メキシコの死因ランキング
5月18日(月)ロペス・ガテル厚生副大臣は、毎夕18時から始まる新型コロナ報告会で、いかにメキシコ人の食生活の乱れが、今回の新型コロナの死亡者を増やしているかを語りました。
5月18日、新型コロナ報告会で語るロペス・ガテル厚生副大臣No desaprovechemos los siguientes 12 días, son fundamentales para evitar un repunte en los contagios de #COVID19. El regreso a las actividades el 1 de junio se realizará con base en el semáforo de riesgo epidemiológico. #QuédateEnCasa. pic.twitter.com/LBJTlB80U1
— Hugo López-Gatell Ramírez (@HLGatell) May 19, 2020
INEGI(国立統計地理研究所)の調査によると
2018年の死亡者は計733,000人で、その死因は。。。
① 心臓病
② 糖尿病
③ ガン
④ 外傷
⑤ 消化器系肝不全
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⑧ インフルエンザ・肺炎
2018年のインフルエンザ・肺炎の死亡者数は28,000人。
ロペス・ガテル厚生副大臣いわく、ここ12年間のメキシコの兆候は、乱れた食生活(脂肪、塩、砂糖のとりすぎ)が死亡者数半分の死因になっていると。。。
How do you currently manage your nutrition to deal with diabetes? Tell us below. pic.twitter.com/nmc508Dw4I
— StopDiabetes (@stop_diabetes) May 20, 2020
popoちゃんは、味見もしないでお皿に盛られた料理に化学塩バンバンかけてから食べる人を何人も目撃したことがあります。👀❗️ ファレスは特にそうで、皆、味覚が壊れてる!なのでpopoちゃんは、ほとんどの外食は味が濃ゆすぎて食べれない。。。😓しかもピッタなので塩味が濃いと怒っちゃう😡(笑)
糖尿病、心臓病、高血圧の薬、ACE阻害薬がコロナを致命的にしている可能性あり
5月18日のナチュラルニュースの記事で、The Lancet(世界五大医学雑誌の一つ:Wikiより)の記事が紹介されていました。そこには3つの研究発表が紹介されていて、どれも新型コロナ感染重篤者に糖尿病、心臓病、高血圧の持病持ちが多いことが判明したとのこと。その原因の一つとして、糖尿病、心臓病、高血圧患者の薬(ACE阻害薬/ アンジオテンシン変換酵素阻害薬)が新型コロナ感染を致命的にしている可能性が高いと。この薬は体内のACE酵素2の生産を増加し、これらは腸、肺、血管、腎臓の上皮細胞に見られ、コロナウイルスが体内に侵入して細胞に感染するのを助けている可能性があると。。。
@lookner
— LuckyLuke (@FredLeg) March 14, 2020
Study publish from Lancet journal says '''We therefore hypothesise that diabetes and hypertension treatment with ACE2-stimulating drugs increases the risk of developing severe and fatal COVID-19."""https://t.co/aGLGviBUjY pic.twitter.com/vUcONQ2FAg
上のツイートの意訳:ランセットジャーナルの研究発表は、ACE2を活性化する糖尿病と高血圧の治療薬は、重篤で致命的なCOVID-19を発症するリスクを高めるという仮説を立てている。
コロナウイルスとレセプターのACE2が合体しているアート。New artwork for sale! - "Coronavirus sars-cov2 binding the ACE2 cell receptors " - https://t.co/GinPkcE3jL @fineartamerica pic.twitter.com/YjtUQSSeNT
— Corina Chirila (@korinna) May 20, 2020
こんなイメージかな?!
ロペス・オブラドール大統領:「新型コロナパンデミックの教訓」
5月3日(日)ロペス・オブラドール大統領は、少々時期尚早だけれどもと、「新型コロナパンデミックの教訓」(7ページ、英語バージョン)を紙にまとめたと国民に報告。(動画下↓)
国立宮殿から国民にメッセージを流すロペス・オブラドール大統領Aunque todavía resulte muy pronto para hacer el análisis sobre las causas y efectos de la pandemia de coronavirus, ya podemos adelantar algunas lecciones con ciertos fundamentos y palpables resultados.https://t.co/D7BQd2v33w pic.twitter.com/fSNiGFmfxN
— Andrés Manuel (@lopezobrador_) May 3, 2020
この「新型コロナパンデミックの教訓」は、
新型コロナ患者、医者、看護師、亡くなった方々、そのご家族らに捧げますと。。。
なんて誠実なお人柄💓
そこには新型コロナ・パンデミックで、いかにネオリベラリズムが社会を崩壊し、世界をバラバラにしていたことがより顕著になった。。。これからは新たな方法で人々の真の幸せを追求しなければならないなどが書かれていて、以下、いくつか挙げてみました。
ロペス・オブラドール大統領「新型コロナウイルスの新経済政策」
大統領によると「新型コロナウイルス時代の新経済政策」(30ページ スペイン語)は、新型コロナ・パンデミックを振り返り内省したものと国民の気持ちを拾い上げたものですと。。。
最初に国立宮殿の部屋の歴史を説明し、Les comparto el ensayo «La nueva política económica en los tiempos del coronavirus». https://t.co/6NJUdzw9uu
— Andrés Manuel (@lopezobrador_) May 16, 2020
Video: https://t.co/GCOoBhEB9N pic.twitter.com/eImySxmaRp
その後「新型コロナウイルス時代の新経済政策」を書いたことを国民に報告している大統領。
こちらもまた新型コロナ患者、医者、看護師、亡くなった方々、そのご家族らに捧げますと。。。
GDPの数字で経済成長を見ることをやめ、①民主主義 ②公平さ ③正直さ ④政府の緊縮 ⑤人々の幸福を考慮して見なければならないと書かれています。そして、2018年12月にオブラドール政権がスタートして以来、この5つを実践してきて、すでに成果が出てきていることを各項目ごとに具体的に書いています。
新型コロナ・パンデミックは、ペソ下落、石油価格下落をもたらしたにもかかわらず、大統領によると今年の1月〜3月の税収額は去年の同時期に比べて4.9%アップ⤴️。1月〜3月の外国からの投資は1.5%アップ⤴️。国民の55%を支援していた社会福祉プログラムを、コロナ危機後70%に拡大し、下から70%の国民を経済的支援。さらなる雇用創出にとオブラドール政権はコロナ危機の中でもどんどん前進し続け💨popoちゃんは安心して、また感心して見ています。
最後に、ここでもメキシコ人の食生活の悪さを指摘されていて、目が点になってしまった箇所がこちら↓↓↓
😱😱😱(1日あたり約400ml?!)たしかに多くの人が、炭酸飲料をお水かわりに飲んでいます!これは深刻な問題!
でも悲しいかな、炭酸飲料、チップス、ジャンクフードの洪水で
メキシコ人の心から伝統食が押し流されてる
メキシコの伝統食は多種多様で色も味も豊か
どれも唸るほど美味しい😋
そして栄養価も高い
貧しく見られたくない
ダサく見られたくない
ネオリベラリズム時代が
メキシコ人をそう洗脳した
メキシコの伝統食を食べるとわかる
メキシコ人の想像力の素晴らしさ
メキシコ人の味覚の素晴らしさ
メキシコの豊かさが
ぎゅっと詰まっていて
一瞬で虜になってしまう
その感動と畏敬の念が
ビビッと脳に直撃し
脳は麻痺して言葉をなくす
もう「う〜ん」と唸るしかない
メキシコよ
思い出そう
あの伝統食の素晴らしさを
魂の奥に眠っている感動を✨
(メキシコ万歳!)
実はpopoちゃんも、あのナチュラルニュースでマイクさんの記事と他のライターさんの記事と2回「メキシコは中国のように本当の数字を出していない!危険だ!」みたいなのを読みびっくり‼️😱5月23日(土)ロペス・オブラドール大統領は、比較は大変よくないことで、大変申し訳ないことでお許しいただきたいのですが、フェイクニュースがあまりにも多いのでと、他国の人口100万人に対しての死亡者比較を動画で説明しました。大変残念なことに一番多いのはベルギー(メキシコの15倍)、スペイン(メキシコの11倍)、イギリスとフランス(メキシコの10倍)、アメリカ(メキシコの5倍)。
メキシコの真実を知るには、朝の大統領のプレス・コンファレンス、コロナ状況は夕方18時のコロナ報告会は必見です。それを見ていない人には、メキシコの真実はわからないでしょう。メキシコ人でも見ていない人は、国内のフェイクニュースに騙されています。ロペス・オブラドール政権は「正直」がモットー!メキシコのコロナ対策チームリーダー、ロペス・ガテル厚生副大臣はすべてを情報開示し、毎日誠心誠意、質問に答えています。メキシコ政府の数字に間違いはあっても、意図的な「ウソ」はないと思います。
ちなみに5月23日(土)現在、感染者累計65,856人、過去2週間の感染者14,253人、死亡者7,179人、PCR検査済み215,656人。すでに5月18日から感染者ゼロの324の市町村が外出自粛解除、6月1日からその他の地域すべてが外出自粛解除。それぞれの市町村を4段階に色分けし、段階ごとに制限が付いています。社会的距離、外出自粛で74%の感染減少に成功し、医療崩壊(ベッド占有率40%以下)することなく感染ピークも乗り越えたメキシコはホッとしています。
さて、そんなメキシコ、食生活の乱れが今回の死者数を増やしてしまったことが今後の課題となりそうです。その死者の多さを立証するかのようにThe Lancetが糖尿病、心臓病、高血圧のACE阻害薬がコロナを致命的にしている可能性があるという記事を出しています。😱外出自粛以降、普段はメキシコじゅうを駆け巡っているロペス・オブラドール大統領もおとなしくしているようですが、ゆっくりするわけでなくコロナで苦しんでいる人、最前線で戦ってくれている医療関係者、亡くなった方のご家族に捧げると、もうすでに2つの書きものをしました。(こういう繊細さが人気の秘訣、きっと!)その内容を少しご紹介♪とにかく常に国民のことを思い、寄り添う大統領の姿勢は眩しい✨😎