注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
どんなカラクリがあったのか。「モーニングショー」が調べると、東京都教育委員会が10万枚の応募用紙を都立高校に配布し、半ば強制的に生徒たちに応募を強いた疑いが出てきた。
SNSには「『とりあえず全員書いて出せ』って言われたんだけど、都立高校の闇でしょう」と書き込みがあり、東京都の都市ボランティア申し込み用紙が公開され、ネットで一気に拡散した。
都立高校の生徒たちは、「最初は『自由参加だよ』と言われたのに、あとになって、『みんな出してね』と強制的になってきた」「ノルマもあった」と話している。
(以下略)
東京五輪に動員される小学校の先生の話
— やましー (@diesonne634) 2019年7月28日
都内の小学校で先生をやっている、友達のお父さんから聞いた話で、是非拡散してくれと言われたのでツイートします。本当にブチギレてる口調だったからびっくりしたけど、僕もその話を聞いたときに結構驚きました。
リプ欄へ続きます。(1/7)
都からのお達しで、来年の夏都内の小中学校に通う生徒はオリンピックを盛り上げるために、教員の引率でオリンピックの観戦に行くらしい(夏休み中だけど生徒の参加は義務で来ないと欠席扱い)。
— やましー (@diesonne634) 2019年7月28日
それだけを聞くとなんだか楽しそうなイベントだけれど、実は裏があって、なかなか一筋縄ではいかない。(2/7)
まず、どんな競技を観戦するかは全て都が決めるので、もしかしたら他県のスタジアムで開かれる客入りの少ない競技をはるばる見に行かなきゃいけないかもしれない(もちろん交通費は自腹)。(3/7 )
— やましー (@diesonne634) 2019年7月28日
そして一番の問題が、競技場までの行き方なんだけど、スタジアムの最寄り駅の利用は禁止で、一駅離れたところで降りてみんな揃って徒歩で向かわなければいけないらしい。これは一般の観客と混ざることによる更なる混雑を防ぐためらしい(バスの利用も交通渋滞に繋がるため当然禁止)。(4/7)
— やましー (@diesonne634) 2019年7月28日
体育の授業中の水分補給云々が問題になっているこの時代に、猛暑の炎天下を150人近い生徒をたった4,5人の先生が連れて、一駅分歩くことがどれだけ大変かは想像に難くない。道中で熱中症になる生徒が出るかもしれないし、鞄に入れた弁当は腐るかもしれない。(5/7)
— やましー (@diesonne634) 2019年7月28日
生徒の健康管理には十分注意すること、というお達しも同時に出ているので、そういう問題が起きれば責任を追及されるのは現場の先生。
— やましー (@diesonne634) 2019年7月28日
オリンピックのために、コストをかけずに現場の先生を強制的に動員する都教育委員会が本当に許せない、とのことだった。(6/7)
こんな感じの話だったんだけど、これはまだ管理職レベルの教員にしか伝わってない話らしい。
— やましー (@diesonne634) 2019年7月28日
なかなかにひどい話だと思ったし、歩かされる小学生や何より先生が大変だと思う。一般市民には知らされない裏で色んなことが動いているんだなって実感した。(7/7)#拡散希望️
担当が学校に「あくまでそちらの希望です、わかりますよね?」とか言ってそう
— げいる諸山 (@galemoroyama) 2019年7月29日
#Tokyoインパール2020
— 本間 龍 ryu.homma (@desler) 2019年7月29日
私の予想を超えて酷いことになりそうだ。小学校の先生方、子供たちを守れるのは皆さんしかいません。酷暑下の五輪見学は子供たちの命を危険に晒します。どうか勇気をもってボイコット、反対してください。 https://t.co/12fJpBUCNk
知り合いのインドネシア人の女の子が東京オリンピックのボランティアに応募して見事に選ばれた。でも「開催3週間前から現地入りしろ。滞在費等の手当は一切出さない。来れなくなるとまずいから今のうちに宿は抑えておけ」と言われ、全てが自己負担のボランティアなんてありえないとかなり失望してた。
— Takuma D Indonesia (@IndonesiaTakuma) 2019年7月19日
その子はAsianGamesっていう東南アジア版のオリンピックで、宣伝チームのリーダーをやってた子。その時は派遣社員に近い扱いで、ボランティアは全員有償協力だったし、それが世間一般的に普通とのこと。日本の「上のために下に無理させるスタイル」が、今度は世界中の人に向けて行われます。
— Takuma D Indonesia (@IndonesiaTakuma) 2019年7月19日
TVって面白いね。「梅雨明け、急激な気温上昇、熱中症続出、屋外スポーツ危険」っていう話題と、「東京五輪まであと1年!日本勢期待の選手!」っていう話題を、同じ番組内で別の国の出来事みたいに報じるもんね。普通の知能を持ってたら「熱中症続出→スポーツ危険→五輪中止に」ってなるはずだがね。
— きむらとも (@kimuratomo) 2019年7月29日
熱中症で5664人搬送、11人死亡 | 共同通信 https://t.co/Buvl6373S7
— 雪裏の梅花 (@seturibaika) 2019年7月30日
五輪期間中に搾取される11万人のタダボラ。その募集や研修を担当するパソナには、しっかりカネが支払われる。民間議員として政府に潜り込み、雇用破壊を主導しているレントシーカー竹中平蔵が率い、労働者を中間搾取している会社だけがボロ儲け。やりがいを持って参加する人間には残酷すぎる現実だ。
— 異邦人 (@Beriozka1917) 2019年7月29日
さて今回は、小学生への動員です。またしても都からのお達しで「教員引率のオリンピック観戦」を要請され、観戦種目は全て都が決める、他県のスタジアムでも交通費は自腹、しかも最寄駅を使ってはならず一駅離れた場所から徒歩で向かうべし、と。100人以上の生徒を4、5人の教員が炎天下に引率し、熱中症が起きれば現場の教師の責任、もちろん無償という必死の告発ツイートです。「ブラックボランティア」著者の本間龍氏は「勇気をもってボイコットして下さい」とツイートされています。
さらにインドネシアの方がボランティアに採用されたものの、開催3週間前から現地入りを求められ、滞在費等は自腹、宿は今から自己責任で予約すべし、と。その方は海外での競技大会ボランティア経験者であったため、日本の「上のために下に無理させるスタイル」に失望されたそうです。今や海外からも呆れられるタダボラ。
しかもこの時期の熱中症は本当に深刻な問題になっているというのに、それと五輪は別問題、と呑気に思えるお方って、居るのかね?