男性特有の尿の悩み“ちょい漏れ(排尿後滴下)”のアーユルヴェーダ的解決[後半]〜 手の添え方とトイレで実践できる瞑想法

竹下雅敏氏からの情報です。
 アーユルヴェーダの解説シリーズの14回目(後半)です。ちょい漏れ(排尿後滴下)の治し方ですが、前回は、“両足の踵を着けて、小便小僧の格好で用を足せば良い”としました。その際、“同い年のムスコ”に右手、あるいは左手のどちらを添えるのが適切なのでしょう。
 答えは簡単で、“目には利き目がある”のですが、「効き目の反対側の手を添える」が正解です。
 「勇者のイラスト」のように、剣を右手に持ちます。剣を見ながら右目を閉じると、「気」は柄(つか)から剣先へと向かいます。しかし、左目を閉じると、「気」は剣先から柄へと向かうのです。剣を左手に持った場合も同様で、左目を閉じて右眼で見ると、「気」は柄(つか)から剣先へと向かいます。
 これは簡単に分かりますから、棒でも箸でも握って確かめてください。箸などを指先でつまんでも同じです。ですから、“同い年のムスコ”に「効き目と反対側の手」を添えれば、尿が勢いよく出るのです。トイレでオシッコをする際に、片目を交互に閉じて、排尿の感覚を比べればすぐに分かります。
 「ちょい漏れ(排尿後滴下)の治し方」を丁寧に書いておきましょう。
1.両足の踵を付けて立ち、両目の力を抜きます。
2.右眼は右足の足首から下の部分を、左眼は左足の足首から下の部分を、心の中で見るようにします。
3.効き目の反対側の手を添えて、「小便小僧」の格好をします。
4.「お尻のほっぺ」の力を抜き、意識を両足首より下に降ろした状態を保ちながら排尿します。
5.出し切ったら、反対の手に持ち換えて「同い年のムスコ」をフリフリします。
 ポイントは4の「意識を両足首より下に降ろした状態を保ちながら排尿」することです。考え事をしながら、「気」が頭の方に上がった状態で排尿する癖がある人は、「ちょい漏れ(排尿後滴下)」になりやすいのではないかと思います。
 1~5を「行」だと思って、2週間ほど実践してみて下さい。オシッコをすることが瞑想になります。「残尿感」もなくなり、「ちょい漏れ」もなくなります。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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勇者のイラスト
画像の出典:いらすとや

小便小僧のイラスト
画像の出典:いらすとや
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利き手・利き足だけじゃない!?利き目の調べ方
引用元)
皆さん!突然ですが「手」や「足」のように目には利き目があるのは知っていますか?

(中略)

利き目の調べ方

利き目は簡単に調べることが出来ますので、ぜひやって見て下さい。

両手を重ね合わせて〇を作り、〇の中に何か目印になるものが収まるようにします。

片目ずつ交互に閉じます。
両目で見た時と見え方のズレが少なかったほうが利き目です。

(以下略)

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