ぺりどっと通信64 新型コロナウイルス対策3


今回はビタミンCについて調べてみました。
(ぺりどっと)
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新型コロナウイルスに対して有効だと思われるのがビタミンCです。…いや、確実に効いているようです。なんてったって、実際にコロナ治療の最前線でも使われていますからね。


時事ブログでは、新型コロナウイルスの予防と治療に対するビタミンCの処方として、

予防には 3g/日を経口摂取
治療には 200g以上/日を経口摂取 もしくは 12.5~25g/日を静脈投与

を挙げています。ちなみに、ドーシャの関係から、基本的にピッタ体質の人は「ビタミンC」の大量摂取を避けた方が良いとのこと。

これを見ると、予防であればたった3gほどで済むのに、実際に罹患してからの治療には200gも必要になります。実に67倍!ですので出来得る限り、万全の予防対策で臨みたいところです。

他の病気でもそうですが、予防であればほんの少しの努力で済むものが、完全に罹患してからの治療には莫大なエネルギーが必要となってしまいます。アーユルヴェーダがその予防に重点を置いていることからも、予防に力を入れることは賢明な判断であるといえるでしょう。


すでに試された方はご存知だと思いますが、ビタミンCは酸っぱくて、苦手な方には飲みにくいです。甘い飲み物などに溶かしたりして飲まれているのじゃないでしょうか。実はぺりどっとも元々、酸っぱいものはあまり好きではありません。これもヴァータ体質ゆえなのでしょうか。

ぺりどっとは日々のコロナ予防として、起床直後に1g、就寝前に1g、そして日中に1g、計3gを飲むようにしており、具体的なビタミンCの飲み方はこんな感じです。

  1. 口の中に一口で飲み干せる量の水を溜める
  2. そこにビタミンCの粉末をスプーンで投入
  3. そのまま飲み干す
 ※出来るだけ、歯に触れないように飲み込むこと(理由は後述)

この方法ですと、その酸っぱさをあまり感じることなく飲むことが可能になり、水も少量で済みます。同様のやり方で、クエン酸や重曹、粉炭(チャコール)などの粉末物も容易く飲むことが出来て重宝しております。


ビタミンCを常飲する上での注意点として、懸念されるのが、ビタミンC(Lアスコルビン酸)の酸によって歯が溶けてしまうことです。

そもそも歯を失う原因には、虫歯や歯周病のほかに、酸によって歯が溶け出すといわれる酸蝕歯(さんしょくし)があります。酸蝕歯は広範囲な分、局所的な虫歯に比べてより深刻で、調査によると4人に1人が酸蝕歯だと言われています。その酸蝕歯の原因となっているのが酸性の飲食物なのです。


通常、私たちの口の中で唾液が十分に分泌されていると、酸を洗い流し中和してくれる(通常pH6.5~7ほど)ので問題ないのですが、強い酸に長い時間、または繰り返し触れていると、唾液の中和作用が間に合わなくなり、歯の表面のエナメル質が溶けてしまうのだとか。エナメル質が溶け始めるのは、ph5.5だそうです。

酸性かアルカリ性かは、pH(ピーエッチもしくはペーハー(昔はこちらが一般的))値によって示されます。中性であるpH7.0を中心に、それより数値が小さければ酸性、大きければアルカリ性を表します。

【補足情報】
胃液ph1~2、日本酒ph4、炭酸水ph4~5、みそ汁ph5.5
主な食品・飲料のpH値の一覧

5%のビタミンC水溶液でph2.1~2.6ほど

みかんを常食してしまう みかん農家の方1日100種類以上のワインをテイスティングするソムリエや、お酢を口にする機会の多い寿司職人は、特に酸蝕歯になりやすいのだそうです。


ですので、健康のために黒酢などを常飲されたり、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類を常食したり、お酢を使った料理の多用、熱中症対策にスポーツドリンクを飲み続ける際などにも注意が必要になります。

酸性度の高い飲み物をよく飲まれるのでしたら、なるべく歯に触れないようにストローで飲むのもいいでしょう。また、以前ぺりどっと通信でオススメしてましたが、予防としては口うがい、特に重曹水(pH8.2)を使って中和させることが望ましいように思います。



さてさて、現実に新型コロナウイルスに罹ってしまった場合、皆さんはどうされますか。ぺりどっとは病院に行くつもりは毛頭ありませんので、200gを経口摂取する方法を選ぶことになります。(もちろん、コロイダルシルバーやMMSも選択肢にはありますが)

果たして1日200g以上のビタミンCを服用出来るものなのか疑問があるのも事実です。「途中でお腹が緩くなればビタミンC服用量を1/2に減量する」ということなので、お腹が緩くなる限界までビタミンCを摂取するということなのではないかと思います。

繰り返しになりますが、「治療には200g以上/日を経口摂取 もしくは 12.5~25g/日を静脈投与」ということでしたので、静脈投与は、経口摂取に必要な量のおよそ1/10ほどで済みます。

とはいえ、静脈注射や点滴は素人のわれわれにはハードルが高すぎます。「洗腸やっとるお前が言うな」という声が聞こえてきそうですが、注射は嫌いです。小学校のとき、風邪気味なのを申告したにも関わらず、ワクチン接種を打たせられた記憶が。。。


また、経口摂取ですと、ビタミンC 数g程度であっても、胃もたれしたり、お腹が緩んでしまう方もおられるのだとか(ぺりどっとは20gまで大丈夫でした)。

そこで調べていましたら、こんな情報を発見しました!

米国のPFD(Physicians’ Desk Reference, NPPDR No. 18:676, 1997.)のデーターから液体と固形の吸収率について説明します。

PFDの報告では栄養素の吸収はその形状によって異なり以下のような数値が出ています。

 1. タブレット   :10%
 2. カプセル    :20%
 3. ソフトジェル  :30%
 4. 皮膚からの経皮 :45%
 5. 舌下(液体)  :50%
 6. 筋肉注射    :90%
 7. 舌下(ミスト) :95%
 8. 静脈注射    :100%

この数値は栄養素の成分によっても異なりますが、ビタミン・ミネラルの多くは舌下からの吸収ができます。(中略)...経腸吸収させるよりも舌下からの吸収がはるかに効果が高いといえます。
特にミスト状にしたスプレーによる舌下吸収タイプのものは吸収が高いと言われています。


ということで、経口摂取よりも吸収率の高い摂取方法があるのが分かります。特にミストによる舌下での吸収率は静脈注射のそれにかなり近いです。

ビタミンC(粉末)の場合、経口摂取が200gであるのに対し、静脈投与は約20gほどでしたので、"タブレットと静脈注射の吸収率"にだいたい当てはまります。また、Wikipediaによると、「ビタミンC錠剤を飲むよりビタミンC入りのガムを噛んだ場合、血中のビタミンCの上昇が速やかに起こり、また吸収量が多いことが分かった」ということですので、ビタミンCは口腔内からも吸収され、より吸収されやすいことが分かります。

また、経口吸収と舌下吸収の特徴には以下のようなものがあります。

<経口吸収の特徴👄>
口⇒胃を通る⇒小腸の粘膜で吸収⇒血管(門脈)を通る⇒肝臓で分解される⇒各臓器へ!
・ゆっくり効果がでる✨
・腸や肝臓の健康状態の影響が大きい✨

<舌下吸収の特徴👅>
口⇒舌下静脈や口腔粘膜を走る血管から吸収⇒各臓器へ!
・即効性がある✨
・経口吸収より効果が大きく出る可能性高い✨
・腸や肝臓の健康状態の影響が少ない✨



以上のことから、水に溶かしたビタミンCをスプレーボトルに入れて、ミスト(噴霧)にした舌下吸収ですと、静脈注射(100%)とそれほど変わらないくらいの吸収率(95%)になる可能性があります。しかも経口摂取とは違い、胃腸や肝臓を経ないので、胃もたれやお腹が緩む心配もなくなり、即効性さえ期待できます。そして使う量は経口摂取量のおよそ1/10! また、経口摂取と舌下吸収を組み合わせれば、時間差ダブルアタックとなります。

【参考情報】
Wikipediaによると、Lアスコルビン酸(ビタミンC)の水への溶解度は33g/100mlでした。ですので、Lアスコルビン酸20gは水61ml、200gは水606mlで溶け切る計算になります。

舌下吸収といえば、ホメオパシーで使う丸玉も舌下で吸収させますし、コロイダルシルバーの処方でも舌下吸収が活用されていましたね。


さてさて、ビタミンC大量摂取の注意点としては、ビタミンC大量摂取にはリバウンドがあることが知られており、大量摂取を急に止めた直後は免疫力(抵抗力)が落ちることが分かっています。ただ、「ビタミンCのリバウンド現象を予防する為に、1日4gのビタミンCを点滴しない日にサプリメントで摂取する事を推奨します」とのことですので、急に止めたりしなければいいようです。


仮にぺりどっとがコロナに完全にやられて、ビタミンC治療を行う場合には、"経口摂取"と、"ミストによる舌下吸収"に加えて、吸収率45%の"皮膚からの経皮吸収"も活用します。お風呂にたくさんビタミンCを投入して入浴することでしょう。新型コロナは全身の血管に感染するということなのでなかなか良さげな方法かも。それとオススメはしませんが、さらに"点鼻吸収"(ある筋の情報によると1000倍の効果があるのだとか)も併用して万全を期することにします。

何はともあれ、「緑茶には抗ウイルス効果が報告されており、ビタミンCは緑茶の作用を強める!」ということですので、のんびりと緑茶(ph6ほど)をすすりながら、コロナ禍を達観といきたいもんです♪



(まの爺)
 「ビタミンC」という文字を見ただけで、口がシュワ〜〜っとなりますな。
新茶も美味しいシーズン、緑茶とビタミンCとの合わせ技で、、え?
タブレットの吸収率はたったの10%とな!?
ちとショック、90%は虚しくトイレに流れておったのか、、。
こうなったらエナメル質防護式舌下吸収をマスターし、効率よくビタミンCを味方にしたいものぢゃ!
それにしても変風呂のぺりどっと氏、ついにビタミンC風呂まで、、、。


※本内容はあくまで、ぺりどっと独自の素人判断と見解であります。各人の判断と熟慮の上、自己責任でよろしくお願いします。

Writer

ぺりどっと

ぺりどっと

健康マニア!インド渡航歴13回。
東京は築地生まれの江戸っ子!
試したがりの変わり者♪
移住してきた瀬戸内海の離島の古民家や海、山、畑でゆったりと過ごしながら、時事ブログの記事編集のお手伝いをさせて頂いておりましたが、山口の山奥に引っ越しました。
ぺりどっと通信で時事ブログの品位と波動を下げないかどうかが、ますます心配です。

■ 勝手に編集後記 ■

時事ブログや映像配信でも度々話題となる宮崎駿監督。
言わずと知れた、監督の映画「千と千尋の神隠し」(日本歴代興行収入第1位)なのですが、この映画って、疑問となることが多くて、モヤモヤしてた方も多いと思います。その内容を完全解説した動画を見つけましたので共有させていただきます。ハクの本当の正体、母親がなぜあんなに千尋に冷たいのか…などなど。疑問に思ってたことが解消されること必至です。

ただ、ちょっと長いのでお時間あるときにでもどうぞ♪
前編(47分ほど)
後編(60分ほど)
※2つの動画は無料版で、残りの謎は有料版となっているようです。

冒頭から秒単位で解説をしていますが、その解釈と考察が非常に深く実に面白い!少なくとも、ほかではこんな解説は見たことないです。「千と千尋の神隠し」がマジで10倍楽しめます♪
「監督の伝えたいこと、分かってる人なんてほぼいないよ、こりゃ♪」


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