厳しいロックダウンを行わず、バーやレストラン、小売店などの営業を続けたスウェーデンは、ヨーロッパの中で最も影響が小さく、2020度第1四半期で経済成長を見せた唯一の国だった ~新型コロナウイルスの死者はほぼ出ない毎日に戻っている

竹下雅敏氏からの情報です。
 スウェーデンは、“厳しいロックダウンを行わず…国内の感染者数がピークになったときでも、バーやレストラン、小売店などは営業を続けた”ことで国際的な注目を集めてきた国です。ニューズウィークは6月23日の、“スウェーデンが「集団免疫戦略」を後悔? 感染率、死亡率で世界最悪レベル”と題する「意地の悪い記事」の中で、“人口100万人当たりで換算すると、感染者数も死者数もアメリカと並んで世界屈指の惨状”と書き、スウェーデンのコロナ戦略が失敗に終わったという印象を与えました。
 ところが現実は、“ヨーロッパの中で最も影響が小さく、「悪い集団の中では最高」…2020度第1四半期で経済成長を見せた唯一の国だった”と言うことです。In Deepさんは、“現在、スウェーデンは新型コロナウイルスでの死者がほぼ出ない毎日に戻っていて…「パンデミックは終わった状態」”であると言っています。
 時事ブログでは、当初から「ロックダウン」には否定的で、ヨーロッパで行われたような「ロックダウン」をするくらいなら、“何もしない方がマシ”だと言ってきたのですが、スウェーデンがそれを証明した形になりました。
 感染者に接触する機会の多い職種の人たちを中心に、PCR検査をしっかりと行い、感染者と濃厚接触者を隔離するという「感染症対策の基本」に忠実であれば、経済との両立は十分に可能です。
 感染症の専門家と言われる連中は、“こんなことも分からないアホなのか?”と思ってしまいますが、In Deepさんが指摘している通り、“「もっと人類を退化させる」という目的と、「さらに人々の健康と免疫を低下させる」という意図”によって、ワザと行われていると見て良いでしょう。
 ワクチンで止めを刺すつもりなのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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スウェーデン経済は「悪い集団の中では最高」だった…最新の調査報告で
引用元)
(前略)
新型コロナウイルスのパンデミックに対して、スウェーデンはその拡散を抑制するために異例の措置を講じ、国際的な注目を集めてきた。
 
この北欧の国は厳しいロックダウンを行わず、代わりに国民に対して、感染した場合は自宅に滞在し、公共の場では社会的距離をとるよう要請した。国内の感染者数がピークになったときでも、バーやレストラン、小売店などは営業を続けた。

市民の自己責任と自発的な行動に頼った、この緩やかな新型コロナウイルス戦略は、称賛と批判の両方を受けている。そして、このアプローチの有効性についてはまだ結論が出ていないが(中略)… 調査会社キャピタル・エコノミクス(Capital Economics)は、7月21日に発表した調査報告書で、スウェーデンの経済はヨーロッパの中で最も影響が小さく、「悪い集団の中では最高」だとした。

スウェーデンはパンデミックによる経済的な影響を免れることはなかったが、2020度第1四半期で経済成長を見せた唯一の国だったと、報告書は述べている。
(以下略)
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おめでとう、スウェーデン。そして、ありがとう。その中で我々のほうはただ退化していく
転載元)
(前略)
新型コロナウイルスに対してのスウェーデン国家の「人々を弾圧しない」という態度と、そして、それを受ける国民の態度は、尊敬に値するとしか言えないものであり、スウェーデンという国と、その人々はこの世界で最も私たちが参考にしなければならない人たちだと知ることになりました。
(中略)
そして、現在、スウェーデンは新型コロナウイルスでの死者がほぼ出ない毎日に戻っていて、この後はわからないとはいえ、
「パンデミックは終わった状態」
となっています。
 
これは、7月に入ってすぐの頃の以下の記事でも取り上げましたけれど、基本的には同じように、もはや脅威がほとんど存在しないまま現在に至っています。


画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
・Daily New Deaths in Sweden
 

(中略)
 スウェーデンの「何もしない」というやり方は、この数カ月のあいだ、欧米諸国などから、ボロクソに言われ続けてきました。たとえば、すでにスウェーデンでの新型コロナウイルスの新たな感染者数も、死者数もほぼ落ち着いていた1ヵ月ほど前でさえ、米のニューズウィークは、以下のようにスウェーデンを公式の報道で罵っていました。タイトルに「後悔?」とあるあたりに「悪意」を感じられると思います。

スウェーデンが「集団免疫戦略」を後悔? 感染率、死亡率で世界最悪レベル

新型コロナウイルス対策でロックダウン(都市封鎖)を行わず、集団免疫戦略を取るスウェーデンで6月17日、約1カ月ぶりに1日の死者が100人を超えた。19日時点で感染者数は5万6043人、死者数は5053人に上る。人口100万人当たりで換算すると、感染者数も死者数もアメリカに並び世界最高レベルに達している。 (Newsweek 2020/06/23)

政治や報道の人々などを含むエリートたちの思想の根底にあることは、
「人民などは押さえつければいい」
ということであることが、この記事のタイトルでもよくわかります。エリートは「自由という観念が最も嫌いな集団」であるのかもしれません。
(中略)
ニューズウィークが「スウェーデンの感染率、死亡率は世界最悪レベル」と記事にした後の展開は以下のようになっていて、どの主要国よりも抑制に成功しています。

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
・BBC

(中略)
ロックダウンなどを見ていて、それに実効的な効果がないことがわかっても続けることに対して、少し前までは、「為政者はみんな馬鹿なんじゃないの?」と思っていましたが、今は「ちがう」と思っています。馬鹿だからそうしているのではない。

科学的にロックダウンや行動の制限に意味がないことがはっきりしている今でも、それを再開したり、強化するという行動の真意には、「もっと人類を退化させる」という目的と、「さらに人々の健康と免疫を低下させる」という意図があると今は思っています。
(中略)
このような時代だからこそ、多くの人々に、
・真の健康とは何か
・生きているということの幸せの意味は何か
ということを今いちど考えていただきたいようには思います。
(以下略)

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