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南米ボリビアで米主導のクーデターが起き、エボ・モラレス大統領は辞任を余儀なくされた

 ボリビアでクーデターが起こっています。
エボ・モラレス大統領は10月20日の選挙で圧倒的な支持を受け再選されましたが、「アメリカ支配層から支援を受けている」反モラレス派による暴動とメディア、軍、警察の掌握により、強制的に辞任を要求されたようです。アメリカ大手メディアはエボ・モラレス陣営が不正選挙を行なったと主張していますが、大統領を守ろうと集まった群衆に向かってモラレス大統領は、不正疑惑がクーデターの口実であることを主張しました。また、ボリビアのラジオネットワークが、大統領政府に対するクーデターを呼びかける野党の音声をリークしました。そこから判明したのは、クーデターはボリビアの米国大使館が調整したもので、リークの中にはボリビアの野党指導者と繋がるアメリカ上院議員マルコ・ルビオの名前も上がっています。計画では、与党建物への放火やキューバ大使館への攻撃も含まれていました。
 アルゼンチン大統領、キューバ大統領、ウルグアイのムヒカ大統領もクーデターを非難し、モラレス政権を支持する声明を出していますし、メキシコ大使館はモラレス大統領の亡命を受け入れる考えを示しています。
 ボリビアは、モラレス大統領の元で新自由主義に対抗する政策をとり、貧困率を激減させ、乳幼児死亡率を半減、非識字率をゼロにし、収入格差を3分の2に減らすというチャベス大統領を彷彿とさせる改革を行なっています。
 激動の南米は、日本のずいぶん先を走っているように感じます。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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軍や警察が親米クーデター派につき、ボリビア大統領は辞意を表明
引用元)
ボリビアのエボ・モラレス大統領が辞意を表明、大統領選挙の実施を呼びかけた

モラレスは10月20日の選挙でアメリカ支配層から支援を受けているカルロス・メサに勝利したのだが、反モラレス派は抗議活動を開始、国営メディアを11月9日に襲撃し、軍や警察の幹部が反大統領派へついたことから政権の維持は難しいと判断したようだ

 メディアを押さえるのはクーデターの常套手段。ボリビアの場合、ラジオ局エルボルが先日、アメリカ大使館と連携して政治行動を訴える反政府派のリーダーの音声を公開していた。その音声の中にはマルコ・ルビオ、ボブ・メネンデス、テッド・クルーズといったアメリカ上院議員の名前も出てくるという。
(以下略)

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ボリビア:クーデター計画が発覚
(前略)
ボリビア・ラジオ教育ネットワーク(ERBOL)が、エボ・モラレス大統領政府に対するクーデターを呼びかけている野党政治家が関与する16本の音声記録をリークした。その政治行動はボリビアの米国大使館が調整したものだった
 音声記録の中で話されている中には、この南米の国で体制転覆の可能性を実現するためにボリビアの野党指導者と接触を続けている米国上院議員マルコ・ルビオ、ボブ・メネデスとテッド・クルーズがいる。
(中略)
野党の計画には、2002年のベネズエラの元大統領ウーゴ・チャベスに対するクーデターで起きたことと非常に良く似ており、最終的にはキューバ大使館への攻撃も含まれている。
(以下略)
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配信元)




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[Twitter]おばあちゃんの東坡肉(ドンポーロウ)

編集者からの情報です。
手をかけたお料理以上に、おばあちゃんの笑顔に見とれてしまいます。
(まのじ)
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配信元)

非正規職員にも防災対応を求める検討を始めた鹿嶋市、災害復旧作業は善意のボランティア頼みの石巻市、佐賀の被災地で国の責任を問う山本太郎代表

 NHKによると、茨城県の自治体鹿嶋市では、非正規職員の割合が5割にまで増えているそうです。福祉を担当する窓口では、高齢者や障害のある人の生活相談などに直接当たっているのは、いずれも非正規職員とのことです。そのような状況で災害が発生すると、そもそも正規職員だけでは防災計画に手が足りない上に、普段の市民との面識がない正規職員では防災対応が遅れたり不十分だったという反省がありました。
 そこで出てきた鹿嶋市の見直し案がひどい。災害対応には非正規職員も当たるように検討を始めたのだそうです。正規職員よりもはるかに少ない月給で、専門性を求められる仕事をこなした上に、災害となれば正規職員同様、防災対応に当たれという暴論です。
 また台風19号に被災した宮城県石巻市では、復旧作業をボランティアに期待しつつ、平日はボランティアの人手が足りないと訴えるニュースがありました。
 これらのモヤモヤするニュースについて「逝きし世の面影」ブログでは、きっちりと批判されています。「今後の正しい災害対応は、早急な正規職員の増員」であり、「公的な仕事は正規雇用に切り替えるべき」、「個人の善意に甘えることなく」「公の責任でボランティアには正当な賃金を支払うべき」だというものです。
 れいわ新選組・山本太郎代表は、九州ツアーの間に激しく被災した佐賀を訪ねていました(動画3:10〜)。そこで語られたことは、その後の台風15号、19号による各地の被災者の状況にも重なります。浸水して住めなくなった家屋であっても法的には50数万円の保障しか出ない。少なくとも1000万円程度の改修費を要するが、これでは普通の市民は元の生活に到底戻れない。善意のボランティア任せでは復旧、復興までに多大な時間を要する。支援金の大幅な増額とボランティアへの賃金支払い、そして自衛隊の被災地での活動範囲を民間の敷地に到るまで拡大できる運用変更を求めています。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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正規職員だけでは災害対応限界 見直しへ 茨城 鹿嶋
引用元)
ことしも台風被害が相次ぎ、自治体の災害への対応が喫緊の課題となる中、非正規職員の割合が全体のおよそ5割まで増えた茨城県鹿嶋市は、正規職員だけで災害に対応するとした現在の防災計画では限界があるとして見直しを検討することを決めました。(中略)
(中略)
こうした中、鹿嶋市は現在の防災計画を見直して非正規職員についても災害対応に当たることができるよう検討を進めることを決めました。
(中略)
鹿嶋市では、台風や豪雨の際の住民からの電話対応などを正規職員の代わりに担ってもらうことを検討したいとしています。
(中略)
また福祉を担当する部署では、台風が接近する前に高齢者や障害のある人を避難所まで車で誘導しましたが、ふだんは面識のない正規職員が行わざるをえなかったということです。市によりますと、市役所の窓口で高齢者からの相談に直接応じたり障害のある人の自宅を訪問し生活相談などに当たったりしているのはいずれも非正規職員だということです。
(以下略)
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被災地で平日のボランティア不足深刻 募集人数の半分も集まらず…〈宮城・石巻市〉
引用元)
台風19号の被害を受けた宮城県石巻市では、11月1日も、県の内外から復旧作業を手伝うボランティアが訪れていますが、被災地ではボランティアの不足が深刻となっています
(中略)
石巻市社会福祉協議会 庄司勝彦 事務局長
「土日は団体で入ってくれる方もいるし、仕事お休みで協力していただける方も多いんですが、平日はどうしてもなかなか集まらない状況

(以下略)
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新自由主義で縮小する「公」と官製ワーキングプア
引用元)
(前略)

早急な正規職員の増員しか、今後の「正しい災害対策」は無い

★注、台風15号の千葉県の停電の把握に時間がかかった大きな原因とは、現場の市町村職員の絶対数が足りないだけでなく、職員の自宅自身も被災するなど身動きが取れない。平時には何とかなるが災害時には役立たないのが現状だった。
(中略)
★注、
劣悪な雇用環境の非人道的な臨時雇用の非正規職員に対して、災害時には正規職員と同じ仕事を要求するというNHKにしろ、ボランティアのタダ働きを少しも疑問に思わず当然視するFNN(フジテレビ)にしろ同じで根本的な勘違いである。
先ず何よりも必要なのは昔のように公的な仕事を正規雇用に切り替えるべきであり、個人の善意に甘えることなく「公」の責任でボランティアに正当な賃金を払うべきなのです。
(以下略)


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[YouTube]KULNING:古くから伝わる牧歌、牛を呼ぶ歌

読者の方からの情報です。
(歌っているヨナさんのコメントより)
これはKULNINGと呼ばれ、古代から伝わるスウェーデンの、牛の群れを夕方に家へと呼び集めるための歌法です。
牛たちが、歌っているわたしの方へ駆け寄ってくる時の感じが大好き。
特にわたしのお気に入りの牝牛、スターが、常に一番目に走ってくるのが。
(annie)
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Kulning - Ancient herdingcall - A farewell song to the cows
配信元)

痛快!共産党・田村智子議員の安倍首相モラルハザード追求 〜 税金を使って毎年「桜を見る会」に安倍首相の地元後援会を大挙招待

 参院予算委員会での共産党の田村智子議員の追求が素晴らしいとネット上で話題になっています。その目覚ましい迫力に、読者の方々からも投稿が相次ぎました。確かに、折り目正しく的確に要点を突いてゆく質問が痛快です。
 まず最初に、安倍内閣のモラルハザードではなく「安倍総理自身のモラルハザード問題」としてターゲットをあべぴょんに絞ります。毎年4月に行われる総理大臣主催の「桜を見る会」が近年、参加者数も支出額も増加し、なんと支出額は予算の3倍、来年度の要求額に至っては今年度の異常な支出額をさらに上回る5730万円を求めています。ここから、この桜を見る会が、単に功労功績が認められる人々を招待し慰労をする目的ではなく、安倍首相個人の後援会の特典となっている実態を暴いていきます。桜を見る会に参加したことを嬉々としてブログにアップしている稲田規制改革担当大臣(当時)の後援会、世耕官房副長官(当時)の地元女性支援グループ、松本純衆院議員の後援会やウグイス嬢、萩生田光一自民党総裁特別補佐(当時)の後援会常任幹事会、これらの人々に一体どういう功労功績があったのか説明を求めますが、あべぴょん逃げる逃げる。大塚大臣官房長が代わりにセキュリティだの個人情報だのとってつけた答弁をするので、田村議員に「もういい!手を上げないで下さい」と拒否られる始末。主眼の安倍首相の後援会への取材は充実しており、毎年の桜を見る会とその前夜祭であるホテルでの安倍夫妻と過ごす盛大なパーティがセットとなっており、それが安倍首相の後援会の一大行事になっていることを丹念に示していきます。安倍首相が招待した後援会850名がバス17台を貸し切り、入門前に秘書が全員の受付表を回収し、まとめて受付を済ませ手荷物検査なし、という一連の見事な後援会活動です。最後の28:50〜29:30のトドメはぜひ動画をご覧ください。
(まのじ)
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配信元)











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