森”を儀式の場所として使うこと、フクロウの象徴――彼らの女神セミラミスのトーテム動物です。

【彼女は】イシス、アシュトレト、アスタルト、キュベレー、そしてコロンビアとしても知られ、更には「すべての売春婦の母」、「大いに忌むべき者」、金(かね)と神殿売春の発明者として知られています。
【※「すべての売春婦の母」、「大いに忌むべき者」も先ほどの「大淫婦バビロン」の別の呼び方です。】

この古代の悪のシンボルや彫像や神殿は、中東・北アフリカ・ギリシャ半島・イタリア半島・トルコ・ポルトガル・スペイン、更にはスコットランドそしてカリフォルニアのボヘミアン・グローブに至るまであちこち散らばっています。

非常に広範囲なのは、船乗りや海賊や商人の間で人気のある航海に適した宗教で、彼らが世界中に持って行ったからです。それは死を中心に据えた宗教で、多くの者が当たり前だと見做した内容を説いていました――「食べて、飲んで、そして楽しもう、何故なら明日には死ぬのだから」【というやつです。】

彼らに言わせれば、美徳には何の価値もありませんでした。これっぽっちもです。そして徳の高い人間である論理的な根拠もありませんでした。ただ全ての罪の中に降りて行ってその中にまみれ、酒や薬やセックスや死やあらゆる種類の汚れに耽ることを“楽しみ”、あらゆる嘘を吐き、あらゆる倒錯を体験し、我先に取り分を戴くのです。【でなければ】悪魔が出遅れた末尾の者を喰らってしまいます。天国も地獄もありゃしません。あるのは短い紐と長い跳躍のみなのです。

【※「短い紐」:人生に譬えて、「自分の紐の終わりに差し掛かったら、結び目を作って踏みとどまれ」という格言があるので、そのイメージだと思います。言ったのはジェファーソンとも、ルーズベルトともリンカーンとも。その変形として「人生は短い紐のようなもの、結ぶには短いが首を括るのは簡単」というのもあります。
「跳躍」の方は不明ですが、よくあるのは「色々飛びついて挑戦してみろ」的な譬喩。ただしここでは、死への跳躍かもしれません(死んだら落ちて終わり)。】

Author:Pieter Brueghel the Elder [CC0]
【イメージ:キリスト教の7つの大罪から「色慾」】


謎ないしは秘密の正体


これで皆さんも自分が何に立ち向かっているのかお分かり頂けたでしょうから、貴方が正義を広めるために頼ってきた相手が正反対のものを広めていると気付いても納得出来るでしょう。貴方のことを守ってくれると信じていた相手こそが、しばしば最も大きな脅威だったりするのです。貴方の病を治癒してくれると信じていた相手こそが、しばしば【病気の】提供者【側】に身を落とし、病原体を誘引していたりするのです。

これ程しばしば世界が上下あべこべで後ろ向きに見えるのには理由があります――この古代の邪悪な宗教の、それなりに隠れた実践者たちに全ては戻ってくるのです。彼らはあらゆる美徳を歪め、腐敗させ、捻じ曲げ、模倣し、嘲笑し、あらゆる真実を破壊し、あらゆる嘘を広めるのが自分たちの“神”とやらに対する責務だと考えています。

あらゆる種類のぺてんを心より重んじる宗教につきものなのでしょうが、彼らの宗教はその本質からして嘘と欺瞞に満ちており、何重もの“謎”とやらに包まれているのです。“秘密”を率直に明るみに出してしまえば、誰一人として彼らの会合に出席したり、彼らの組織化された犯罪と精神病に取り込めなくなってしまうからです。

それは“謎”でなければならず、――“秘密”であり――“権力への道”であるべきで――その9割が古いエジプトの性魔術で、薬物がふんだんに使われ、その結果は強請りのネタとするために撮影されているなんて、教える訣にはいきません。【でも実は】それだけなのです。「謎のバビロン」の大いなる“謎”とは――セックスと薬物と強請りなのです。


二つの道


その代わりに彼らが使うお決まりの手口はこうなっています。【まず】幅広い範囲から理想主義の若者を勧誘します。大半は規制の宗教にうんざりしていたり、何の宗教にも一切触れて来なかった【若者です】。彼らはこういった子どもを魅了し、注意深く評価付けします。頑として善良だと見受けられる者は一方の道に、彼らの手練手管で懐柔し易そうだと判明した者はもう一方の道に置くのです。

「良い道」の目的とは、進行している残り全ての事象のために隠れ蓑を提供することです。店頭の天使たちはそれぞれ自分のコミュニティーの中で、無邪気な他愛のないことや良い行いをする役割を与えられているので、誰もがこういった秘密結社の存在を(幾つかの共済組織が実際にそうであるように)何か無害なものとして、あるいは間違いなく良いものとして、受け入れてしまうのです。

【※「良い道」:ここでは、善良だと評価された若者が辿るよう、カバールが用意した道のことです。そしてその道を疑わずに歩いてカバールの善良性を宣伝するのが「天使」ちゃん。本来の「良い道」とは聖書の言い回しです。例えば箴言2章9節。】

ポイントは、「良い道」を辿る者にはそれ以外の異質なものを決して教えないということ。彼らのイニシエーションはどれも無邪気なもので、自分が関わっているのは完璧に素晴らしくて立派でまともなものだとすっかり信じ込み、嗚呼良い行いをしていると得心してしまう訣です。


もう一方の道【に置かれた】者たちは、すぐさま性的対象物として餌食になり、自分が何をしたかも、何をされたのかも、死ぬまで絶対に誰にも洩らさないよう、映像其の他の形で屈服させられるのです。

そして念押しするために、彼らはこの海賊船から地獄へと逃げ出そうとすればどうなるのか、警告や前例をたっぷり示されます。

この二本立ての手法というか道なりと、イニシエーションの諸段階に対応した知識の区分化こそ、彼らが自分たちの業【深き】犯罪シンジケートを守る手段なのです。活動の一方では公衆に向けて善人面した仮面をかぶってみせ、もう一方ではセックスと薬物の新たな餌食を入会させては地位を悪用している訣です。


昔からの仕組み


人々を性的に異常に興奮させたり、性的能力を異常に高める薬が存在しています。【他にも】非常に力強く感じさせる薬や、超耐久性を与える薬や、幻覚を起こす薬、催眠暗示にかかり易くする薬、内気な少女をふしだらなヴァンパイアもどきの生き物に、そして少年を殺人兵器に変えてしまう薬これら全ては古代エジプト以来知られていたものです。目新しいものは何もありません。

Wikimedia Commons [Public Domain]
【※イメージとして:古代エジプトの酒を注ぐ絵】


これは、彼らが言うように、「山々のように古い」のです――でありながら、人々は【いつも通りの】生活を送り、【自分には関係ないとばかりに】首を竦め、そんなことは一切知らぬ存ぜぬといったフリをするのです。悪魔主義? ここで? 何それ??? 神殿売春? この今の時代に? はあ?
【※「山々のように古い」:旧約聖書のヨブ記15章7節由来の言い回し。】

欧米ではどの集落や村にも、彼らの自称“教会”が点在しているのです。ですから彼らの存在、その教義、そして実践――【つまり】彼らのモウダス・オペランディ【犯罪手口】――彼らがどのように活動しているのか、に対してもうそろそろ注意を払ってもよいのではないでしょうか。

ということで、彼らが基本的な仕組みをどのように構築しているのか、何故そのような仕組みにしているのか、何が大いなる“謎”だったのか――【その答えは】薬物、セックス、そして強請り――【そして】どのようにして徐々に物事を進めて行くのか、【つまり】“謎”は感化させ易いイニシエートだけに開示する【という手法】、支配を維持するためにどのように彼らが知識を区分化しているか、そして誰かを取り込み次第どのように様々な恐怖を駆使して支配していくのか、皆さんに【まずは手始めに】お伝えしてみました。

Wikipedia [Public Domain]
【※イメージ:フリーメイソンのイニシエーション】


以上が全体像です。次に【余計な思い込み】無しで、彼らのテクニックを見ていきましょう。【冒頭から】私がずっと指摘してきた彼らの手法について、ここまで読み進めてくださったのであれば、【今度は】自分自身で見て確かめることが出来るようにするのです。何を探せばいいのかさえ掴めば、この連中は完全に予測通りなのです【から】。


翻訳:Yutika

註:【 】内は訳者の解説部分です。訳文は日本語での読み易さを優先し、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。また見出しやツイッター画像も挿入しています。

お願い
アンナ・ヴォン・ライツ女史の代理人、ポール・ストレイマー氏から快く許可をいただき、シャンティ・フーラで翻訳して転載させて頂いております。お二人の活動を支えるためにもペイパルでの寄付にて応援して頂けると幸いです。皆様、どうぞよろしくお願い致します。


Writer

Yutika

体癖:8−2、エニアグラム:4
関西の英語塾で教えつつ、翻訳業(英語&仏語)をしております。


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