注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
英国の暴走その1
モスクワは当初、ロシアへ核兵器の先制攻撃をするという英国の目論見はどのようなものでも、ただの「狂った妄想」に過ぎないと見做しておりました。
当該報告書が厳粛に解説するには、トランプ大統領が自身に対するあらゆる攻撃を迎え撃っただけでなく、トランプに忠実な諸勢力もが、トランプを破滅させようとしていた英国のシークレットサービスへ包囲の輪を狭めようとするようになったことから、この【ロシアの】見積もりが変化するようになったのだそうです。
――英国とロシアの二重スパイであるセルゲイ・スクリパリが自身が作成を手助けした“トランプ=ロシア文書”に関する真相を明かす見返りとして、ロシアの故郷に帰る許可を求めるに至り、英国が抱いていた暴露されることへの恐れは完全な恐怖と化したのです。
当該報告書曰く、英国の指導者層はトランプ大統領に対する自分たちの卑劣な犯罪が明るみに出れば、自国が全世界から村八分にされて孤立すると承知しており、唯一の生き残る道は第三次世界大戦を始めることだと決意しました。
――そして彼らが最初に取った行動がセルゲイ・スクリパリと彼の娘のユリアへ故意に毒を盛るという、ロシアを誹謗中傷する目的でMI5によって仕組まれた“偽旗”作戦だったのです。
The poisoning of Sergei Skripal leads right to Hillary Clinton and the DNC - https://t.co/LrCfHaniuA pic.twitter.com/FFretFX14m
— The Duran (@TheDuran_com) 10 March 2018
英国の暴走その2
当該報告書が続けるには、ロシアがスクリパリ親子に対するこの“偽旗”攻撃と何らかの関わりがあるのだという英国の荒唐無稽な主張を西洋の大手プロパガンダ・メディアが後押しするに至り、英国は第三次世界大戦を開始するための第二の行動へと出たのです。
“ホワイト・ヘルメット”と呼ばれる自分たちが資金援助しているシリア国内のテロ組織に、“偽旗”化学兵器攻撃の動画話をでっち上げるよう命じ、【英国が】実行犯としてシリア政府を非難できるように【お膳立て】した訣ですが、
ロバート・フィスクという英国の受賞歴のある有名なジャーナリストがすっかりその嘘を暴いてしまいました。
――彼は西洋のジャーナリストたちがかつては行っていたこと、つまりシリアの“偽旗”攻撃の現場へ直接赴き、実際に目撃者たちにインタビューしたのです。
――そうしてフィスクが述べた内容の抜粋がこちら:
外国人が自分たちのところに来てくれたのが嬉しいらしく、そして包囲網がようやく解かれたことは更に嬉しいのだろう。人々は殆どが笑顔だった。とはいえ、驚くほど沢山のドゥマの女性が全身を隠す黒いヒジャブを被っていたため、顔が確認できる相手に限られる話ではあるが。
ラハイバニ医師のところへ歩いていくのに時間はかからなかった。地下にある彼の医院――この一部が地下に作られた都市の奇妙な地形において、それは「地点200【番】」と呼ばれていた――の扉からは、下り坂の廊下が伸び、彼の低地の病院と幾ばくかの寝台を案内してくれた。そこでは看護師たちが幼い少女の目の上の傷を治療しており、少女が泣いていた。
『当日の夜、私は家族と共にここから300メートル離れた自宅の地下におりましたが、何が起こったかは医者なら全員が知っていますよ。
[政府軍]による沢山の砲撃があり、夜間ドゥマの上空には常に飛行機が飛んでいました――ですがあの夜は風があり、ひどい砂ぼこりが人々の暮らす地下や穴倉へと入り込み始めたのです。人々は低酸素症、つまり酸素の欠如で苦しんで、ここにやって来ました。
そして扉のところで誰か、“ホワイト・ヘルメット”の一員が、『ガスだ!』と叫んだのです。これでパニックが始まりました。
人々はお互いに水を掛け合い始めたのです。ですから、動画はここで撮影されましたし、あれが本物なのは確かですが、あそこに映っているのは低酸素症で苦しむ人々であって――毒ガスなどではありません。」
Robert Fisk Reports Head of Douma Clinic Denies Chemical Weapons Attack - Robert Fisk is one of the very few excellent investigative journalists still employed in the UK. He is twice winner of the British Press Awards' Journalist of the Year prize, and https://t.co/bh10198hWv
— Craig Murray (@CraigMurrayOrg) 16 April 2018
英国のジャーナリストロバート・フィスクがシリアのこの“偽旗”攻撃の現場を「兵士や警官や監視人に後をつけられることもなく」自由に歩き廻っている一方で、西洋の大手プロパガンダ・メディアは厚かましくも、化学兵器攻撃の調査員たちが現場から締め出されていたと虚偽の主張をしては、いつもの如く、各々の国民へ嘘を吐き続けた点が重要だと当該報告書は指摘しています。
更には飛んできた西洋のミサイルの7割もが何にもかすりもしなかったのを受け、今やロシア軍がシリアに対する“軍事的マスターベーション”と呼ぶようになった攻撃へと、アメリカ勢を自分たちが如何に効率良く駆り立て、英国とフランスの両方を率いさせたのかを見たときに、西洋のメディアを操る黒幕と呼ばれる連中は本物の悪魔的な歓喜を味わったのです。
西洋の大誤算
しかしながら当該報告書が言うには、アメリカが率いる対シリア “軍事的マスターベーション”攻撃において、トランプ大統領の「素晴らしく新しくスマートな」巡航ミサイル2発が爆発することなくシリア軍によって回収され、その上恐らくはリバースエンジニアリング出来るようにと、ロシアへと送られた[※英語版]ことは、西洋にとって最大の恐怖となったのです。
A #Syrian soldier stands atop #US two missiles shot down by #Syria-n air defence. #SyriaStrikes pic.twitter.com/ix7nbCaoYo
— Partisangirl 🇸🇾 (@Partisangirl) 15 April 2018
French Missile among those shot down by #Syrian air defence system. #Syria #France #Syriastrike pic.twitter.com/L7FRFXfrTi
— Partisangirl 🇸🇾 (@Partisangirl) 14 April 2018
当該報告書が解説しているのですが、リバースエンジニアリングするべくロシア軍がどのように米国のミサイルを撃ち落としたかというと、2014年に初めて配備されたマグラヴ・テクノロジーと呼ばれるもののお蔭です。
【当時】【ミサイル駆逐】艦ドナルド・クック号に対してたった一機のスホイ24型戦闘機は、一発の爆弾もミサイルも発射することなく、米国のこの戦艦を機能不全にしてしまい、米国海軍の将校の多くがすぐさま辞職を願い出てしまうほどだったという有り様でした。
――そしてそれ以来、アメリカの戦艦は一隻たりともロシアへ近付こうとすらしなくなってしまったのです。
――【マグラヴの】イラン人開発者たちはオバマ政権に対してその威力について警告し、対ロシア戦の未来を険しい表情で描いてみせました:
これらの航空機や戦艦を再び動く状態にするには、何から何まで配線を取り替えないといけなくなる。」
AEGIS Fail in Black SEA, Ruskies Burn Down USS Donald “Duck” https://t.co/K5TjQfH0xB via @veteranstoday
— Andromeda Ti (@Zetareticuli22) 25 April 2018
それでも英国が核攻撃を止めようとしない理由
当該報告書がまとめているのですが、ロシアに対する如何なる攻撃であろうと、自分たちの戦争を仕掛ける全ての能力をほぼ即座に破壊されてしまうと西洋は熟知しています。
【それでも】悪魔的グローバリストの戦争狂どもが有しているロシアというキリスト教国家を打ち負かす唯一のチャンスとは、――縦えそれが米国に対するロシアによって核の完全報復攻撃を意味するのだとしても――核の先制攻撃が少なくとも部分的に成功してくれるのではないかという期待であり、
――こういった西洋のエリートで悪魔主義の児童性的虐待者連中は、長らく疑わしいとされてきた「核の冬」理論が、1815年のタンボラ山の噴火が現在世界に備蓄された全核兵器のメガトン数とほぼ同等だったにも関わらず、「夏のない年」となったのはたったの一年だけであり、産業革命前の世界で何らの大飢饉を生み出すこともなかったということで、ロシアと米国間の全面的な熱核【爆弾】のやりとりでも明らかに生存可能であると十分承知しているからなのです。
――そしてこのせいでアメリカの闇の政府“ディープ・ステート”は、雑誌サイエンス誌というプロパガンダ代弁者を介して、ゾッとすることにワシントンD.C.への核攻撃がどの様になるのかを詳細に描いた動画を少し前に公表しました。
翻訳:Yutika
註:原文中、赤字で強調された部分は濃い青字に色を変更しております(※水色部分は引用部分です)。
【 】内は訳者の解説部分です。また訳文は日本語での読み易さを優先して、見出しを加えており、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。
英国の悪魔主義者連中の目的は小児性愛の正常化です。つまり欧米諸国の性交承諾年齢の引き下げと、性目的の人身売買の合法化――私も書いていて「イヤ無理だろ」とツッコミたくなる妄想を長らく抱いているようです。第三次世界大戦で大半を殺害して、残りを奴隷化したら可能なんですかね、現在のサウジの王族みたいな豪邸生活だと隠蔽できるんですかね。
但し、これを止めようとしている側もがっちがちのキリスト教徒でして。それはそれでまた問題なんじゃないかな、と不安になるのですよ。本当に聖書に思考が固定されていますからねぇ……悪魔崇拝への振り子が真逆に吹っ切れただけで、結局は極端と言いますか。
バランスをとるって最も難しいのですけれど、何事も中庸が一番だと思います。