注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

European leaders go to Washington today to beg an American President to let them carry on killing themselves.
— Johnny miller (@johnnyjmils) August 18, 2025
This is one of the most shameful moments in the history of the European people.
The peace they are holding out for will only mean more war. They need to accept reality pic.twitter.com/e9GcSOGwzU
これはヨーロッパの人々の歴史における最も恥ずべき瞬間の一つだ。
彼らが待ち望む平和は、さらなる戦争を意味するだけだ。彼らは現実を受け入れる必要がある。
ウch L**
— すらいと.Slight. (@slightsight) August 18, 2025
Zeleはゲームに敗北しつつある。大統領府室長の外交策失敗の帰結だ:
1. Alaskaサミットが実現した。Putinが国際舞台に戻って来た
2. ウには最終通告が突き付けられている。厳しい和平案に調印するか、自身で戦え(自動的に今後Kievの条件は更に悪化する)。領土奪還は消え、取られる一方になる
3. メディア上、Kievは戦闘を続ける正当性戦争に敗北しつつある。ウだけでない、世界中が紛争継続に辟易している
— すらいと.Slight. (@slightsight) August 18, 2025
ZeYermakは、事実上ウを米国と欧州の采配下に誘導してしまった。彼らは自分達の利益を主眼に、決着させるだろう。
ウch R**
— すらいと.Slight. (@slightsight) August 18, 2025
世論調査は、Trumpがウ紛争を見切ることを強く示唆している。彼がAlaskaで行ったセレモニーは、まさに有権者に向けたアピールだった。Putinとの会談後、国内の支持率は54%に上昇した。
報道官がポストしている。
分析はいらない。彼の支持者はウに飽きており、…
アラスカで開かれたウラジミル・プーチン露大統領とドナルド・トランプ米大統領の会談ではウクライナ情勢だけでなく、ロシアとアメリカの貿易、エネルギー、テクノロジー、宇宙などに関する問題、そして北極圏における両国の協力などについて話し合われたという。米露の関係修復が議題になったことが明確になってきた。
この会談の成果をプーチン大統領やトランプ大統領は概ね満足しているようだが、ロシアを疲弊させ、その利権にありつくために戦争を推進してきたイギリス、ドイツ、フランスをはじめとするヨーロッパ諸国、ロシアとの戦争を始めたネオコンに担がれたヒラリー・クリントンらは激怒、その配下の有力メディアはプーチンやトランプに罵詈雑言を浴びせている。それだけ実り多い会談だったのだろう。
ウクライナでの戦争を煽ってきたヨーロッパ諸国やアメリカのネオコン、そして西側の有力メディアはこの戦争でロシアが疲弊し、経済は破綻して政権が転覆、再び西側の属国、あるいは植民地になると主張してきたが、現実のロシアは経済が成長、プーチン政権は盤石で、その存在感が強まっている。経済が破綻、体制が揺らぎ、言論統制を強化して締め付けを強めているのはEU諸国だ。民意が反映されないEUという寡頭制体制は破綻したと言えるだろう。
ANNニュースは、“ロシアへの制裁に言及することも一切なく、会談前に言っていた「即時停戦を求める」との方針は、「和平合意を目指す」に転換されました。…孤立を深めるロシアが、米ロの関係修復をアピールする機会にもなりました。(40秒)”と報じています。
そして、日本時間の8月19日午前2時すぎからホワイトハウスでトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の首脳会談が行われ、その後、イギリスのキア・スターマー首相、フランスのエマニュエル・マクロン大統領、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相、イタリアのジョルジャ・メローニ首相、フィンランドのアレクサンデル・ストゥブ首相、そしてアホズラ・スンナヨ・ライエン、じゃなかったウルズラ・フォン・デア・ライエンEU委員長、マルク・ルッテNATO事務総長を交えての会合が行われました。
他のメンバーはともかく、ここにフィンランドの首相がいるのは不思議ではないでしょうか? すらいと氏のツイートによれば、“フィンランドは戦中ナチスドイツにつき、ソ連と戦い1942年までに敗北を喫した。ソ連領にならなかったのは、当時の首脳らが永世中立を誓い、領土を一部割譲することで講和したから。”とあります。
実は、現在情勢が極めて不安定で、徐々にエスカレートしている地域の一つがバルト海地域なのです。
『もし明日、ヨーロッパとの戦争が起こるとしたら。このような事態の展開はどれほど現実的でしょうか?』によれば、“ロシアの脆弱性は、輸出インフラの多くがバルト海と黒海の狭く、容易に封鎖される海路に依存していることにあり、NATO諸国は、演習や「航行の自由」作戦を装い、ロシアに対する海上封鎖のシナリオを訓練している。最悪のシナリオでは、数年後にはバルト海での軍事紛争が現実のものとなる可能性がある。”のです。
トランプは、中間選挙に向けて急落した支持率を回復するために、ノーベル平和賞を欲しがっているように見えますが、一方でウクライナ戦争後の新たな紛争の火種を仕込んでいると言えます。