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Author:Rs1421 [CC BY-SA]
クールジャパン機構に出資していた企業に資金(税金)が還流 〜 H2Oリテイリングは5億円の投資に対して110億円の出資を受けていた
株主企業の名前は、あら、お友達?どこかで見たようなラインナップです。その中でエイチツーオー・リテイリングは投資が5億円、機構からの出資が110億円と目立っています。
そもそも官民ファンドは第2次安倍政権が成長戦略として進め、リスクが高いために民間では資金調達できない企業の株を官民一体で買う機関で、事業が失敗して資金が回収できない、つまり税金が無駄になる可能性が高いものです。中には20億円つぎ込んだものの全く回収できない「全損」案件もあったそうです。東京新聞によると、18年度末の累積損失は179億円。これは投資の失敗という名で、誰かさんの懐に入った資金というわけですね。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
5億円の出資で
— 東京新聞労働組合 (@danketsu_rentai) 2020年1月5日
110億円の見返りを得るケースも。
公的資金の使い方がおかしい。
クールジャパン機構。#東京新聞 1月6日朝刊 pic.twitter.com/JpwItiNfba
安倍政権の「成長戦略」の
— 東京新聞労働組合 (@danketsu_rentai) 2020年1月5日
でたらめな実態がまたひとつ
明らかになった。
公金が企業に還流している。https://t.co/bCn4rKei7r
安倍政権の成長戦略「官民ファンド」の
— 東京新聞労働組合 (@danketsu_rentai) 2020年1月6日
クールジャパン機構。
出資した企業にドーンと公金を流し込み
甘い汁を吸わせる仕組みだったのか。#東京新聞 1月6日朝刊1面 pic.twitter.com/SLWTGF2kR5
公的資金が株主企業に還流された形で、機構の中立性が揺らぐ可能性がある。機構の投資先を決める内部組織に投資先企業の役員がいたことも判明。識者は、公的投資の名目で私企業の利益を図る「利益相反」の疑いを指摘する。
(中略)
慶応大大学院の小幡績(おばたせき)准教授(企業金融)は「官民一体という構造上、政府が機構の株主に一定の配慮をしなければならず、結果的に利益相反が生まれる。公金が使われる以上、国民に疑問を持たれる余地があってはならない」と語った。
(以下略)
日本の文化を海外に紹介し、マンガ・アニメ、食、ファッションなどの輸出を支援すると官民ファンドの産業革新機構が投資した事業が成果ゼロのまま次々に打ち切られ、その株式が民間企業に極めて廉価で売却されている。
中には20億円以上の「全損」案件もあり、税金の無駄遣いがはなはだしい。特に、2013年11月に鳴り物入りで設立された「海外需要開拓支援機構」(クールジャパン機構、東京都港区)のいくつもの投資事業案件が苦戦続きとなっている。
(中略)
言うまでもなく、官民ファンドの財源の大半が公的資金(税金)である。日本文化・インフラの輸出促進やベンチャー支援などのため企業や事業に投融資し、ファンドごとに保有株売却などで最終的に利益を確保、回収前することを目指している。
(中略)
その中でも、クールジャパン機構の損失が突出している。
(以下略)
日本の子どもの読解力が低下 / 日本の大学の理系論文数が減少 〜教育に市場原理を持ち込んだ結果の凋落
2019年に発表された調査結果では、日本の読解力が低下していることが問題となり、有識者からはコンピュータ教育が遅れていることを理由に、1人1台のタブレットを導入する提案も出たそうです。
しかし、以前から日本の子どもの読解力低下を指摘してきた新井紀子氏は、タブレットを導入すると、読解力は「もう終わり」と感じておられます。意外ですが、読解力を上げるには昭和的に板書をするなど書く行為がとても効果的なのだそうです。
今の子ども達は中学校になっても先生の話を聞きながらのノートが取れず、それどころか5年生でも自分の名前を漢字で書けない子も居る、その背景には世代を共通する会話がないことや生活の中の面倒臭い作業が無くなってしまったことが挙げられていました。便利なテクノロジーは、これまで子ども達が当然のように獲得してきた能力を失わせてしまったと具体的に解説されていました。
しかも「読解力」は学習の目的ではなく、あくまでも学ぶためのスキルで、この力があればこそ、その後、自力で学んでいくことができます。面白いことに数学など理系的な勉強にも読解力が必要なのだそうです。逆に、子ども達の読解力の低下は、必ず社会のコストや税収低下に跳ね返ってくると指摘されています。
新井氏の素晴らしいところは「恵まれた読解力を持つ人は社会のために、その幸運を使うべき」と考えられているところで、ご自身も「その幸運を社会の格差をなくすために使う」実践をされていました。
けれども少子化ゆえに「子ども」は成長分野とみなされず、メディアも企業も本気の投資をしないのだそうです。
さて、新年の長周新聞では、学者の島村英紀氏が日本の大学の理系の論文数が止まっていることを述べておられました。「質の高い論文数を示す国別世界ランキング」で、2000年以降、日本は急激に低下しているそうです。従来強いとされてきた分野でも、上位論文が減少しています。
日本は2004年から全ての国立大学が一斉に独立法人になり、大学への予算は年々減少し、自ら稼ぐことが求められた大学は目先のお金になる研究が優先されるようになりました。それは息の長い、そして空振りのリスクはあるがホームランの大きな可能性もある研究がやりにくくなってしまうことになりました。
島村氏は、日本の凋落の原因は日本政府による予算抑制の影響が大きいと指摘されています。ここでも大事な基礎研究を生産性のないものとした共通点があります。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
これむちゃくちゃ重要な記事。タイトルに拘らず読んでほしい。いかにして日本の学校教育が、「商売人」によって歪められているかがよくわかる
— 菅野完の従兄弟の同級生のお兄ちゃんの彼女の先輩の友達 (@noiepoie) 2020年1月4日
「ノートが取れない」中学生。日本の子どもたちの読解力はなぜ落ちたのか。新井紀子さんインタビュー|BUSINESS INSIDER https://t.co/bVXk5xNOdH
(中略)
新井さんの著書『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』『AIに負けない子どもを育てる』を読むと、むしろ読解力を上げるには、板書をするなど「書く」行為をさせること、つまり「昭和的」な教育の方が効果が上がった実例が書かれています。(中略)
(中略)
浜田:そもそも読解力、とはどんな能力なのですか。
新井:「読解力とは何か」については、(中略)PISA調査で目指している読解力は、複数の情報、複数の長文を批評的に読んで、自分の立場を明確にすることが求められている。15歳が今後生き抜いていく上で目指す読解力としては正しいと思います。
ですが、このレベルの読解力に突然持っていくことはできないわけで、その前に基本的な読み書きができないと困るのです。
(中略)
(中略)そういう状態で小中学校に、1人1台タブレットを導入すると、どうなるんでしょう。
新井:これはもう終わりだなと。特に小学生には絶対、タブレットは良くないと私は確信しています。
実際、先進的に導入した私立学校や家庭で既に弊害が出ています。小学校からタブレットドリルで学ぶと、紙や長文にはもう戻れないんです。意外なことですけれども、検索すら自分ではできなくなる生徒が出てくる。学びが非常に“消費的”になるのでしょう。 けれども、大学や社会で求められる学びは“生産的”な学びなので、タブレットドリルで育った子は立ち直れないほど挫折してしまう。
(以下略)
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[Sputnik]プーチン大統領がイルカと遊泳 政権20年周年記念でレア動画が初公開
これまでは馬に乗ったり、熊に乗ったり、戦闘系の画像が出回っていましたが
ひと味違います。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
このサイトでは、プーチン大統領の日常生活を捉えた初公開の写真を見ることができる。公開された写真や映像の中で特に目を惹くのが、キューバで2頭のイルカと交流するプーチン大統領の動画。
同サイトの説明には「公開のアルバムは、過去数年間で抜きんで素晴らしく興味深い写真と映像を集めました。よく知られた映像からすでに記憶の薄れたシーン、初公開のものもあります」とある。
(中略)
同サイトによると、イルカの動画は2000年12月、プーチン大統領がキューバを公式訪問した際、世界的に有名なリゾート「バラデロ」で撮影されたもの。
世界が第三次世界大戦を危惧する中、お正月ゴルフで「ゆっくりした」あべぴょん、そしてメディアが伝えない事実は無いも同然の日本
さて、世界各国は第三次世界大戦を危惧して、一斉に声明を出しています。一方で日本政府は昨年、国会を通さずに「海上自衛隊の哨戒機を今月下旬、護衛艦を来月上旬に派遣予定」すると閣議決定しています。ここまで事態が緊迫しているというのに、我が国の首相は正月休暇の真っ最中。会食、映画にゴルフ三昧で、一国の首相として中東情勢をどう見ているのか、我が国はどのような立場をとるべきかを発表する場面で「ゆっくりできた」とのコメント。
あんた、かつてイランで「橋渡し役になる」って言ったのでしょう?
しかし正月ボケの首相を笑えません。
来日している外国人観光客がイラン攻撃の話を交わす中、自衛隊派遣の当の日本人のトレンドに「中東」のワードは無かったそうです。マスメディアが取り上げないものは世の中に無いも同然の日本でした。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
首相の休暇は5日までの予定。6日は三重県伊勢市で伊勢神宮に参拝し、現地で記者会見する。
(以下略)
イラク「アメリカの攻撃はイラクの主権に対する傲慢な侵害」
— 異邦人 (@Narodovlastiye) 2020年1月4日
ドイツ「緊張緩和が必要」
フランス「全ての当事者の自制が必要」
英国「これ以上の対立は誰の利益にもならない」
4回目のゴルフに興じた安倍首相「ゆっくりできた」←強引に自衛隊派兵を決めながら中東情勢に言及なし。
安倍首相「英気を養う」年末年始
— 冨永 格(たぬちん) (@tanutinn) 2020年1月4日
28日 散髪~親族と中華料理
29日 ゴルフ~学友と中華(以後ホテル5連泊)
30日 ゴルフ~昭恵夫人らとフレンチ
31日 散歩~ホテルで「運動」~夫人らとステーキ
元旦 新年祝賀の儀~運動~夫人らと和食
2日 ゴルフ~夫人らとフレンチ
3日 運動~映画鑑賞
4日 ゴルフ
これ千葉のゴルフ場なんですね
— きままねこ (@sekainokinoneko) 2020年1月4日
未だにブルーシートの家が
たくさんある地域に行って
こういうことよくできるよね?
自分の至らなさを恥じいる気持ちも
全くないんだ 心底呆れる@AbeShinzo
首相、中東情勢言及せず ゴルフ満喫「ゆっくりできた」:朝日新聞デジタル https://t.co/bikS4ua0MX
「橋渡し役」だと思っでのは、本人とNHKの岩田明子だけだ。
— Hiromi1961 (@Hiromi19611) 2020年1月4日
首相、中東情勢言及せず イラン訪問時「橋渡し役」自負:朝日新聞デジタル https://t.co/BZuh7CfofS
今日の安倍のゴルフ相手である、籔本雅巳錦秀会グループ最高経営責任者は、「日本会議」と密接な関係にある山口県本部の右派の新興宗教団体、「新生佛教教団」の熱心な信者。・・と、ここまで書いてもらわないと、記事の価値なし。 https://t.co/VjzOvVmF2B
— Tetsuya Kawamoto (@xxcalmo) 2020年1月4日
【参戦】英国軍、中東ペルシャ湾に軍艦を派遣へ なお、日本は国会を通さず安倍内閣の閣議決定で海上自衛隊の哨戒機を今月下旬、護衛艦を来月上旬に派遣予定
— 𓉤箱コネマン𓁷 (@HAKOCONNEMAN) 2020年1月4日
Britain sends warships to Persian Gulf to 'protect our citizens' in wake of Qassim Soleimani's assassinationhttps://t.co/jJQrh8ZvnB
>米軍、中東に3千人増派へ
— 𓉤箱コネマン𓁷 (@HAKOCONNEMAN) 2020年1月3日
>イランは「報復」警告
米軍兵士をたった3000人の増やすとしたトランプ大統領。本当はポンペイオ国務長官たちは中東での米軍増派を万単位で希望していた。米軍戦争屋Bチームをわざと無抵抗にさせて中東アジアから米軍を全て撤退させる狙いがある。対シリアと同じ。 https://t.co/dRS5tqV1y4
中東へ自衛隊員を「派兵」しようとしている張本人である安倍首相が、他でもない中東情勢への言及を「避ける」という異常事態。人の命がかかっているのだから答える義務がある。答えないなら去れ。https://t.co/AWFUOxP7mr
— 異邦人 (@Narodovlastiye) 2020年1月4日
https://t.co/Gm0epEtWOe
— buu (@buu34) 2020年1月4日
「首相、中東情勢への言及避ける」
(だって、まだ原稿もらってないんだもん)
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