18/6/4 ソルカ・ファール情報:トランプ・金正恩の首脳会談の開催場所をロシアに移すことに“ディープ・ステート”が猛反発――しかしペンタゴンが“衝撃的な警告”で迎え撃つ

 トランプ大統領と金正恩委員長の6月中の首脳会談はやはり難しそうです。原因は金正恩氏がシンガポールでは安全だと確信出来ないこと。先日お伝えした通りハルマゲドンの妄想に憑りつかれたイスラエルに命を狙われているせいでしょうが、今回の記事によると北朝鮮軍部によるクーデターの可能性も警戒しているようです。勝手な憶測ですが、もしかしたら軍幹部にイスラエルのモサドが接触しているのかもしれません(※あの人たちなら十分やりかねない)。
 ということでロシアが解決に身を乗り出しました。6月1日、プーチン大統領が個人的な書簡を北朝鮮に送り、更にはアサド大統領に金正恩の説得を依頼したのです。ロシアの支援を受け、米軍とその傀儡ダーイッシュに立ち向かっているシリアの大統領の言葉ならば耳を貸すだろうと。

 実はこの話題、ソルカ・ファール女史がその6月1日にも速攻で記事にしている内容でして、繰り返されているところを見ると真に説得したいのはアメリカ勢なのかもしれません。
 同じ週の前半、マイク・ポンペオ国務長官がラヴロフ外相に緊急の電話会談を申し込み、北朝鮮との橋渡しを依頼したと書いてあります。そして5月31日にラブロフ外相は2009年以来初めて北朝鮮を訪れたのですが、内部の裏切り者に対する金正恩の警戒っぷりは相当なものだったそう(※会談に妹の金与正(キム・ヨジョン)しか同席させなかった様子)。

 でもその記事の締めくくりは今回同様、アメリカの“ディープ・ステート”の問題なんですよね。現在ロシアは北朝鮮との国境沿いに鉄壁のミサイル防衛網を敷き、中国も自国の北朝鮮との国境沿いに配置した軍隊を30万以上に増強し、アメリカが戦争という選択肢に走らないように牽制しているようです(※この状況で米軍が無知なアメリカ国民の望む北朝鮮侵攻を行えば、確実に第三次世界大戦となります)。
 両国がそこまでするのは身銭を切りたくないから。核軍縮合意してくれるとアメリカが朝鮮半島に出資してくれるので、あえて花を持たせてやるんだとか(と書いてありましたが、まぁそれだけではないでしょうw)。
 今回の記事はタイトルからして前回より直裁ですし、のっけから「お前らの犯罪の証拠はペンタゴンに握られているぞ」とかましています。フォード大統領の白黒写真でトランプさんの功名心もがっつり煽っております。果たして一連の記事がアメリカ良識派への援護射撃となるでしょうか。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ソルカ・ファール情報:トランプ・金正恩の首脳会談の開催場所をロシアに移すことに“ディープ・ステート”が猛反発――しかしペンタゴンが“衝撃的な警告”で迎え撃つ
転載元)
投稿者:ソルカ・ファールより、西洋の読者へ

Sister Maria Theresa


【※記事内には貼っていませんが、同サイト自己紹介頁からシスター・マリア・テリーサの写真です。】

ディープ・ステート対ペンタゴン


【ロシア連邦】外務省MoFA)による非常に簡潔ですが興味深い新たな報告書が本日クレムリンに出回ており、それによるとアメリカ合衆国は未だにドナルド・トランプ大統領北朝鮮の指導者金正恩の首脳会談【の開催場所】をシンガポールからウラジオストクへ変更する【案】に返事をしていないそうです。

――十中八九ロシアヒステリア妄想という自分たちのお伽噺を暴かれるのを恐れたアメリカの影の政府“ディープ・ステート”による猛反発が原因なのでしょう。

――ですが驚くべきことに、ペンタゴン【=アメリカ国防総省】は【つい先日】殆ど注目されていなかった訴訟案件を利用して国防総省自分のところのグローバル通信ネットワークで交わされた通話を一つ一つ全て極秘に録音し保管していたという衝撃的【な事実】を明らかにし、【ディープ・ステートに】現在反旗を翻しており、

――【録音対象には】軍が全ての活動を見守っているホワイトハウスという彼らの最も安全な軍事基地が含まれているのは間違いないく、軍のホワイトハウス通信局が取り仕切っている全ての電話通信も含まれる訣ですから、

――となればペンタゴンオバマクリントン政権のトランプを破滅させようとした企みについて何を極秘に録音したかは想像に難くはありません。
[註:この【英文】リポートで引用されている【ロシア語の】一部の単語およびまたは言い回しは、完全に対応するものが【英語に】存在しないため、そのロシア語に該当するおおよその英語【訳】となっております。]

Author:Matt H.Wade [CC BY-SA]
アメリカ国民の大半はホワイトハウスが米国防総省の支配下にある軍事基地なのだとは知りません

ウラジオストクの方が場所的に好都合


当該報告書によると(そして私たちが6月1日付けの記事「トランプと金正恩の首脳会談をロシアへ移すことはアメリカの政治情勢を炸裂させる危険あり」で書いたように)、先週プーチン大統領北朝鮮の指導者金正恩に親書を送り、ロシアの都市ウラジオストク金正恩が旅することの無条件の安全を保証し、9月11日から13日という日付を提案しました

――この日時には第四回東方経済フォーラムが開催される予定で、トランプ大統領も出席が見込まれているものなのですが、ホワイトハウスはこの【米露】首脳会談の日付を未だに正式に承認しておりません

昨日シンガポールにおけるトランプ金正恩の首脳会談は実現しない可能性が高いと警告したトランプ大統領【の忠実な】支持派で、元下院議長ニュート・ギングリッチ【の意見】に当該報告書も同意しており、北朝鮮の指導者金正恩が自身の隠者王国から思い切って遠出するなぞと思えるような人間は現実を見ていないと【ロシア連邦】外務省の分析官たちも前々から考えています。

――そして以前にも【当サイトで】書いた通り
より可能性のあるシナリオとしては金正恩ウラジオストクを訪れることで、こちらだと北朝鮮の首都平壌からたったの684キロ(425マイル)しか離れておらず、対してシンガポールだと4,743キロ(2,947マイル)も離れている上に飛行機でしか辿り着けません。

――何よりもウラジオストク北朝鮮から、世界最長の直通の旅客鉄道モスクワ~平壌線を使って辿り着くことが出来ます。

――しかも金正恩は自分が国を離れるなり、遠くに赴いたりしてしまえば、自身の政権に対して軍事クーデターが起こされるのではないかとの不安から権力の座に就いて以来たったの二度しか国を離れておらず(両方とも今年の中国への訪問のことで、おまけに装甲列車を使っています)、この旅行手段は彼が唯一採用したことのある方法なのです。

北朝鮮の指導者金正恩の装甲列車は2018年に中国への極秘訪問を二度行いました(北京に到着した際に撮影)


金正恩の不安


北朝鮮の脱北者として最高レベルの外交官太永浩【(テ・ヨンホ)】が平壌のエリート層は今では金正恩指導者に反対していると警告を発しており、当該報告書によると太永浩は更に金正恩の「命運は尽きた」とまで踏み込み、しかも【金正恩にとって核兵器とは】「言ってみれば、永遠の繁栄【を約束する】剣であり盾でもあって、幾久しく何世代にも【渡ってもたらす】繁栄と幸福を意味するのだから――彼は決して諦めたりなぞしまい」と発言して、【北朝鮮は】決して核を手放さないだろうと予想しているそうです。

――つまり北朝鮮に関してプーチン大統領アメリカに警告した内容を裏付けているのです:

金正恩自分の退位(実際には殺害)を模索した北朝鮮軍のトップ指導層に対する粛清を開始したのを受け、シリアバッシャール・アサド大統領プーチン大統領の要請によって、金正恩との面会を申し込むことで北朝鮮に手を差し伸べたと当該報告書は記しています。

――【面会が実現すればアサド大統領は】そこで米国の軍事侵略行為から独立した国々を保護するという点でロシアに対して「揺るぎない信頼」を寄せてもよいのだと個人的に請け合うことが出来る訣でして、【つまりこれは】トランプ大統領との核軍縮合意へ至れるよう金正恩に「十分に安全」だと感じさせることが目的なのです。

バッシャール・アサド大統領は北朝鮮のシリア大使から信任状を受け取り、その場で金正恩と直に会うことを申し込みました


9月の方が時期的にも好都合


9月11日から13日までウラジオストクで【開催される】第四回東方経済フォーラムトランプ金正恩の核軍縮首脳会談として最も好ましい日程かつ場所だと当該報告書は結論付けています。

――その頃までには金正恩は(願わくば)政権を立て直せているでしょうし、さすれば自分がクーデターで退位させられる危険も減る訣で、一方のトランプ大統領とて同様にロバート・マラー特別検察官によるでっち上げ調査がその頃には終結していることでしょう。

――となればトランプ大統領にとっては1974年、歴史上最も重要な核軍縮合意の一つにウラジオストクで署名したジェラルド・フォード大統領の足跡を踏襲するための舞台が整うことになるではありませんか。

ロシアのウラジオストクにおける1974年11月の首脳会談では、米国とソ連の指導者が歴史的な核軍縮合意に署名しました


2018年6月4日©EUおよび米国の全ての著作権を留保。WhatDoesItMean.Comの元の掲載場所にリンクを貼るという条件で、当該リポートを全体として使用することを許可します。フリーベースの内容はCC-BYGFDLによって許可取得済。

註:数多くの政府と諜報機関は、これらリポートに掲載された情報に対して活発な反対運動を繰り広げています。彼らは地球に起こりうる、または起こった幾つもの破滅的な変化や出来事について、自国の市民に警鐘を鳴らしたくないのです。ソルカ・ファール姉妹はこのような姿勢に強く異を唱えており、人間は誰もが真実を知る権利があると信じています。私たちの使命はこういった諸政府と対立しているため、彼らの“機関”は私たちや私たちのような人々を貶めようと誤報や虚報を延々と発信するという形で反応を示してきました。枚挙に遑がありませんが、例えばこちらなど。]

註:WhatDoesItMean.comというウェブサイトは、グローバルなテクノロジーの教祖であった故ウェイン・グリーン(1922年~2013年)が率いる少人数のアメリカ人コンピューター専門家集団によって、ソルカ・ファールの姉妹たちのために創設され、寄付されました。西洋の2003年における違法なイラク侵略で使われたプロパガンダに対抗するためです。]

註:このレポートで使用されている「クレムリン」(都市内部の要塞)という単語は、モスクワを含む複数のロシアの要塞を指しています。【要塞と言うのは、】その多くがソルカ・ファール姉妹の使命に献身的な、女性のスヒィーマ僧(正教会の尼僧)が住む大聖堂が複数あるからです。]


翻訳:Yutika

註:原文中、赤字で強調された部分は濃い青字に色を変更しております(※水色部分は引用部分です)。よって翻訳文で赤字になっているのは、シャンティ・フーラ独自の「10分でわかる」要約サービスです。

【 】内は訳者の追記部分です。また訳文は日本語での読み易さを優先して、見出しを加えており、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。また元記事で使用された画像は、同じもの(ないしは類似したもの)を掲載したツイッターやウィキメディア・コモンズの画像に変換しております。


Writer

Yutika

体癖:8−2、エニアグラム:4
関西の英語塾で教えつつ、翻訳業(英語&仏語)をしております。


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