中国の証券市場の株暴落について、ロシア直接投資ファンドのキリル・ドミトリエフ総裁は、短期的性格のものであり、安定は近いうちにものぞめるとの見方を表している。
ドミトリエフ総裁はリアノーボスチ通信からのインタビューに対し、「中国市場での出来事は短期的な変動であり、近いうちに終了すると見ている。中国市場は今年初めからあまりにも強力に成長したことから、修正は不可避だった」と語った。
総裁いわく、現在、中国政権は状況を安定化させようと、非常に積極的な措置をとっている。
「これは成長する市場の訓練プロセスの一部であり、株式市場は急上昇も急落も経験しうる。だがこれを抜きにして市民に市場の仕組みを理解させることはできない。多くの人は市場とは上に伸びる一方のものと感じているが、それは正しくない。」
「中国市場のボラティリティーは非常に目立つ。だが
われわれは近い将来すべては前向きに解決すると確信している。しかも中国自身にとって、市民が市場が、リテール投資家も含め、どう動いているかをより明確に理解し、投資を行なう際により慎重に、現実的になるという観点からすると、前向きな効果を伴って解決されるだろう。有り金全部を市場につぎ込んではならない。これはリスキーだ。一部は銀行に預け、市場への投資はほんの一部にせねばならない。」
中国証券取引所は中国経済の不透明な見通しを反映し、暴落し続けている。中国政権のとった刺激策も中国経済の後退を未然に防ぐことはできなかった。
状況の安定化のため、中国のレギュレーターはすぐに利率を下げ、株式公開を一時中断する可能性も検討することを決めた。ところが政府の努力は投資家らには通じていない。中国証券市場は6月半ばから30%以上も急落している。
コメントでは、“日本が現代文明の模範”であるとか、“日本人の素養が高い”と評価されていますが、素養が高いのは庶民です。
かつての日本の軍隊を見ても、世界最高の2等兵と、最低の将校たちで構成されていました。
記事では、“日本人が中国人を見下し中国を敵視しているのも事実”とあり、確かにそうした日本人も多いかも知れません。しかし、日本人が中国人や他のアジアの諸国の人たちを見下す理由が単に経済力だとすれば、実に情けない話だと思います。
私は、中国の思想や仙道、道教などの神秘行もよく理解しているので、中国の人を見下す気持ちにはとてもなれません。他人を見下すという悪癖を無くせば、単に“素養が高い”のではなく、“徳が高い”と言われるようになります。本来、教育で目指すべきはこちらです。