ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 第17話 ― サバタイ・ツヴィの遺伝子

 本文冒頭の動画、7分程度なので是非ご視聴下さい。時間が無い方は最初の5分過ぎまででも結構です。この動画は歴史家クリストファー・ジョン・ビャークネス氏の「アルメニア人大虐殺」を主題とするインタビュー記事で、その6分割した最初部分です。
 ここには短い動画であるにも関わらず、極めて重要、そして驚愕の情報が語られています。語られている内容が真実であることはビャークネス氏の持つ資料もありますが、それよりビャークネス氏の物腰態度から見ても明瞭だと感じます。落ち着いた静かな口調の中にも確固たる揺るぎない自信そして確信が伝わってきます。語る内容があやふやであったり、ましてや虚偽を語るとき、あのような態度にはならないものです。 ビャークネス氏はこの動画で、「アルメニア人大虐殺」はロンドンタイムズ紙特派員のレポートから、1911年時点から既に始まっており、しかもその実行者がトルコ人では無かったこと、また「青年トルコ人革命」もトルコ人による革命では無かった事実が、オスマン帝国の英国大使館から英国外務省に伝えられていたことを指摘し、その犯人は誰かを明かしています。
 そしてもう一点。これこそが驚愕の情報となるのですが、世界史の意味においても極めて重要といえる人物、その人物の出自が明かされています。

追記: 貴重な動画の削除、残念でした。ビャークネス氏の分割された動画全てが削除されています。シャンティー・フーラでの公開するやいなやの早さでした。
 ただ、予想もしていました。この動画を発見した当初から、私は動画の削除を懸念していたのです。それだけ支配層には知られては大変まずい、そして私たちにとっては重要で貴重な内容だった、ということでしょう。そして慌てて削除したことから、動画の内容の信憑性が高まったように思います。
 即ちオスマン帝国を破壊し、アルメニア人大虐殺を敢行したのが、イスラムの仮面を被った正統ユダヤ教を捨てた血統ユダヤ人集団、ドンメーであることは当然として、英雄にしてトルコの父であるムスタファ・ケマル・アタチュルクがサバタイの子孫であることを、です。
 幸い動画の文字起こしを一言一句まで正確に編集者さんがされておられますので、是非ご一読を。

編集より再追記: 13:45現在、再生可能にしております。
(seiryuu)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 第17話 ― サバタイ・ツヴィの遺伝子

隠れユダヤ人がパレスチナを奪うためにオスマン帝国を打倒した?1/6 Crypto Jews, Donmeh
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ドンメ-、クリプト・ユダヤ人の本拠サロニカ



ご視聴頂いたとおり、分割されたこの動画の第1のポイントは、続きの動画の中で詳しく語られていますが、「青年トルコ人」組織の正体はユダヤ人というかドンメーだったということです。ドンメーとは外伝1で紹介したサバタイ・ツヴィ直系の弟子団であり、その中で最凶最大の偽装イスラム改宗団です。スファラディつまり有色の血統ユダヤ人集団です。彼らの本拠がサロニカにあり、そこに追放されたスルタンのアブデュル・ハミド2世は幽閉されたのです。

サロニカについて少し説明が必要でしょう。血統ユダヤ人がなぜスファラディック・ユダヤ、つまりスペインのユダヤ人と呼ばれるようになったのか? 祖国を失った血統ユダヤ人の多くがスペインに流れてきたのです。スペインの地はイスラムが統治しており、最高宗教指導者カリフがいました。イスラムは特にユダヤ教徒キリスト教徒に寛容だったのです。

イスラムが統治したスペインは、その頃文化水準で欧州トップでした。しかしやがてキリスト教勢力がスペインを奪還し、スペインで15世紀末から宗教審判が開始されます。ユダヤ人の大受難です。そこでユダヤ人たちは難を逃れるため、イスラムのオスマン帝国内各地に逃れてきていたのです。オスマン帝国の中でも最もユダヤ人が多く住居する都市がサロニカでした。ユダヤ人街となっていたのです。隠れユダヤ、秘密のユダヤとも呼ばれるドンメーの本拠もここサロニカにあったのです。

ドンメ-はクリプト・ユダヤ人とも呼ばれます。これは意味としてピッタリです。クリプトとは地下聖堂との意味があり、ここから聖堂の地下に潜り込んだユダヤ人を表します。人目につかない聖堂の地下で何が行われるか? 乱交、飲血、儀式殺人などの悪魔儀式と相場は決まっています。アブデュル・ハミド2世がヘルツルとの交渉を蹴ってパレスチナの割譲を拒絶して以来、このサロニカでドンメー集団によってオスマン帝国の破壊計画が本格的に練られていきます。そして遂に1908年にドンメー集団によって「青年トルコ人革命」が引き起こされ、引き続き彼らの手によって1911年から始まった「アルメニア人大虐殺」は1915年に本格化し、陰惨な大惨事となります。

青年トルコ、つまりドンメーの機関誌がフランキズムの総本山ブナイ・ブリスによって運営されていることなどから明らかなように、サバタイ直系の偽装イスラム改宗団ドンメーと偽装ユダヤ教・キリスト教のフランキストは既に一体です。文字通りのサバタイ-フランキストです。従って青年トルコの革命はサバタイ-フランキスト革命です。「アルメニア人大虐殺」の犯人ももちろんドンメーでありサバタイ-フランキストです。

この構図はその後ロシアで展開された破壊劇と全く同様です。1917年引き起こされた11月革命とそれに続き1933年に起こされたホロドモールの惨劇です。オスマンのドンメーがプロトタイプになっているともいえそうです。全てサバタイ-フランキストによって起こされたものです。サバタイ-フランキストの手による破壊工作は米国、ロシア、オスマン帝国で同時進行にて進められていたわけです。

サバタイの子孫



この動画の最大のポイントにして驚愕の情報、それはムスタファ・ケマルがドンメーの一員であっただけではなく、なんとあのサバタイ・ツヴィの直系子孫だった!!という情報です。

あのオスマン帝国の英雄にしてギリシア=トルコ戦争で侵略してきたギリシアを撃退し、トルコ共和国を設立させた建国の父、現在でもトルコ人たちから大いに崇拝され、中東の地図を書き換えた男ムスタファ・ケマル・アタチュルク。その人物がサバタイ・ツヴィの直系子孫だというのです。事実であるならこれは驚天動地といっても過言ではないでしょう。

サロニカ生まれのムスタファ・ケマルがドンメーであることは、いくつもの情報源から報告されてはいます。その上に、ビャークネス氏はジューウィッシュ・フォワード紙の特派員が、ケマル本人がサバタイの子孫だと言明したとの情報を明かし、ケマルが確かにその血統を受け継いでいるとしています。

この動画以外でケマルがサバタイの子孫であるとの情報を私は見つけていません。その意味で、この動画だけではケマルがサバタイの子孫だと判定するには情報としては弱いです。しかしビャークネス氏があやふやなこと、ましてや虚偽を語っているとはとても思えません。そしてムスタファ・ケマルが大変特殊な人間であったことは確かです。

ケマルはトルコ民族にとって屈辱的な不平等条約セーヴル条約を破棄し、新たなローザンヌ条約を締結させています。前回見たようにこのローザンヌ条約では、オスマン帝国の賠償金が棒引きされて実質0となっているのです。新設されるトルコ共和国の父ムスタファ・ケマルに対するこのありえない優遇、これは通常であれば全く異様で考えられない事態です。借金の取り消しなど銀行家にとっては自殺行為で掟破りの敢行だからです。

しかしロスチャイルド家があえてこの掟破りを敢行した意味、その理由が、ケマルがサバタイの直系子孫であったのならば頷けもします。ロスチャイルド家にしても血統を重んじます。何しろパレスチナのユダヤ国家建設運動の源流は、メシアとしてパレスチナにユダヤ国家の復元を宣言したサバタイなのです。そしてそれに必要なのがオスマンの破壊とトルコ共和国の設立であり、これに欠かせない人物がムスタファ・ケマルだったのです。事実としてケマルの元にトルコは国家としてまとまり、ケマルの遺伝子は現在もトルコに強く働いています。


予言の成就


仮にムスタファ・ケマルがサバタイの子孫で無かったとしても、トルコ共和国は、ドンメーつまりサバタイ-フランキストによって建設された国家である事実に変化はありません。

ここに戦慄の事実が浮かび上がっています。サバタイのイスラムへの改宗、この裏切りを、預言者ナタンは信者に「強大な悪魔を撃ち倒すために、メシアが犠牲となって悪魔の懐深くに飛びこんだのだ。」とし、サバタイは敵側への「成りすまし」と内部からの「乗っ取り」を説いたのです。気づいてみると恐るべき事に、このナタンとサバタイの予言が成就していたのです。サバタイの遺伝子がそれを成就させていたのです。

ケマルがサバタイの子孫ならばなおさらですが、ドンメーもいわばサバタイの遺伝子で出来上がった集団です。イスラムに「成りすました」ドンメーは、かつて強大だったオスマン=イスラム帝国をその内部から腐敗させ、完全破壊し「乗っ取り」、新たにサバタイ-フランキスト国家トルコ共和国を建設したのです。オスマン帝国とトルコ共和国は、トルコ人中心で領土は重なりますが、両者は全く異質な国家なのです。オスマンの英雄でトルコの父であるムスタファ・ケマル・アタチュルクが初代大統領として独裁したトルコ、トルコはケマルの死後も軍部を中心に、ケマルの遺伝子即ち宗教カルト団ドンメーが支配してきたのです。(2016年のトルコでのクーデター未遂で現在の状況は変化しているかもしれませんが)。

ケマルの独裁国家トルコ、これも後の独裁国家のソ連やナチスドイツなどのプロトタイプともいえそうです。そして更にトルコ共和国とイスラエルは、共にサバタイ-フランキストによって新たに建設された国家なのであり、その意味で両国は双生児の関係にあります。そしてトルコはイスラエル建国に先立つプロトタイプだとも言えるのです。

カルトの支配する両国の建国の目的は、偽ユダヤが統一世界政府にて地上世界を完全支配、そのためのハルマゲドン即ち第3次世界大戦を勃発させるためなのです。中東の地でユダヤ教国家の筈のイスラエルと、世俗国家に変貌させたとはいえ元はイスラム色の強いトルコ、一見水と油の関係のはずが、本来的に同盟関係にあったのは当然であったのです。

さて、こうなると中東でユダヤ国家とイスラム国家を名乗り、敵対関係にあるはずなのにイスラエルと同盟を結んでいるサウジアラビアが気になりますが、さて・・・。


Writer

seiryuu様プロフィール

seiryuu

・兵庫県出身在住
・いちおう浄土真宗の住職
・体癖はたぶん7-2。(自分の体癖判定が最も難しかった。)
・基本、暇人。(したくないことはしない。)
・特徴、酒飲み。アルコールには強い。
・歯が32本全て生えそろっている(親不知全て)原始人並み。

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