竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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ファーストフードは脳内に取り返しのつかない変化をもたらす!?
© Sputnik/ Petr Chernov
米国の首都ワシントンにあるアメリカン大学行動神経科学センターのテリー・ダビッドソン所長は「我々は、腹がすいてもいないのに、有害な食品を『食べさせられている』」と主張している。複数のマスメディアがnpr.org(ナショナル・パブリック・ラジオ)を引用して伝えた。
ダビッドソン所長と彼の研究グループは、マウスを使った動物実験を行い、マウスの脳を調べた。それによると、
ファーストフードを食べたマウスは、一定の時間が経過すると、奇妙な行動をとり始めることが分かった。
マウスの記憶をつかさどる
海馬の部分に特徴的な病変が生じ、マウスは、
空腹でない時でさえも、ファーストフードを食べるようになった。学者らは、マウスには単に「腹がいっぱいになった」という感覚がなくなったのだと考えている。
彼らの意見によれば、
もし人間が、こうした有害な食品を長く、食べ続けた場合、脳の中の飽食感をつかさどる部分がブロックされてしまい、さらにそうした食品をつい食べてしまうようになる、とのことだ。
また、
そうした人々の記憶は、有害食品を食べない人に比べ何倍も悪く、脳の老化もはるかに速くなるという。
先に伝えられたところによると、ファストフードで使われる、油をはじく包装紙や容器には、食べ物に染み込むおそれがある化学物質が使われているケースが半数ほど。
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健康に生きるため、なぜ人は皆 飢えればならないのか?
専門家らは、正しい断食が何をもたらすのかについて、まず第一に、健康な脳細胞数の復活、免疫システムの強化、そして安眠その他の肯定的結果を挙げている。
ファーストフードは脳内に取り返しのつかない変化をもたらす!?
飢餓状態は、事実上、健康な脳細胞の数を増加させる。
食べるものを少なくすることは、認知機能の低下を抑え、それに抗することにつながる。さらに妥当なダイエットは、
一つのことに集中し熱中する能力を高める。
また
断食は、免疫システムを「リセット」し、他の原子や分子と反応して、相手から電子を奪い取る、 つまり、相手の物質を酸化する力が強い
「フリーラジカル」分子による損傷からシステムを守ってくれる。
またダイエットは、体内の炎症プロセスの一種の調整役として働く。規則正しい食事は、血圧のレベルを安定して高く保ち、成長ホルモンの含有量を増やす。
調査により明らかになったところでは、
16時間のミニ断食によりたまった疲れを除去でき、夢のサイクルを正常に戻すことができる。
加えて、正しい断食やダイエットをすれば、皮膚がきれいになり、目つきが明るく視力もよくなる。これは、体内の解毒において重要な役割を演ずる成長ホルモンが放出されることからくると見られている。
先に、アメリカの学者達は、健康を維持し寿命を長くするためには、どのような食生活を送ればよいのか
明らかにした。
以下の動画では腸内マイクロバイオーム(microbiome)という言葉が使われています。
豆知識
話を腸内フローラに戻します。一昔前は100種類程度と考えられていた腸内細菌の種類ですが、遺伝子解析技術の発達により
現在では、500~1000種類と考えられるようになってきており、その総数は100兆個にもなります。
人の全細胞数が37兆個(60兆個とするのが主流だったが最近37兆個とする論文が出た)と言われていますから、その数の多さがお分かりになるかと思います。シャンティ・フーラ読者の皆さんが大好きな「○んこ」の二分の一から三分の一が細菌です。
腸内フローラは、食事、ストレス、運動、抗生物質の投与などによって簡単に変化します。その中でも普段私達が気をつけなくてはいけないのは、食事です。以下の動画では、食物繊維の重要性が語られています。
腸内細菌は、宿主の身体の健康ばかりか、心の健康まで影響を及ぼしていることが明らかになってきており、その重要性が益々認識されてきています。
動画でも触れられているとおり、腸内を正常に保つためには、野菜や発酵食品を積極的に摂ることが大切です。それと、毎日にお通じのチェックも忘れずに!!健康のバロメーターです。(モリモリ食べてモリモリ出しましょう。)