辺野古の軟弱地盤についての自身の矛盾した発言に対して、「“ある意味”では虚偽ではない」と開き直る菅官房長官 ~日本政府内に蔓延する「アベ病」

竹下雅敏氏からの情報です。
 東京新聞の望月記者に対して、「事実に基づかない質問は許されない」と恫喝していたあのスガスガしい粘着体質の男が、辺野古の軟弱地盤についての自身の矛盾した発言に対して、「“ある意味”では虚偽ではない」と開き直ったようです。
 この発言から、この男も、“本来の意味”では虚偽であることを自覚していることがわかります。
 ゆるねとにゅーすさんは、“着実に、日本政府内に「アベ病」が伝染してきている”と書かれていますが、この「アベ病」は、大変恐ろしい病で、“良識と人間性が腐敗”する難病のようです。今のところ、治療法は見つかっていません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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菅官房長官が「辺野古軟弱地盤」について虚偽説明!「事実に基づかない質問許されない」と望月記者を徹底攻撃してたのに!
転載元)
どんなにゅーす?

菅官房長官が米軍辺野古基地の軟弱地盤について、2019年1月18日にすでに報告を受けていたにもかかわらず、1月21日の記者会見において「承知していない」と答えていたことが発覚。3月27日の参院予算委員会の中で、自由党・森ゆうこ議員(国民会派)が「虚偽説明ではないか」と追及した。

・森議員に問い質された菅官房長官は、国会答弁と記者会見の矛盾した発言について「どちらも正しい」とした上で、「当事者である沖縄県に説明する前に、政府で公にすることはできないという認識に基づき(先に)『コメントは控えたい』と申し上げた」として、「”ある意味”では虚偽ではない」と説明。菅長官の開き直ったような説明に対し、ネット上で批判の声が相次いでいる。

菅氏、辺野古の軟弱地盤巡り釈明

菅義偉官房長官は27日の参院予算委員会で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡り、軟弱地盤が存在すると報告を受けていながら記者会見で「承知していない」と答えた経緯を釈明した。「当事者の沖縄県に説明する前で、公に答えることは適当ではないとの認識だ」と述べた。

国民民主党会派の森裕子氏(自由党)は「承知していたということだ。虚偽だ」と批判した。菅氏は、会見でコメントを控えると述べた上で「虚偽ではない」とした。

菅氏は26日の予算委で、防衛省から軟弱地盤の改良工事が必要だと1月18日に報告を受けたと答弁。だが21日の会見では「承知していない」と述べていた。

【共同通信】
【ロイター 2019.3.27.】
(中略)
↓問題のシーンは49分0秒くらい~。


(中略)
(中略)


「どちらも正しい」「ある意味で虚偽ではない」の菅長官に対し、森ゆうこ議員「安倍政権には(バウリンガルならぬ)”アベリンガル”が必要なのではないか」

(中略)
望月記者に対しては、「事実に基づかない質問は許されない」なんて言い放ち、マスコミの一記者に対する卑劣な個人攻撃と脅しを仕掛けていたくせに、いざ、自分自身が「事実に基づかない回答」や「矛盾した発言」をしたら、今度は、「ある意味で虚偽ではない」「どちらも正しい」なんて言い出すんだからね。
(中略)
訂正も謝罪もなく、ふんぞり返って開き直っているのだから、この国の権力者たちは、一体どこまで良識と人間性が腐敗しているのだろう。

森ゆうこ議員も、「嘘はついたが隠蔽ではない」との、統計偽装事件における特別監察委員会の調査結果を引き合いに出しながら、「(バウリンガルならぬ)『アベリンガル』が必要なのではないか?」と怒っているけど、本当に、すでにこの国では、安倍政権によって日本語が本格的に破壊されてきていては、科学的な論理や理屈すらも根底から壊されてきている状況だよ。
(中略)
菅官房長官もさることながら、着実に、日本政府内に「アベ病」が伝染してきているね。
(以下略)

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