注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
今回ご紹介するイスラエルの研究は、もう「決定打」といえるものだと思います。
この論文は、コロナ自然感染での免疫を持つ人との比較で、
「ワクチンを接種した人はデルタ株から著しく保護されない」
ことが示されたものです。
まあ、今、イスラエルは大変なことになっているんですが、世界最速最大のワクチン接種キャンペーンを展開した人口 900万人のこの国では、今、「世界最大規模のデルタ株の災害」に見舞われています。
イスラエルでは、昨年 12月からワクチン接種が始まり、非常に早い段階で成人の多くがワクチン接種を受け、現在では成人の人口の 8割(NHK)が二回のワクチン接種を終えていますが、ここにきて、
「パンデミックが始まって以来、最大級の感染確認数となっている」
のです。
(中略)
なお、このイスラエルのことは最近よく取り上げますが、「他の国のこと」として取り上げているわけではないです。
イスラエルでは、主にファイザー社製ワクチンが用いられていますが、日本なども含めて、
「同じようなワクチンを大量に接種した国では、おそらく同じようになる」
と考えられるのです。
以下の記事などでも書いています。
日本でのADEの修羅場の到来時期が、イスラエル、アメリカ、あるいは、アイスランド等のワクチン優等国の状況からわかってきた 投稿日:2021年8月23日
同じようなワクチンというのは、ファイザー社ワクチンやモデルナ社ワクチンなど mRNA ワクチンのことです。
そして、この災厄の中にあるイスラエルから発表された研究論文が、
「なぜ、ワクチン大量接種後に、感染が拡大していくのかの理由」を示していた
のです。
イスラエルの「 250万人 」のデータベースを調査した規模の大きな研究です。
その内容は、
以前のコロナ株に《自然感染》して治った人と比較して、ワクチン接種した人は、デルタ株に対して、感染率で 13倍高く、症候性コロナを発症する確率が 27倍高く、入院率は 8倍高かった。
というものでした。
二倍、三倍の話ではなく、「ワクチン接種した人々は、デルタ株に対して、非常に脆弱である」という事実が浮かび上がってしまったのです。
コロナに対しては、ワクチンより「自然感染による免疫のほうが強い防御を獲得する」ことが明確となっています。
250万人分のデータ分析ということで、ここにはなかかな異論が入る余地はないと思われます。
論文は以下にあります。
Comparing SARS-CoV-2 natural immunity to vaccine-induced immunity: reinfections versus breakthrough infections
SARS-CoV-2自然免疫とワクチン誘発免疫の比較:再感染と突破感染
(中略)
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政治に携わる人は政府に「国民に早くワクチンを打たせろ」と要望するのではなく、ワクチンの本当の危険性を明らかにさせ、製薬会社に何も言えないようなTPPで押さえ込まれた日本の現状をこそ変えるべきではないか。
2つ目の記事では、ファイザー社自身が21/7/28に公表した研究結果を伝えています。それによると世界各国4万人以上を対象に「ワクチン接種群約2万人」「プラセボ群約2万人」を追跡調査したところ、ワクチン接種にかかわらず死亡する確率は差がない結果が出たようです。さらに新潟大学名誉教授の岡田正彦先生はそれぞれの群の感染者の死亡率を計算されました。するとワクチン接種群は19%、プラセボ群は1.6%となり、ワクチン接種群の死亡率が異常に高くなることが判明しました。
ワクチンを摂取すると、変異株に感染しやすく、発症し重症化しやすく、その上、死亡率は高まる。
接種して何か良いことがあるのでしょうか。少なくとも人に強制するものではない。