台風19号で緊急放流を行った6ヶ所のダムは「事前放流」を行っていなかったことが判明!〜 官邸は有識者らの事前放流の進言を聞き入れなかったのか?

竹下雅敏氏からの情報です。
 台風19号で緊急放流を行った6ヶ所のダムのいずれも、洪水対策のための「事前放流」を行っていなかったとのことです。
 城山ダムに関しては、データから若干の水位調節を行っていたようですが、これは、「予備放流」と言われるもののようです。「予備放流」と「事前放流」の違いは、ツイートをご覧ください。予め、洪水対策として決められた「予備放流水位」を超えて水位をさらに下げるのが、「事前放流」というイメージでしょうか。
 “続きはこちらから”をご覧ください。共産党の高橋千鶴子議員が、城山ダムの緊急放流の発表に関して、「どうして水害が起こると分かって、溜め込んでおくのか」とツイートしました。城山ダムでは予備放流は行っていたのですが、事前放流は行っていなかったのです。なので、高橋議員の指摘は的を射ていたのです。
 昨年の西日本豪雨の教訓があるにもかかわらず、なぜ事前放流は行われなかったのか。きっこさんのツイートによると、有識者らが事前放流を進言したが、官邸は聞き入れなかったとあります。
 きっこさんがこの情報をどこから手に入れたのかがわからないので、この情報が正しいかどうかも今のところはっきりしません。しかし、もしこれが本当だとしたら、大変です。今回の大災害は、この事前放流だけを見ても、官邸の無能さが招いた部分がかなりあると言えそうです。
 それにしても、あべぴょんが危機管理学会名誉会長というのは本当なんでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ダム緊急放流、水位調節は実施されず 国交省、対応調査へ
引用元)

 台風19号で茨城など4県と国は12日夜から13日未明にかけ、治水機能を持つ6カ所のダムで満杯近くになった水を緊急放流した。国土交通省は決壊を防ぐためやむを得なかったとの見解だが、昨年の西日本豪雨の教訓として有識者から提言されていた事前の水位調節は、6ダムとも実施していなかった。同省は対応が適切だったかどうか調べる方針だ。
 6ダムは、国が管理する美和ダム(長野県)、県が管理する高柴ダム(福島県)、水沼ダム、竜神ダム(ともに茨城県)、塩原ダム(栃木県)、城山ダム(相模原市緑区)。

(以下略)
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配信元)




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共産党議員が悪質な災害デマ拡散「城山ダムは水害が起こると分かって溜め込んでいた」→前日から徹夜で事前放流
引用元)

日本共産党の高橋千鶴子衆院議員が12日、台風19号の影響で神奈川県相模川上流の城山ダムが緊急放流すると発表したことに関し「どうして水害が起こると分かって、溜め込んでおくのか」と投稿した。

夜の10時にダム放流と?!どうして水害が起こると分かって、溜め込んでおくのか。納得いかないけれど、ともかく避難してください! pic.twitter.com/PsT8wjmVWy
— 高橋千鶴子 (@chiduko916) October 12, 2019

しかし溜め込んでいたという事実はなくは前日夕方から徹夜で放流をしていた。緊急放流は貯水量が急激に増加しダム決壊の恐れがあったため行われたものだ。

(以下略)
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配信元)





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