見ておいた方が良い!「農家目線で、ご家庭で行える食料備蓄について」の動画 / ロックフェラー財団の会長がアメリカの公共放送で「6ヵ月以内に食料危機が来る」と述べる

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭の動画はとても参考になります。「農家目線で、ご家庭で行える食料備蓄について」の話です。保存に適したものを、出来れば半年から一年くらい備蓄していく。保存性に着目して、米(モミ付き>玄米>精白米)、漬物(古漬け)、味噌、穀類・乾物について説明をしています。備蓄に際して、この動画は見ておいた方が良いと思います。
 時事ブログではこれまでに何度も食料備蓄を呼びかけてきたのですが、In Deepさんの記事にあるように、“ロックフェラー財団の会長がアメリカの公共放送で、「6ヵ月以内に食料危機が来る」と述べたということは、「来る」”と思った方が賢明なのです。彼らは預言者ではなく、“自分たちが「計画」していることを、「予告」するのが好き”なのです。
 ロックフェラー財団は世界経済フォーラム(WEF)と緊密に意見を一致させていて、“世界経済フォーラムのウェブサイトに「サプライチェーンを再設計する」必要性を概説している”とあります。世界経済フォーラムは、“人間の食生活に「昆虫」を導入するための世界的な食糧供給の必要性を提唱。計画を実行する絶好の機会として、来たるべき食料危機を使用する”という事のようです。
 “デジタル認証と引き換えに「昆虫」を配給してもらって生き延びればいい”という人は、備蓄は要らないかも知れませんが、「昆虫」を食べたくない人は、備蓄をしておいた方が良いでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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食糧危機に備えて
配信元)
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アメリカ食品関連施設の謎の連続火災の後、FBIが、米農業協同組合にサイバー攻撃が行われる可能性を文書で警告 : 「穀物生産が混乱に陥る可能性がある」と
転載元)
(前略)
前回の以下の記事で、アメリカで「不可解な連続の食品加工施設等の火災や爆破事件が起きている」ことを取り上げました。
 
(中略)  
今朝、アメリカのゼロヘッジを見ていましたら、「 FBI が、アメリカの農業協同組合にサイバー攻撃の可能性を警告した」という記事がありました。
(中略)  
FBI のこの文書の冒頭は以下のようにあります。

FBI 「重要な季節に合わせる可能性のある農業協同組合へのランサムウェア攻撃」より
概要
連邦捜査局(FBI)は、ランサムウエアの攻撃者が、重要な植栽と収穫のシーズンに農業協同組合を攻撃し、農作事業を混乱させ、経済的損失を引き起こし、また、食糧サプライチェーンに影響を与える可能性があることをアメリカ食品農業組合(FA)のパートナーに連絡しました。
FBI は、2021年の秋の収穫期の 6つの穀物共同組合に対するこれらのシーズンのランサムウエア攻撃と、2022年初頭の 2つの攻撃に注目し、種子と肥料の供給を妨害することで、植栽シーズンに影響を与える可能性があります。
…農業協同組合関係へは、農場から流通まで、その全体に対してランサムウェア攻撃が定期的に発生しますが、主要なシーズンにおける農業協同組合に対するサイバー攻撃の発生件数は注目に値します。 (FBI
 
文書には「対策」として推奨事項が記されています。ありふれたものですが、以下のようなことの他、数多く書かれています。
 ・定期的にデータをバックアップして、そのコピーをオフラインで保管する。
・機密データは、一般的なオンラインとは分離されたところに保存する。
・システムダウンした際の、手動での操作を含めた復旧運用計画を作成する。
(中略)  
一般的には、多くのビジネスでは、データをオフライン(印刷などを含めて)で保存するということは日本も含めてあまり行われていないと思われます。かなり多くの企業や、病院、施設などは、「パソコン内に保存されたデータが最も危険」という認識が意外とあまりないような気もしないでもないです。
(中略)  
昨日の記事でも書きましたけれど、「現在、アメリカで肥料が生産者に生き届いていない」ということがあります。
 
そこに加えて、サイバー攻撃が行われれば、現在の農業とその営業管理は、ほぼすべてオンライン上でなされているでしょうから、それをシャットダウンさせられれば、今季のアメリカの農作が「大規模に止まる」可能性さえあります。

これはもちろん、「そうなったら、アメリカは大変だ」という話ではないです。
日本は小麦の半分をアメリカから輸入しているのですから。


日清製粉
(中略)  



ロックフェラー財団会長は、すべての地獄が解き放たれるまでのカウントダウンを開始した
Rockefeller Foundation President Starts Countdown Until All Hell Breaks Loose
zerohedge.com 2022/04/23
 
ロックフェラー財団のラジブ・シャー (Rajiv Shah)会長は、 ブルームバーグ・テレビジョンで、「大規模で差し迫った食糧危機」が間近に迫っていると語った。
 
シャー会長は、「今後 6か月以内に」 始まる可能性のある次の世界的な食糧危機のタイムラインとなる可能性を提供した。
 
会長は、ロシアのウクライナ侵攻によって引き起こされた世界的な肥料供給の混乱が、この危機に「さらに悪い」影響を及ぼし、世界中の作物収穫量が減少すると述べた。また、食糧危機の影響を緩和するためには、新興市場国への債務救済と緊急援助が必要であると述べた。
 
ブルームバーグへのシャー会長の登場は、世界の食料供給をより持続可能なものにリセットする必要性について、財団が繰り返しの話しているということもあり興味深い。ロックフェラー財団は、「グローバルリセット (地球規模のリセット)」を提唱しており、世界経済フォーラム(WEF)と緊密に意見を一致させている。
 
世界経済フォーラムの創設者であるクラウス・シュワブは、コロナのパンデミックが始まってから数か月後の 2020年初頭に、次のように述べている。
 
 「パンデミックは、私たちの世界を再考し、リセットし、より健康的で、より公平で、より豊かな未来を創造する機会の窓を表しています」
 
シュワブと他のグローバルエリートたちがグローバルリセットを求めている間、ロックフェラー財団の食糧イニシアチブのマネージングディレクターであるサラ・ファーリーは同じメッセージを繰り返している。
 
世界経済フォーラムのウェブサイトに掲載された「 COVID後の世界のために食糧システムを再考する方法」というタイトルのファーリーの記事には、「栄養と人間の健康を念頭に置いてサプライチェーンを再設計する」必要性を概説している。
 
ロックフェラー財団の食糧イニシアチブの上級副会長であるロイ・スタイナーは最近、「世界は人と地球に悪い食べ物にあまりにも多くを費やしている」と述べている。
 
そして、スタイナーの言いたいことは何か。それは、食糧としての肉を生産するために水や飼料などの大量の天然資源を使用していることと関係するようだ。世界経済フォーラムは、人間の食生活に「昆虫」を導入するための世界的な食糧供給の必要性を提唱している。
 
シャー会長の食糧危機のタイムラインの発言は、エリートたちが食糧供給システムの変革を開始する計画を実行する絶好の機会として、来たるべき食料危機を使用するという不吉な警告かもしれない。
 
ワーキングプアが昆虫を食べて立ち往生している間、肉は富裕層にとっての珍味になっていくのかもしれない。グレートリセットは順調に進んでいるようだ。


ここまでです。
 
このロックフェラー財団のラジブ・シャー会長という方の経歴を見ますと、もうほとんど完璧で、ロックフェラー財団のページによれば、ビル&メリンダゲイツ財団に所属して「世界のワクチン業界を再構築し、数百万人の命を救うのに役立つワクチン接種のための国際融資施設を設立」したとあり、その後、2009年にアメリカ合衆国国際開発庁長官に当時のオバマ大統領から任命された後、2017年に、ロックフェラー財団の会長に指名されました。
 
そして、この方は、世界経済フォーラムのメンバーです。
 
世界経済フォーラムのラジブ・シャー氏のページより

weforum.org
(中略)  
ちなみに、私は世界経済フォーラムのやり方はとてもキライで、この組織がこの世から消えればいいと本気で思っています。しかし、世界経済フォーラムの人々への憎悪はまったくないです。なぜなら、おそらく彼らは「本気で理念を持っている」気がするのです。
 
自分たちが間違っているとはまったく思っていないはずです。つまり、本気で地球を良くすることができると思い込んでいる (インテリが陥りやすい誤謬)。

その根本にあるものは、「今の人類はダメだ」という世界の大衆に対しての徹底的な「軽蔑」があると私は最近思います。
 
このままでは地球がダメになってしまうと世界経済フォーラムが危機感を持っていること自体は本当だと私は思っています。
 
しかし、「なんでこんなやり方なんだ?」ということですね。
(中略)
いずれにしましても、ロックフェラー財団の会長がアメリカの公共放送で、「 6ヵ月以内に食料危機が来る」と述べたということは、「来る」と思われます。
 
彼らは「予告」が好きです。
(以下略)

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