注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
(中略) 総務省の有識者会議は、裁判を起こさなくても情報開示を受けられる仕組みや、投稿者を特定するために開示する情報の対象に電話番号を加えることなどを検討しています。
(中略)
PT座長を務める三原じゅん子女性局長は会合後、「ネット上の匿名での誹謗中傷は無法地帯といっても過言ではない。厳罰化や犯罪であるという位置付けをしていかないといけない」と記者団に語った。
(以下略)
木村さんの死を、政府が国民監視に利用するのは最悪の展開。「SNSによる誹謗中傷で被害者が出た場合はSNSも責任を負う」という法律などでSNSに自主管理させて、政府が個人情報に介在するのだけは避けなければ。#木村花さんを政府の国民監視に利用するな https://t.co/jEoefQnmbo
— 町山智浩 (@TomoMachi) May 26, 2020
SNSが規約違反で取り締まればいいものを、政府が国民監視に利用するという最悪の展開に。 https://t.co/jEoefQnmbo
— 町山智浩 (@TomoMachi) May 26, 2020
高市早苗総務大臣と三原じゅん子議員が大喜びでこれを推進していることに危機感を持った方がいいと思います。#木村花さんを政府の国民監視に利用するな https://t.co/K8Orj2yyBM
— 町山智浩 (@TomoMachi) May 26, 2020
規制されるべきは差別や人格攻撃です。でも、それをしている人々から支持される政治家が規制を法制化しようとしています。彼らは自分たちに向けられた批判や風刺を誹謗中傷として封殺するのではないか。そう危惧せざるを得ません。 #ネット上の誹謗中傷対策を政治的言論の封殺に利用しないでください https://t.co/5ojyVvC3Z7
— 町山智浩 (@TomoMachi) May 27, 2020
» 続きはこちらから
これについて、まさにSNS上での意見が充実し活発です。
SNSの利用規約を改善することもなく、いきなり政府による監視・取り締まりを許すのは、27日にスーパーシティ法案が可決された流れでかなり不気味です。本当に悪質な誹謗中傷の規制ではなく、安倍政権、安倍首相への批判を取り締まる方向に使われることを多くの方が危惧され、それはこれまでの政権のデタラメを見れば説得力絶大です。LITERAによると、そもそも亡くなられたタレントさんについて、出演していたテレビ番組が彼女への非難を煽るような構成になっていて、SNSの炎上はその結果だという見方があります。であれば彼女はテレビ番組の被害者でSNSを規制するのはお門違いです。
政府は国民監視の前に「まずは自民党J-NSC(ネットサポーター)への反省を」してから出直すべし。
ところで、ネット上の誹謗中傷対応が専門の弁護士さんの元に相談が殺到しているそうです。誹謗中傷した「側」の相談というところに、日本の闇を感じます。