竹下雅敏氏からの情報です。
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配信元)
元🇺🇸海兵隊情報将校・国連監察官Ritter氏がウクライナ紛争とフィンランドのNATO加盟案について熱弁。フィンランド全都市に核兵器が向けられるぞと。🇷🇺悪・🇺🇦善物語に飲まれていない人は必見。NATOは冷戦時代は防衛同盟だったが、ソ連崩壊後に「攻撃志向の安全保障同盟」に転換https://t.co/W69jbovRmH— J Sato (@j_sato) May 9, 2022
元🇺🇸海兵隊情報将校・国連監察官Ritter氏 1/
・ソ連とワルシャワ条約機構の脅威が消滅してから、ユーゴスラビアの内戦介入に見られるように、NATOのミッションが防衛同盟から攻撃志向の安全保障同盟に変わった
・コソボ介入後からNATOの東方拡大が始まった pic.twitter.com/8ghFiErfYb— J Sato (@j_sato) May 10, 2022
Ritter氏 2/
プ大統領就任後NATO東方拡大への懸念を何回も表明
07年ミュンヘン安全保障会議でプはNATOの露国境への拡大は×と明言
08年ブカレスト会議で🇺🇦🇬🇪がNATO加盟候補入り
09年駐モスクワ米国大使:🇺🇦のNATO加盟進めることを露は生存の危機とみなし、露は戦争する以外に取る手段がなくなる pic.twitter.com/OaNG2v4AWP— J Sato (@j_sato) May 10, 2022
Ritter氏 3/
14年に、選挙で選ばれた🇺🇦ヤヌコビッチ大統領を追放して、米国の傀儡に替える政権交代を米国が仕掛けた。ヌーランドが🇺🇦大統領を決めた
これは米国が仕掛けた🇺🇦政権交代、目的は(🇺🇦の不安定化を通じた)プーチン政権の不安定化
表向きは民主化運動のネオナチ勢力を利用したクーデーター pic.twitter.com/xrOu4XRPaO— J Sato (@j_sato) May 10, 2022
Ritter氏 4/
バンデラは🇺🇦の純血と人種的優位性を信じる
WW2時は🇺🇦25万人がナチス軍に参加、ユダヤ人3万人虐殺。ナチス諜報機関がバンデラを支援
ナチス敗戦後、その諜報機関を吸収したCIAがバンデラ支援、反ソ連活動10年
🇺🇦人は人種差別主義者。🇷🇺人🇵🇱人を下等人種とみて、🇺🇦の土地から除去 pic.twitter.com/3eFstTRuIT— J Sato (@j_sato) May 10, 2022
ウクライナの情報工作の簡単な歴史
1950年代から、米国はウクライナ人の民族主義を焚きつけて、内部からソ連を破壊しようとする情報工作を行っていた。
コードネーム「AERODYNAMIC」
日本の軍事・国際政治専門家たちはインテリジェンス工作のことに全く無知っぽいので、代わりに解説。 pic.twitter.com/uqdVsGe67c— kakuyokusyugi (@kakuyokusyugi) May 6, 2022
1929年OUN(ウクライナ民族主義者組織)誕生
誕生当初は革命家の秘密結社のような存在だった。
ポーランドの内務大臣を暗殺したりと過激な行動をとる中で、
1941年6月にリヴィウのラジオ局を占拠し、ウクライナ自由国家の創設を宣言した。 pic.twitter.com/eee3kDmmeO— kakuyokusyugi (@kakuyokusyugi) May 6, 2022
占領統治していたドイツ軍は直ちに犯人を逮捕し、ザクセンハウゼットの強制収容所に送った。
戦禍の混乱の中、収容所から出ることができたOUN(ウクライナ民族主義者組織)のメンバーは、1944年7月、カルパチア山脈の森で、UHVR(ウクライナ最高解放協議会)を結成。 pic.twitter.com/XR7SbM9MvZ— kakuyokusyugi (@kakuyokusyugi) May 6, 2022
1944年8月、UHVRの4人の主要メンバーは、西ヨーロッパに避難するよう命じられ、
このグループが、ZP/UHVR(ウクライナ最高解放評議会の外国代表)となった。— kakuyokusyugi (@kakuyokusyugi) May 6, 2022
1948年、CIAは当時活発だったウクライナ国内の抵抗運動を支援するために、最も信頼性が高く、活動経験のあるウクライナの移民組織を調査し、組織を選定していた。
当時ミュンヘンを拠点としていたZP/UHVRがこれに選ばれ、ここからCIAのウクライナ工作が始まることになる。— kakuyokusyugi (@kakuyokusyugi) May 6, 2022
1949年、CIAによってZP/UHVR の事務局長がドイツから米国に呼び寄せられ、作戦計画が確立されていった。— kakuyokusyugi (@kakuyokusyugi) May 6, 2022
ちなみに亡命政府や革命組織を作るとき、その国内では組織は地下に潜って活動すると同時に、別動隊として海外に亡命や移民した連中が集まって、外国との交渉(外交)を一手に担うことはよくある形。
ZP/UHVRもそんな感じの立ち回りをしていた。— kakuyokusyugi (@kakuyokusyugi) May 6, 2022
すこし脱線するが、前身のOUN(ウクライナ民族主義者組織)は、CIAが接触する前はバチカンの連中が一枚噛んでた。彼らは反共なので当然の動きだが、
ウクライナのナショナリズムの黎明期に活躍した、バンデラ、テツレオ、ロパチンスキーの3人がカトリック司祭の息子であることにも注目する必要がある。— kakuyokusyugi (@kakuyokusyugi) May 6, 2022
バンデラついてだが、
CIAは報告書の中で「彼はテロリストかもしれませんが、成功すれば、「穏健派」「保守派」のウクライナ人ですら拍手喝采し、受け入れていることも確かなようです。」と評価している。
CIAがテロリストに資金を提供し、社会を不安定化する駒に使うのは、いつの時代も変わらない。 pic.twitter.com/478Xy8px3h— kakuyokusyugi (@kakuyokusyugi) May 6, 2022
話は戻るが、
ZP/UHVRを使ったCIAの作戦のコードネームは「AERODYNAMIC(エアロダイナミック)」
その目的は
①ウクライナやソ連邦の諸国に、「反ソ連」「反共産主義」「ウクライナ民族主義」のプロパガンダ活動をすること
②情報収集
この作戦は1970年まで続くことになる。 pic.twitter.com/PlXprAxaqT— kakuyokusyugi (@kakuyokusyugi) May 6, 2022
1956年11月、ニューヨークでプロローグという会社が設立され、ドイツのミュンヘンに出版施設からウクライナ語のプロパガンダ書籍、新聞、その他の資料を発行していった。
具体的には、ユダヤ人虐殺など過去の蛮行を矮小化したり英雄化。ウクライナ文学の再評価など。— kakuyokusyugi (@kakuyokusyugi) May 6, 2022
欧米においてプロローグは、ウクライナ関係の雑誌で一番権威があると評されるようになる。
CIAが裏で資金を出して、学術研究者などに送り付け、表で権威付け。
権威づけをして影響力を持たせる方法は米国がよくやるやり方。— kakuyokusyugi (@kakuyokusyugi) May 6, 2022
ちなみにプロローグは、一定の効果が会った為、のちにニューヨークとミュンヘンからロンドン、パリ、東京に事業を拡大していった。— kakuyokusyugi (@kakuyokusyugi) May 6, 2022
ミュンヘンを拠点にしたこのCIAの作戦は、ドイツの政治家たちにも秘密だったが、秘密作戦の執行監督である303委員会で承認が必要になり、
1967年10月ドイツの一部の政治家にもようやく伝えられることになる。— kakuyokusyugi (@kakuyokusyugi) May 6, 2022
1970年になるとAERODYNAMICは「QRDYNAMIC(QRダイナミック)」と名前を変え、ヘッジファンドの大物であるジョージソロスが資金提供する事業、特にキエフとモスクワにあるヘルシンキウォッチグループの工作員などとも連携を開始していった。— kakuyokusyugi (@kakuyokusyugi) May 6, 2022
1980年代半ばのグラスノスチとペレストロイカの始まりで、QRDYNAMICの作戦は下火になっていく。マンハッタンの高い家賃は負担になり、ニュージャージーに拠点を移した
ちなみに、ニュージャージーにはナチスの残党たちの墓と記念碑がある。この画像を見ると、どれだけ深いつながりだったのかが分かる pic.twitter.com/MzTBIJjS7u— kakuyokusyugi (@kakuyokusyugi) May 6, 2022
こういった情報工作の中で、ソ連側は「プロローグはCIAのプロパガンダ機関だ」と非難したり、それに感化された連中を取り締まったりしたし、
欧米は「人権弾圧だー」非難したりと、平時にはそういう戦いを行っている。— kakuyokusyugi (@kakuyokusyugi) May 6, 2022
カーター大統領の国家安全保障顧問ブレジンスキーなどもこの作戦を強化するように要請していたし、情報工作の争いは、英国や米国の専門家からすれば常識の話。— kakuyokusyugi (@kakuyokusyugi) May 6, 2022
この作戦以外にも、以前ツイートしたように、国際会議を開いて反共産主義工作の作戦会議や連帯が行われている。
表も裏も使った様々な反共工作の作戦のなかで、米国はウクライナ国内で「ネオナチ(反露)のナショナリズム」をはぐくみ育てていった。https://t.co/Lt46caywsf— kakuyokusyugi (@kakuyokusyugi) May 6, 2022
情報工作の話は”教科書に載っていない”ので、日本の軍事・国際政治の専門家たちは、平時で一番重要な情報工作のことを全く理解していない。
そのため、ナショナリズムの高揚や民主化の高まり、またそのような活動や思想がまるで自発的かのような発言をテレビなどで繰り返している。— kakuyokusyugi (@kakuyokusyugi) May 6, 2022
そして、情報工作を知ってる人間たちが、その文脈で論を展開したり話をすると、無知な彼らは「陰謀論だ」と攻撃してくる。
そのやり取りを見るたびに「時代に取り残されてたオワコン達が、またなんか言ってる」と思ってしまう。— kakuyokusyugi (@kakuyokusyugi) May 6, 2022
CIAは公式ホームページで機密情報を公開してる。
専門家を名乗るなら、陰謀論と決めつける前に、せめてさわりだけでも調べろよと思う。
(ちなみにボリュームは44まであるので公開されてる資料は膨大です。私は学者じゃないので計画が書いてるボリューム9までで見るのをやめました) pic.twitter.com/kRTg0XmMtW— kakuyokusyugi (@kakuyokusyugi) May 6, 2022
3~4番目の動画では、“2014年に、正当な選挙で選ばれたヤヌコビッチ大統領を追放して、米国の傀儡に替える政権交代を米国は仕掛ける。米国防省のヌーランドがウクライナの大統領を決めている。電話の記録が残っている。…これは米国が仕掛けたウクライナの政権交代であり、目的は(ウクライナの不安定化を通じた)プーチン政権の不安定化である。露は通信傍受もして把握している。…ウクライナ西部のネオナチ勢力を活用したクーデターである。ステファン・バンデラはウクライナ人の純血を信じる1930年~50年代の活動家。…ユダヤ人を3万人以上虐殺した。第二次大戦中はナチスドイツの諜報機関がバンデラを支援。ドイツ敗戦後、ナチスドイツの諜報機関を米CIAが吸収し、米CIAがバンデラを支援し、反ソ連活動に利用。…(バンデラに代表される)ウクライナ人は人種差別主義者なのだ。ロシア人やポーランド人を下等人種とみていて、ウクライナの土地から除去しなければいけないと考えている。作り話ではない。すべて資料に残っている。”と言っています。
“続きはこちらから”は「ウクライナの情報工作の簡単な歴史」です。米国は1950年代から、コードネーム「AERODYNAMIC(エアロダイナミック)」と名付けられた情報工作を行って、ウクライナ人の民族主義を焚きつけて、内部からソ連を破壊しようとしてきたことが、CIAの公開情報から明らかにされているとのことです。