注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
Hideyuki Hirakawaさんのツイートで示された「科学論文の減少」を示すショッキングなグラフがネット上で話題になっています。
(中略)
2005年から2015年の間にどれだけ各国の科学論文が減少したかを示すものなのですが、ひとつだけ巨大に膨れあがった国があり、それがわが国日本です。
ツイートはシャンティ・フーラが挿入日本スゴイ。国立大法人化後、2005〜2015年間の世界の「科学研究の凋落」マップで断トツ。まるで暴走した鉄雄(AKIRA)の腕のように肥大している右側の膨らみが日本。「選択と集中」の結果か。
— Hideyuki Hirakawa (@hirakawah) 2018年8月15日
Worldmapper: Science Decline 2005-2015 - https://t.co/H5YaksFLJG
(中略)
逆にこちらは「科学論文の増加」を示す「Science Growth 2005-2015」というグラフ。
ツイートはシャンティ・フーラが挿入(承前)同期間の「科学研究における成長」のマップも見ると、もっと辛くなれる。日本は、まるっと膨らんだ朝鮮半島(韓国)の右横、エビの背わたのように垂れ下がっている。https://t.co/eXRn9PXdVt
— Hideyuki Hirakawa (@hirakawah) 2018年8月15日
中国が圧倒的な増加数を見せていますが、インドがこれに次ぎ、アメリカ合衆国、韓国、ブラジル、イランと続いています。
(中略)
論文が発表されるためには研究者の層を厚くしなければならないことは言うまでもありません。多くの研究者が多才な研究をすればこそ、影響力のある研究がその中から出てくるもの。
科学技術白書でも2003年前後をピークとしているように、小泉政権が2004年に行った国立大学の法人化の失敗を認めて大規模な方向転換を行うことは何よりも大切です。
(以下略)
日本最高!と言ってる人たちが見たくない現実がここにある。 pic.twitter.com/YB5jCJ9ids
— iano (@ianoianoianoo) August 23, 2018
アベノミクス失敗の証拠、、
— Moira_全力で貧困改善 (@sugi_moira) August 24, 2018
貧乏人が増えている、格差拡大は適切な表現ではない、貧乏人が増えているのだ。 pic.twitter.com/p40GIHo05I
» 続きはこちらから
確か、ノーベル医学賞を受賞した山中教授の研究所の職員の9割が非正規で、山中教授が寄付を募らなければならないという現状です。ノーベル賞受賞者の研究室には、潤沢に研究費が流れ込むのが普通だと思っていましたが、どうやらそうではないようです。この国では、その研究が国民の利益になって、製薬会社や政治家の利益にならないものには、研究費が流れ込まないようなシステムになっているとしか考えられません。
冒頭の記事とそれに続くツイートは、日本が本当に危機的状況にあることを示します。普通なら、このような惨状をもたらした自民党政権に対して、国民は激怒し即刻退場を求めるはずなのですが、そこはそれ、世界で最も洗脳されている日本国民です。電通の工作が、今のところ功を奏しているといえます。
“続きはこちらから”では、日本の価値を激減させた黒田日銀に対して、ようやく怒りの声が出てきたとありますが、“もうどうにもならない”と経済通は嘆いています。このままでは、日本はギリシャ化してしまうとあります。
そのギリシャですが、ポール・クレイグ・ロバーツ氏は、“ギリシャはもう終わりで、死んで、おしまいだ”と言っています。ギリシャの状況を見ると、日本と共通する部分が多いのがわかります。違うのは、ギリシャが外国から金を借りているために緊縮財政を強要され、公共財産が略奪されているのに対し、日本は、自ら緊縮政策を実施し、水道事業を外資に売り渡すなどの売国政策を行っているという点です。
ただ視点を変えると、現行の金融システムの延命のために、ギリシャと日本が衰退していく間に、板垣英憲氏の情報によれば、MSA資金の運用益が欧米の銀行に分配され、世界経済に大きな影響を与える銀行の不良債権処理は既に終わっているとのことです。なので、ギリシャ、イタリア、スペイン…などの国のデフォルト、あるいはアメリカの意図的なデフォルトで、一旦現在の経済システムが破壊される可能性は高いと思っているのですが、それはおそらく制御された混沌で、次の新金融システムが速やかに立ち上がる可能性があると思っています。
この方面で、かなり多くの人が努力をしていると思うのですが、残念ながら、全くと言っていいほど、この分野の情報が出てきません。
なので、万一のための準備は怠らないようにした方が、身のためだということになります。ぺりどっと通信は、その万一の時に役立つかも知れません。