ウクライナには30以上の生物学研究所があり、これらの研究は、アメリカ国防脅威削減局(DTRA)が発注したもの ~ウクライナ保健省が2月24日以降、研究所にある生物製剤を完全に破壊する任務を課していることが確認された

竹下雅敏氏からの情報です。
 ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ少将は、「我々は、ウクライナの生物学研究所の職員から、2月24日に特に危険な病原体(ペスト、炭疽、野兎病、コレラ、その他の致命的な病気の原因物質)を緊急破壊した文書を受け取った」と言っています。
 「ロシア国防省、ロシア軍 NBC 防護部隊長によるブリーフィング」の動画は必見です。ウクライナには30以上の生物学研究所があり、「これらの研究は、アメリカ国防脅威削減局(DTRA)が発注したものです。国防省と連携している企業(とりわけブラック&ヴィ―チ社)が、プロジェクトの実施に関わっています。(25秒)」と言っています。
 3分のところでは、「分析された文書によると、ウクライナ保健省が2月24日以降、研究所にある生物製剤を完全に破壊する任務を課していることが確認されました。同時に、研究所職員に与えられた指示の分析結果が示しているのは、廃棄手続きは、収集物を元に戻せないほど破壊することを目的としていることです。どうやら、軍事生物学プログラムの実施継続に必要なものはすべて、すでにウクライナから持ち出されたようです。破壊行為の分析結果が示しているのは、リヴィウの生物学研究所では、ペスト、炭疽病、ブルセラ症の病原体、ハリコフとポルタヴァの研究所では、ジフテリア、サルモネラ症、赤痢の病原体の研究が行われたとのことです。…ペンタゴンの専門職員は、これらの収集物がロシアの専門家の手に渡れば、ウクライナとアメリカは、生物兵器禁止条約に違反したという事実が確認される可能性が高いということを理解しています。すなわち、合成生物学の手法を使用して、微生物の病原特性を強化する研究を行っていたということです。」と言っています。
 ウクライナの米国大使館のウェブサイトには、「生物学的脅威低減プログラム」に関する情報が公開されています。サイトの冒頭で、“米国国防総省の生物学的脅威低減プログラムは、世界で最も危険な感染症の発生(意図的、偶発的、または自然)の脅威に対抗するためにパートナー国と協力しています”と書かれており、「活発な研究プロジェクト」には、「ウクライナにおけるクリミア・コンゴ出血熱ウイルスおよびハンタウイルスの罹患率と、レプトスピラ症の疑いのある患者の鑑別診断の潜在的な要件」などが記されています。
 替え玉のヌーランド国務次官は、「ウクライナには生物学的研究施設があります。実は今、私たちはロシア軍をかなり心配しているのです。ロシア軍が支配下に置こうとする可能性があるので、私たちはウクライナ人と協力して、研究材料がロシア軍の手に渡らないようにするにはどうしたらよいかを考えています。」と言っています。
 中国は、“米国は30カ国に336の研究所を支配下に置き、うち26はウクライナにある。国内外での生物学的軍事活動の全容を明らかにし、多国間検証を受けるべき”という「おまいう発言」。中国がロシアを庇うのは、近いうちに自分たちが台湾を取りに行くつもりだから。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ロシア国防省、ウクライナに米国が資金提供した「生物兵器研究室」の証拠を入手したと主張
引用元)
(前略)
(中略)
「我々は、ウクライナの生物学研究所の職員から、2月24日に特に危険な病原体(ペスト、炭疽、野兎病、コレラ、その他の致命的な病気の原因物質)を緊急破壊した文書を受け取った」とコナシェンコフ少将は主張した。
 
ベッカーニュースによる独占翻訳を含む文書は、以下の通りです。
 
ロシア国防省、ウクライナのバイオラボ研究隠蔽を非難 by Kyle Becker on Scribd
(中略)
そして、この文書には、破壊されるべき培養物が列挙されていることが重要である。

  • C. diphtheriae gravis tox – 0-1101
  • C. diphtheriae mitis tox- 203 AG
  • C. pseudeodipthericum 02-92 z (9-61)
  • C. diphtheriae tox +NCTC 10648
  • C. diptheriae tox – NCTC 10356
  • C. xerosis NCTC 12078
  • B. liheniformis “C”
  • B. stearothermophilis BKM-B-718
  • S.aureus.subsp.aureus ATCC 25923
  • E Coli (Beta)
  • P.aeruginosa ATCC 27853
  • K. penumoniae K-56 3534.51

この文書には、微生物研究所長のカルリヴスキーV.P.をはじめ、ナディヤ・クシュカ、リュボフ・ボブリツカ、テティヤナ・シェブチェンコ、ピーター・ヴァシリエフの署名があるようだ。
(以下略)
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ロシア国防省、ロシア軍NBC防護部隊長によるブリーフィング 2022/03/07
配信元)


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配信元)
 
 
 
 

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