注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
5月29日に新潟県知事選が行われる。現職の花角英世知事は、自民に加え公明党はもちろん、国民民主党、さらには連合新潟の支持まで受ける盤石の態勢だ。花角氏が選挙戦で原発について何を言うかわからないが、原発推進の自民とこれまた原発利権企業の組合に支配される連合、そして、その連合の原発候補を擁する国民民主が応援するから、彼が原発を止めることはあり得ない。
一方、これだけ盤石の現職候補に脱原発で反旗を翻す候補はいないのではと思われたのだが、そこに救世主が現れた。片桐奈保美氏だ。片桐氏は、脱原発運動のリーダーである一方、バリバリの女性経営者。無借金経営で50年間赤字決算ゼロ、住宅建築で県内1位を保持する企業の副社長で新潟経済同友会副代表幹事でもある。驚くべきマルチタレントだ。
ところが、立憲民主党は片桐支持ではなく自主投票だという。連合に気兼ねして、脱原発を明確に打ち出せないのだ。
片桐氏は今回の立候補で自身のビジネスに大逆風が吹くのは確実。それでも、子や孫の世代のためにと身を捨てて立候補したことに、小泉氏もいたく感動し、片桐支持を打ち出した。
新潟県知事選は、日本のエネルギー政策の大転換が実現するか、それとも、旧態依然の原子力ムラのために危険な原発に依存し続けるかの分かれ道。日本の命運を決める戦いになりそうだ。
1)昨日、一昨日と #片桐なおみ さんの新潟県知事選のお手伝い。
— おしどりマコ@脱被ばく。知りたがりの怒りんぼで半径5mを変えていく。 (@makomelo) May 19, 2022
2日目は車でなおみさんの隣に座り、いろんなお話しを伺えました
柏崎刈羽原発の建設反対の団結小屋で機動隊にゴボウ抜きされた唯一の女性。そのとき「私の人生終わった」と思うくらい怖かったけど「別に終わらんかったわね」
2)#片桐なおみ
— おしどりマコ@脱被ばく。知りたがりの怒りんぼで半径5mを変えていく。 (@makomelo) May 19, 2022
「巻町原発建設に反対するママの会を作ったんよ、たった3人から始めてね」お子さんを背中に背負って、手書きのチラシを配った話。(巻原発の住民主体の住民投票の経緯など、巻町の原発を建設させなかった経緯は本当にすごいから皆さん調べてみて!)
3)#片桐なおみ
— おしどりマコ@脱被ばく。知りたがりの怒りんぼで半径5mを変えていく。 (@makomelo) May 19, 2022
選対の共同代表のお一人は、長岡市でお子さんを育ててらしたときの担任の先生。そのときのPTAで一緒だった方々も選対に。柏崎市の市長選で、原発反対の候補者は、なおみさんのお連れ合いの同級生の近藤正道・元参議院議員。
4)#片桐なおみ さんの選挙について回ったら、新潟県での原発反対運動の歴史に触れる感じでした。
— おしどりマコ@脱被ばく。知りたがりの怒りんぼで半径5mを変えていく。 (@makomelo) May 19, 2022
あちこちに、なおみさんと数十年闘ってきた同志がおられる感じ。
今まで、裏方に徹して、脱原発運動・脱原発の選挙を支援してきたなおみさんだけど、今回はやるしかない、と出馬を決意。
5)#片桐なおみ さんのことをご存知ない方には(私も数年前まで存じてませんでした!)
— おしどりマコ@脱被ばく。知りたがりの怒りんぼで半径5mを変えていく。 (@makomelo) May 19, 2022
ん?建設会社副社長?新潟経済同友会副代表?そういう方がなんで脱原発?原発利権のほうじゃないの?となると思います。
「私さ、経済界の集まりとかでもわざと推進派にお酌に行って
6)#片桐なおみ
— おしどりマコ@脱被ばく。知りたがりの怒りんぼで半径5mを変えていく。 (@makomelo) May 19, 2022
「私さ、経済界の集まりで、推進派にわざわざお酌に行って『こういうとこでは言いませんけど私は原発反対です』て言っちゃうの! そうしたらにが~い顔で『放射能なんてすぐ消えるんだよ』て言うんだわ!な~に言ってんだか!」
無借金で50年間建設会社を経営して、それが県内
7)#片桐なおみ 無借金で50年間建設会社を経営、県内トップメーカーという凄み。
— おしどりマコ@脱被ばく。知りたがりの怒りんぼで半径5mを変えていく。 (@makomelo) May 19, 2022
県の入札監視委員会の委員も務めてらして「原発も無駄だけど、他もまだまだ無駄がある、新潟県は本当にお金を使うべきところに使えてない!」
ビジネスの才覚もある、ゴリゴリの脱原発の方が
原発に頼らず、
8)#片桐なおみ
— おしどりマコ@脱被ばく。知りたがりの怒りんぼで半径5mを変えていく。 (@makomelo) May 19, 2022
ビジネスの才覚もある、ゴリゴリの脱原発の方が
原発に頼らず、自然と人間を大切にして新潟県を経営し、それを次世代に残すべき、という県知事選です。
「中学生のときにたまたま柏崎刈羽原発建設予定地に行ったことがあるの。なんも原発とか知らんときよ?」
9)#片桐なおみ
— おしどりマコ@脱被ばく。知りたがりの怒りんぼで半径5mを変えていく。 (@makomelo) May 19, 2022
「でもそこの家は柏崎刈羽原発が立ち、巨万の富を得たけど、幸せになってないの。原発で富を得ても、人間の縁を壊すし、自然も壊すの。途絶えるの。
私はね、豊かな新潟のために、原発を失くしたいの。縁も自然も壊さずに、私は新潟県を経営できる。どうしても原発を失くしたい」
10)新潟県知事選、期日前投票で片桐さんに入れてください。入れた方は周囲の方にお話しください。(私はタクシーの運転手さんなど数票ゲットしてきました!)
— おしどりマコ@脱被ばく。知りたがりの怒りんぼで半径5mを変えていく。 (@makomelo) May 19, 2022
まずは #片桐なおみ さんを知ってみて! ということで連ツィしました。共有・拡散してくださると嬉しいです!!
そして応援に入った山本太郎代表の演説です。なぜ片桐候補を応援しなければならないか。新潟だけではない地方の姿も見えてきます。
地方自治が国の「言いなり」になってしまったら県民の生命財産は守れない。今の花角知事が国の望むままコストカットをした結果、病床削減、医療従事者が減って県民の生命、健康を危険に晒している。公務員の給与カットをした結果、雇用の受け皿が縮小し、地域に回るお金が減り、新潟県の経済を危険に晒している。やるべきは国に対してしっかりとお金をつけろということで、それができる知事が必要。そして世界一大きな刈羽原発がある。前の知事(米山知事)が再稼働に3つの歯止めをかけてくれていた。ところが花角知事は一部の既得権者のために反故にして、新潟県民と日本国民の生命財産を危険に晒している。まちがっていることは、まちがっていると言える知事が必要。それができる政治家がいない中、止むに止まれず手を挙げたのが片桐さんだ。みんなの本気が問われている、と。
311から得た全てを政治に込めた山本太郎代表の人生をも感じる激しい訴えは、お涙頂戴型の街頭演説とは一線を画すものでした。