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[櫻井ジャーナル]特定秘密保護法で原発事故、核兵器開発、戦争に関する事実を隠そうとする政府にマスコミが協力

竹下雅敏氏からの情報です。
 記事を読んでいただければ、特定秘密保護法の目的は明らかです。文末に集団的自衛権が行使され、アメリカの侵略の共同正犯になるとありますが、実はアメリカ側の要請というよりも、むしろ日本の支配層が積極的に動いているのではないかと思います。
 日本が戦時中アジアを侵略したことは疑いようのない事実で、その同じ血筋の者たちが、今の政権とその背後に居るのです。したがって彼らの思惑は中東・アフリカ・その他の諸国を、明確な意図をもってアメリカと共に侵略するつもりなのだと思います。しかし特定秘密保護法で情報が隠されてしまえば、国民は日本が国家としてそうした侵略戦争に加担していることがわからなくなってしまいます。安倍政権は、次の大統領選は共和党が取ると思っているのでしょう。しかし、それまでこの悪人どもが権力の座に居られるとは思えません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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特定秘密保護法で原発事故、核兵器開発、戦争に関する事実を隠そうとする政府にマスコミが協力
転載元より抜粋)
 日本の支配層が「特定秘密保護法」の成立を急ぐ理由は自分たちの悪事を隠したいからだろう。これまでも霞ヶ関の官僚たちは情報を独占、国民から隠してきたが、こうした法律を制定し、事実を明らかにしようとする人びとを厳罰に処すとしている。それだけ必死に隠さなければならない事態が生じたということだ。

 東電福島第一原発の事故が支配層にこの法律を作らせた理由のひとつだと考える人は国外でも少なくない。
東京電力は嘘をつき続け、菅直人政権も安倍晋三政権も事実を隠してきたが、事故による影響が予想以上に早く現れているようなので、焦っているはずだ。

 日本のマスコミは支配層の宣伝に徹しているが、市民の調査を抑えることは難しく、内部告発があれば致命的。核兵器の開発に関する情報が漏れることも恐れているだろう。これはアメリカの好戦派とも連携、集団的自衛権ともリンクしている可能性が高い。

 ニクソン大統領の補佐官だったヘンリー・キッシンジャーはイスラエルと同じように日本も核武装した方が良いと周囲に漏らしていたとアメリカの調査ジャーナリスト、シーモア・ハーシュは書いている。その延長線上に高速炉、「もんじゅ」と「常陽」の開発はある。常陽の燃料を供給していたのが臨界事故を起こしたJCOだ。

 CIAの幹部に情報源を持つジャーナリスト、ジョセフ・トレントによると、レーガン政権時代以降、日本は兵器級プルトニウム70トンを蓄積、IAEA(国際原子力機関)は黙認してきたと主張している。(日本語訳原文このプルトニウムの一部が外国へ提供されている可能性も否定できない。

 アメリカの世界制覇プラン、ウォルフォウィッツ・ドクトリンを描いたグループの中心はポール・ウォルフォウィッツ。ネオコン、つまり親イスラエル派(シオニスト)の大物として知られている。

 プランの大本には「大イスラエル構想」、ナイル川とユーフラテス川に挟まれた地域をイスラエルの領土にするという計画がある。

 石油や天然ガスなどの資源も支配し、中東/北アフリカの支配者になろうとうことだろうが、そのためにレバノン、シリア、イラク、エジプト、サウジアラビアなどを民族や宗派ごとの小国家に分割、相互の対立を煽って消耗させようとしている。イラクは3分割が予定されているが、そのプランに沿ってIS(ISIS、ISIL、IEILとも表記される)は動いている。

 集団的自衛権が行使されるとアメリカが行う侵略の共同正犯になる。その犯罪を隠すために「特定秘密保護法」は必要だということだろう。この法律を導入する下地作りをしているのがマスコミにほかならない。

[The Muslim Issue他]ISISが、コバニにいる1万2000人のクルド人兵士と一般市民に対して化学兵器を使おうとしている

 情報提供は、竹下氏からです。
 昨日の記事で紹介のあったコバニで、化学兵器が使用されたようです。犠牲になった女性兵士の写真が数点あります。コバニでは、多くの女性兵士が前線に立っているようです。ISISは、さらに1万2000人の兵士と一般市民に対して化学兵器を使おうとしているようです。“ISISの大虐殺を阻止するために直ちに行動することを全世界に強く要請”しています。
 また、コバニ住人は、現在できるだけトルコ国境ぎりぎりの場所へと移動しているようですが、トルコ側は大量の避難民流入に国境を統制しているようです。トルコ国内ではクルド人の政府批判のデモもあいついでいるようなので、見殺しにしたいのでしょうか。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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#savekobane
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コバニの追いつめられた1万2000人のクルド人兵士と一般市民に対して化学兵器を使用しているISIS
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[ROCKWAY EXPRESS]トルコはクルド人部隊よりイスラム国部隊の方を好む

竹下雅敏氏からの情報です。
 今日のAFPの記事で、トルコがシリア国内のISISに対する空爆にトルコの空軍基地の使用を認めないとありましたが、その理由がわからないでいました。それがこの記事ではっきりとしました。
トルコはクルド人勢力を敵視しており、ISISの攻撃によって“シリアとトルコの国境沿いにあるクルド人地区の最大の都市の一つである”コバニが陥落するのを望んでいるということのようです。クルド人は民族独立を悲願としているため、トルコはクルド人を国家の分裂につながる危険な勢力と見ているのだと思います。
 ROCKWAY EXPRESSの管理人の方はある種の予言者のような人で、これまで彼が発言した通りの道筋で中東の物事が動いていると言っても、言い過ぎではありません。この記事のコメントの最後の部分、“彼らの独立運動がより一層過激になるかもしれない”に注目したいと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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トルコはクルド人部隊よりイスラム国部隊の方を好む
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[AFP 他]ガザ復興国際会議、各国が総額5800億円拠出を表明/米国、ガザに2億1200万ドル提供

竹下雅敏氏からの情報です。
 驚愕のニュース。ロシアの声の記事を見て、驚きました。これが本当にケリー国務長官の言葉なのか?パレスチナのアッバス大統領は、国際社会に400万ドルの支援を求めようとして、何と約54億ドルの支援が約束されたとのこと。やはり先の戦争で勝利したのはパレスチナだったのか。
 どうやら“世界の繁栄プログラム”が始まったのではないかという気がします。“続きはこちらから”以降で、プーチン大統領とバーレーン国王が良好な関係であることを示す写真があります。どう見てもバーレーンのハリーファ国王は改心しているようにしか思えません。ものすごい勢いで世界が変わっているという気がします。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ガザ復興国際会議、各国が総額5800億円拠出を表明
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米国、ガザに2億1200万ドル提供
転載元)
© Photo: AP/Adel Hana

© Photo: AP/Adel Hana



米国はガザ地区復興に2億1200万ドルを供与する。ケリー国務長官の発表をロイター通信が伝えた。

「ガザ市民は我々の支援を渇望している。明日や来週と言わず、今必要なのだ」と長官。

ケリー長官は日曜朝、イスラエルとの先日の軍事衝突で破壊されたパレスチナのガザ地区の復興に関する協議を行うため、カイロに到着した。

先の報道によれば、パレスチナ自治政府のアッバス大統領は国際社会に対し、イスラエルからの攻撃による破壊からガザを復興するために400万ドルの支援を提供するよう求める意向であった。

パレスチナ側の発表では、50日間続いた今般の戦闘では、2100人が死亡、家屋6万戸ならびに公共・商業施設5000あまりが損傷した。
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[The Voice of Russia]児童虐待、イスラム国戦闘員が7歳の少女と結婚 (ん?)  ISISの強姦魔→優しいお兄さん

竹下雅敏氏からの情報です。
 それらしい風貌から、ISISを貶めるために幼い少女の強姦魔として世界中に拡散された写真が、実はコーラン朗読コンクールでの一幕だったとのこと。
 事実は強姦魔ではなく、優しいお兄さんだったということで、一枚の写真がどのように伝えられるかが大問題ということです。この一件のように、ISISはことさら凶悪な集団として欧米メディアに意図的に描かれているようです。
 中には確かにそういう人も居るのでしょうが、実態はかなり違うと考えた方が良いように思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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児童虐待、イスラム国戦闘員が7歳の少女と結婚 (ん?) (VIDEO)
転載元より抜粋)
Screenshot: YouTube

Screenshot: YouTube


この世は多くの監視カメラで見張られている。あっと驚く映像は、その数分後にはもうネット上に掲載されている。そんなわけで「イスラム国」に占領されたモスルの町で同「国」の武装戦闘員が9歳のキリスト教徒の少女に婚姻を強要している写真もインターネット上に登場した。

強姦の前に泣き叫ぶ9歳の少女は隣にいやな笑みを浮かべて立ち尽くす強姦者とほぼ同じ感情を呼び起こす。ソーシャルネット、続いてマスコミは激昂し、このニュースを流しながら、「誰がこの子どもを守るのか?」と訴え続けた。そうするうちにこの少女の年齢は、コメントを書き込んだ人々の憤慨のせいで「7歳」に変わった。
そしてその数日後、ネット上には全貌を映したビデオが登場した。

1. 少女はキリスト教徒ではなく、イスラム教徒だった。
2. この事件は去年、シリアで起きたものだった。
3. 少女はコーラン朗読コンクールに出演し、頭が混乱して泣き出してしまった。

とはいえこの全貌が明らかにされても「イスラム国」のテロの本質がもちろん変わるわけではない。
同時にシリアでも、イラク、ウクライナでも何十億台もの監視カメラは私たちに真実へ目を開かせてくれているだけではなく、私たちの目をふさぐ役割も果たしている。ですから、どうぞ皆さんもお気をつけて。